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2017年3月のイベント予定です

2017年3月のイベント予定です。(3/15改訂)

以下の週末など、イベント予定が埋まっていません。ご協力お願いします!
3/3(金)、3/11(土)、3/20(月祝)、4/9(日)、4/14(金)、4/16(日)、4/22(土)、4/30(日)、5/5(金祝)、5/4(木祝)、5/6(土)、5/7(日)...。

3/4(土) 「ゴキゲンムーディー大作戦☆」
オープン19:30 / スタート20:00 料金¥2300
【出演】アノアとペロ、斉藤ネヲンサイン
【DJ】斉藤ネヲンサイン、kzmx

 久しぶりの「アノアとペロ」のお二人は、「藤沢歌謡会」主宰カズマックスと、DJもやるネヲンサイン君との共演です。

3/5(日) 「obakeの時間」
 19:00〜22:00 Charge:¥1000
【Live】 Obake /シモケンズ/ SMS

 IRIE TIMES静川君プレゼンツ。3バンド対バン。

3/10(金) Free Friday #23
makizooの「キラキラ金曜日」
 9pm- No Charge
【カウンターDJ】makizoo

 「キラ金」としては4回目になるはずの今回は、SSWやBlue Eyed Soulを多めに、春らしいキラキラ・ソングを回します‼︎

3/12(日) 「Cane's Bandセッション」
 夕方4時より

3/17(金) Free Friday #24
Bataan Qの「ギラギラ金曜日」
 9pm- No Charge
【カウンターDJ】Bataan Q (a.k.a. tetchan')

金の斧といえば銀の斧、キンさんといえばギンさん、そしてキラ金といえばギラ金!!
藤沢 Bar Cane's にて好評な1タンテDJナイト、Free Friday。まきぞうの“キラキラ金曜日”のむこうをはって企画した“ギラギラ金曜日”が、約半年ぶりに帰ってきます!!
今回もLatinメインで構成しようかと思っています♪
加えて、翌日催される Voices Inside 9周年パーティの前夜祭ということで、「ボクと二見の愛の9曲(仮)」コーナーも!!
半年ぶりの“Greasy”な情熱の世界、脂ぎった情念の世界を、皆さまとともに満喫できれば幸いです!!

3/18(土) 「Voices Inside vol.109 ; 9周年!」
 7pm- No Charge
【9 Magnificents】
師匠、文屋章。
藤沢から、
宮井章裕(Sandfish Records)、
阿仁敬堂(a.k.a.ダメ男)、
KZMX(藤沢歌謡会)、
久保田耕(ファン研部長)。
横浜から、
Gen(Three Amigos)、
Yamada(横浜 Hot Vinyl)。
Voices Insideから、
顧問関根雅晴&大野正雄。
【& me】二見潤

108回と煩悩の数だけ続けて、そして迎えるVoices Inside 9周年は、”The Magnificent 9 + me”と、思い切り荒野の七人からパクったタイトルで、9人のゲストが9曲ずつ選曲をして9周年を祝います!
何が飛び出るか分かりませんが、祝祭感覚溢れる夜になることでしょう!

3/19(日) ”SOUL KINGFISHER Vol.6” A Night of Northern Soul in Fujisawa
 7pm-  Charge 500yen
【DJ】 Gustavmod
 Yamada (Yokohama Hot Vinyl)
 Keisuke Yamauchi

 Bar Cane’sにノーザンソウル・パーティー「SOUL KINGFISHER」が一年ぶりに戻ってまいります。この「SOUL KINGFISHER」、藤沢の鳥であるカワセミ(kingfisher)をタイトルに冠したイベントとして2015年に始まりましたが、メンバーの事情により約一年間のお休みをいただき、今回ようやく復活の運びとなりました。

 今回のメンバーは、ノーザンオールディー好きとUK産ソウル好きのいつもの二人と、前回と同様に参加していただく現役ダンサー兼DJで活躍中の山内佳祐くんです。
 (タルカム・パウダーは禁止ですが)アクロバットなダンス可能の板張りフロアと、メンバーがこの一年間に買いためた”Rarity”の数々が皆さんをお迎えいたします。

 毎回配布している無料の記念エンブレム、今回も準備中です。今回から登場のキャラクター”Mr. Kingfisher”くん、オリジナルデザインは漫画家の葛西映子さんへお願いしました、お楽しみに。

3/24(金)Free Friday #25
阿仁敬堂の「ヤミ金 ”Funkヨコグシ理論”
 9pm- No Charge
【カウンターDJ】阿仁敬堂(a.k.a.ダメ男)
 
2回目の闇で病みな金曜日「ヤミ金」です。「Funkヨコグシ理論」とはなんぞや!乞うご期待。

3/25(土) 「ドロ金DX!featuring 竹田信吾」
 8pm- Charge:自由料金制(投げ銭)
【ゲストLIVE】竹田信吾(キャットニャンダフルフォーク部)
【DJ】マサオ “Blow Your Harp” オーノ、二見潤

