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AOR、集中と拡散


いろいろ聞いてきた我々それぞれのイメージするロック。それが我らのAOR。今回は、飛び入り前座のコースケオーノ氏のカウンターDJで始まり、浅見さんa.k.a.ダメ男、ドカさん、追川×カズマは打ち合わせなしのタッグ芸、主宰makizoo、初登場ゆっきーさん、ゲンさん、という参加DJ陣。前半にWHO関連の曲が続き、ちょうどたまたま嫁から借りてきた「The Kids Are Alright」のDVDを流しがけ。今回の「AOR(After h'Our Rock)」はポップ寄りだった前回に比べ、多様性が広がった気がした。

集中と拡散。拡散のためには集中が、何かのテーマを掘り下げるためには拡散が必要である。自分としてもふだん聞かないようなものがたくさん聞けて楽しかった。その中からまた次につながっていくものがあるのだろう。次回4回目の「#3」は、2/27(土)の予定です。

参加DJもみなさんよく飲んでくれた。最近よくそういう話になる。集客か、さもなくば自ら飲むか。エンターテイメントなものがあんまり好みではない自分としては、集客はともかく演者自身がやりたいことをやって楽しんでもらうことを優先としたい。酒場としては本来、お酒を飲むこと飲ませることがエンターテインであるべきなのだが、音楽のイベントとなると音楽がメインになってくるので、お酒はその付随物となってしまうらしい。

そもそもエンターテインとは何だろう。enter(間を)-tain(保つ)で、人と人の間をとりもつこと、とのこと。そうしてみると、お酒でとりもつ酒場の中で、音楽は音楽でとりもってもらわなければならぬ。DJはDJ同士でとりもっているのがDJイベントなのかもしれない。それはそれでとても楽しい話で、それをお客に広げていってもらえたらいいのではないだろうか。多くの集客、というよりは、いろいろな人をとりもってほしい。集中(DJ同士)と拡散(集客)。これもまた我らの音楽の希望である。


by barcanes | 2015-11-01 07:13 | 日記 | Comments(0)