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オシャレ

お前の美学をわかってくれる女がいるとしたら、植村直巳の嫁さんぐらいの確率しかないぞ。お前にはオシャレが、シャレオツが足りない。と言うかセンスがまるでないんだよねー。ということで今日もオシャレについて。

音楽でも建築でも文学でも、古いものがあって今がある。古いものが分からないと今が分からないからと言って、いつのまにか古いものが好きになってしまう。古いものが好きな男は、過去の感性に留まってしまって、どこか昨日までの自分に閉じこもってしまうのに似たようなところがある。オシャレというのは、今日、今ということなんだろう。人が見て見られているのは昨日までの自分ではなく、今とこれからの自分なのだ。

「洒落(しゃれ)る」は一節には、風雨に曝(さら)された、サレる、曝(しゃれ)るの転で、シャレ板といやあ木目のよく出た古板の、垢抜けて余分なところがなくなった小粋な様よ。生意気なことを言っちゃあ洒落(しゃら)臭え。ものごとに頓着せず、さっぱりとしてわだかまりのないのが洒落(しゃらく)。灑落とも書く。謝って落ちるの謝落(しゃらく)は、一定の時期に花が脱落すること。洒落女と書けば華美なよそおい、江戸の遊女。おじゃれー(おいであれ)の呼び込みは江戸の飯盛り「おじゃれ」女。洒落者と言ったら気のきいた風流人から派手に着飾る人、滑稽な者のことまでをおしゃますおしゃんすおしゃります。以上、広辞苑より。
by barcanes | 2010-11-19 13:21 | 日記 | Comments(0)