 マサオさんの「ドロ沼金曜日」デラックス!山梨のパンク・ブルーズ・ファーマー竹田さんがやって来ます。Voices Insideのお二人と迎え討ちます。

3/26(日) Irish Session #30
 5pm- No Charge

毎月やってる「アイリッシュ・セッション」。こんから夕方5時スタートとなります。よろしくお願いします。

3/29(水)「かわECM #12 ”春爛漫!明るく楽しいフリージャズ!”
 9pm- No Charge
【カウンターDJ】かわい治療院、tsk
【ピアノ王子&クラシック】田尻有太

こないだ沢田さんとチャーリー・ヘイデンの話になって、オーネット・コールマンを聞いたらなんだか明るい気分になってきたので、春を感じて明るいフリージャズめにいってみたいと思います。

3/31(金) Free Friday #26
Gen さんの「Gen 金!#3;感情Boogieにお任せあれ!」

 9pm- No Charge
【カウンターDJ】Gen (Three Amigos)

アレもブギー!コレもブギー!
ブギーにだっていろいろあるよ!
って感じで自分なりのブギー観をさらけ出してみたいと思います。

4/1(土)
”フランク・ザッパ・ナイト《第一夜》「つらい浮世」”

8pm- No Charge
【案内人】NAKAO、阿仁敬堂

4/2(日) よみきかせのみきかせ#19 

4/7(金) 潤金#7 アンサーソング

4/8(土) 藤沢歌謡会#21

4/15(土) Voices Inside #110

4/21(金) 「オトナのにこにこぷん」
 open 19:00 / start 20:00 予約2500円/前売り3000円
【出演】矢野絢子(ピアノ・うた)
 山村誠一(スティールパン・パーカッションetc.)
 とんちピクルス(ウクレレ・うた)
【メール予約】 yanojunko.live@gmail.com

4/23(日) Irish Session #31

ゴールデンウィークは沢田穣治まつり!

4/28(金) 「カツヲスペシャル」
 【出演】まえかわとも子(うた)、沢田穣治(b)、
 馬場孝喜(g)、沼直也(dr)、和田充弘(tb)

4/29(土) After h’Our Rock

5/2(火) 「沢田沼田尻」
 【出演】沢田穣治(b)、沼直也(dr)、田尻有太(p)

5/3(水) 「沢田尻 ピアノバトル第2弾」
 【出演】沢田穣治(p)、田尻有太(p)

5/13(土) Irish Session & Live!

5/20(土) Voices Inside #111

5/28(日) 龍麿円形劇場

6/4(日) よみきかせのみきかせ#20

6/9(金) ドロキラゲン金

6/17(土) Voices Inside #112

6/24(土) AZUMI/夜久一(やくはじめ)

6/26(月)
「小松崎健&浜田隆史LIVE」
7pm- チャージ¥2500
【出演】小松崎健(ハンマーダルシマー)、浜田隆史(ギター)
【ゲスト】ダルシカフェ

7/15(土) Voices Inside #113

7/29(土) 今西太一

8/6(日)Cane's田火田共催 地曳網大会@鵠沼海岸堀川網


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by barcanes | 2017-03-31 23:01 | イベント | Trackback | Comments(0)

メデスキさん

3/27(月)

コースケ宮下よりさらに若手のペダルスティール奏者がいるそうで、彼とセイクリッド・スティールの話をしてきたという客人がロバート・ランドルフを聞きたいと言う。ジョン・メデスキの関わったコンピとかアルバム(WORD)とかいろいろあるぞい。そーいえば映像もあったなあと思って”Bonnaroo Festival”2002年のDVD。キャンベル・ブラザーズも出てます。

他にもトレイ・アナスタシオのビッグバンドにシロ・バプティスタが騒いでるやつとか、ベラ・フレック&エドガー・メイヤーとか、同じ年のその翌月ぐらいにフジロックに来たギャラクティックが全く同じ服(それって普段着じゃなくて衣装だったのかよ)を着てたりとか、見所満載でよく見たものです。

この日はそれまでずっとVerve時代のジミー・スミスを聞いていて、ここのところ一緒によくオルガンものを聞いている客人と、翌日はメデスキ・マーティン・ウッドを。2004年に秩父の野外フェス(TPC)に見に行った時のテーパー音源が以前ネットに出ていたやつを聞く。その時もシロ・バプティスタがボナルーの時と同じように暴れていて、他にもロジックみたいなDJがいたような気もする。とにかくいいライブだったし、その音源もなかなか音が良い。

3方あるいは4方ともキーボード群に囲まれたメデスキさんが次々と左右の手を動かし回り、レパートリーを途切れずにしかしテンポは自在に緩急しながらつないで行く。その手法は70年代のマイルスのようだし、最後にはジミヘンの”Fire”のリフが来たりして、当時のジャム・バンド・シーンと野外フェスをブラック・ファンクで結びつつ、客を踊らせることもできちゃうクラブ・ジャズ的でさらにノイズなところもあり、要するに見事な良いとこどりフリー・ジャズなのである。素晴らしい。

その前にはちょうど先日ライブをやってくれた竹田さんとメールをやりとりしててスライド・ギターの話になり、Dave Tronzoというギタリストをお勧めしてくれた。知らなかったのでさっそく探してみると、昔買ったスライド特集の本に出てた。ライ・クーダー、サニー・ランドレスの後のJohn Hiattのバンドのスライド・ギタリストだそうである。

しかしちょっと調べた感じではCDなんかも入手不能。”Spanish Fly”という変なフリージャズのバンドをやっているようなのですが、Youtubeを見てみると同名のヒップホップ・グループとヴァンヘイレンの同名曲のカバーばっかり出てきます。ちょっと待てよ。はい、また出ましたメデスキさん。一緒にやってますねえ。ニューヨークあたりのシーンになるのでしょうかね。

なんだかオルガン・ジャズといいセイクリッド・スティールといいシロ・バプティスタといい、このところ全部メデスキさんにつながってしまう。おそるべしメデスキさん。

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フロリダの一地域だけで脈々と受け継がれているらしい、狂熱のゴスペル感が楽しめる2001年のライブ盤。キャンベル・ファミリーはもちろん、ランドルフ・ファミリーもいますが、メデスキさんはもちろんいません。Vol.9ってことはたくさん出てるんだろうなあ、セイクリッド・スティール奥深し。


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by barcanes | 2017-03-31 22:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)

レギュラー・スライド名人芸

3/25(土)

山梨は八ヶ岳の麓で野菜を作りながらリアル土臭い音楽をやっているパンク・ブルーズ・ファーマー竹田さん。当店たぶん3回目のライブは仲間の力を仰いで「ドロ金デラックス」という形でやってみた。我々(Cane'sバンドからの3人)も出演者との絡みを模索する機会と捉え、前座的に一緒に演奏した。出来はともかく、そういうことをいつでもできるようにしておきたいと思います。

竹田さんも飛び入りを好む人のようで、アマチュアだろうと素人だろうと、わりとなんとかしちゃう。弾き語りというのは聞いてる方もそうだが、やってる方も単調になってしまいがちだから、意外性を取り込んでいくようなセッション感覚を大事にしているのだろう。

我らが”Blow Your Harp”ブギ男もSP盤などのDJの他、「ジーザス!」と新たなアダ名を与えられ、何度もハープで参加。潤君のパンク、ロッキン・ブルーズ、ブードゥー・ブルーズなどのツボをついた選曲も良かった。他にも竹田さんの知り合いの方たちが飛び入りしてくれて、面白そうな雰囲気が溢れていたのか、ふらりと飛び込んで来てくれたお客さんもあって、いいイベントになった。

それにしても竹田さんの、レギュラー・チューニング+スライドは名人芸の域で、本人は「ノイズですよ」なんて言っているけど、その音程感が絶妙である。しっかりしたフィンガー・ピッキングと中間音。ブルーズかくあるべし!と感じられた。ラモーンズや原田知世などのカバーも秀逸ですが、私はこの歌の、リトル・リチャードとスクリーミンJが登場してからの、続くパートなんかとても好き。

「汗だくジョーストラマー
泥だらけジョーストラマー
鍬をふるよジョーストラマーの背中が俺にこう言った

弱きをたすけ 強きをくじけ
虐げられし者たちの頭上に光(怒り)を照らせ

ロックンロールファーマー
ロックンロールファーマー
僕はロックンロールファーマー」
(ロックンロールファーマーのテーマ)

泣ける。こういう歌は竹田さんじゃないと書けないし歌えないだろう。次回は秋頃にということで、我々もまた参戦できるようにしたいなと思います。
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by barcanes | 2017-03-31 21:58 | 日記 | Trackback | Comments(0)

これが「Funkヨコグシ理論」だ!

3/24(金)

1977年。P-Funkを聞くようになって少年は初めてFUNKを意識した。その年から遡って中学生の頃に聞いていたザッパやツェッペリン、そして小学生の頃の「ブルース・リー」や71年「オバQ」まで、後から聞いたらFunkじゃん!という曲をかけていく。後半はまた77年に戻り、80年代にかけてジャズしか聞いていなかった青年が、当時「オルタナティブ」と呼ばれていたタイプのニュー・ウェーブやフリー・ジャズの中からFunkの感じられるものをかけていった。いわゆるFunkアーティストは一切なし。いわば自分の音楽遍歴をFunk抜きにFunkで串刺してみる。それが「Funkヨコグシ理論」の正体だっ!

Funk以外にもいろいろな「横串」が可能だねということで、BluesやShuffleやNew Orleansなどもヨコグシできるかもしれないし、次週「Gen金」ではブギーで「縦串」しちゃう「感情Boogieにお任せあれ!」で3月末日を飾っていただきます。こちらもよろしくどうぞ!

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Rough TradeからのJames Blood うlめr1980年盤は熱かったです。終演後に通しで聞かせてもらいました。代表作とされる”Black Rock”なんかより断然いいですね。
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by barcanes | 2017-03-31 16:42 | 日記 | Trackback | Comments(0)

ノーマライゼーション

3/26(日)

私は高齢者施設で働いている。利用者さんのある女性は認知症とされているのだが、私の身体的特徴をしつこく言ってくるので、とうとう怒ってしまった。「最近冷たいじゃない。」怒った理由を言うと、「なんだそのことだったの。ごめんなさい。」素直に謝ってくれた。だから許した。認知症なんて言ったって、ちゃんと憶えているのである。

職場では近頃「ノーマライゼーション」ということを言われる。私はこの言葉が嫌いだ。福祉の世界では健常者と障がい者が共に生き、同様に扱うべきという意味で使われる。(音楽では音量の均一化、数学では正規化、工業などでは規格化あるいは標準化(Standardization)という意味もあると思う。)利用者さんのわがままに全て対応できればそれは理想かもしれないが、人手が足りないのが現実だ。若いスタッフたちに仕事の優先順位をいちいち自分で判断させるのは難しい。

それに利用者さんを区別せず健常者と同様にと言ったって、ここではお客さんなのだ。程度の差があるにせよ認知症と一様に診断しておいて(それこそ均一化ではないか)、個別の対応を現場のスタッフに委ねるのには無理がある。それこそ利用者さんはそれぞれのスタッフに対しても個別の感情を持つ人間である。一様にノーマライゼーションなんて言っていたら、こちらがマニュアル通りのロボットになるしかないだろう。

だから私が怒ったのは、むしろそれこそノーマライゼーションじゃないだろうかと思う。利用者さんだろうが認知症患者だろうが、そしてお客さんだろうが、嫌なことを言われたら怒りたくもなるし、機嫌の悪いことだって調子の良くないときだってあるのが人間なんだ。人間と人間が対等に付き合うのがノーマライゼーションだって言うんだからさ。

そうして考えてみるとさ、他人行儀の笑顔の接客なんてさ、ノーマライゼーションじゃないじゃない?よそよそしいサービスなんて求めてないよ。こうやって話しに来てるんだからさ。だいたい健常者なんておこがましいんだよ。「非患者」っていう言葉があるんだよ(©︎中井久夫)。みんな度合いの差はあれ障がい者みたいなものだろう。あんただって協調性の欠如した社会不適格だろうし、発達障害みたいなものでしょ。

ええ、そうですとも。この店も飲み人同士の、主客同等のノーマライゼーションでやってきちゃいましたからね。小雨降る肌寒い日曜日の「アイリッシュ・セッション」(今回から5時スタートです)が終わった後、そんな話をしました。

稀勢の里が優勝決定戦を制して涙の逆転優勝。甲子園は2試合連続で延長15回引き分け再試合。向かい風の冷たい雨の中佐倉マラソンを走ってきたアニキは2時間52分というタイムで6年連続サブスリーを達成。ふらっと入ってきたお客さんは神戸でミュージック・バーをやっているという外国人の方。そして「アイリッシュ・セッション」は今回も参加者ゼロを免れた、そんな日曜日でした。
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by barcanes | 2017-03-28 00:38 | 日記 | Trackback | Comments(0)

どうせやっぱり

3/22(水)

「どうせ負けるんでしょ。どうせ打ち取るんなら点を取られる前に打ち取ればいいのに。負ける試合なんか見たくない。どうせ負けなんだから。」負けたっていいけどさ、負ける負ける言うなよ。でも腹が立ったのは野球ではなくて、珍しく早起きしたと思ったら野球を見てる私の方なのだろう。「お父さん、どうせあとで寝るんだよ。遊んでもらえないよ。」子供に言う。悪いのは私のせいでも負けてるせいでもなく、そんな時間に野球をやってるからだ。明け方の、現地時間デーゲームならこんなことにはならなかったのだ。

確かに千賀の2イニング目は嫌な予感がしたが、名手菊リンのエラーも痛かった。こういう試合ではミスをした方が負けるのだ。やっぱり言われたとおり負けた。そして私は子供と公園を走り回った後、夕刻やっぱり眠くなった。妻は実家に帰ったら「ドカベン」を一から読み直すそうである。

夜は最近オルガンづいていて、ジミー・マグリフやグルーヴ・ホームズなどの真っ黒なオルガンFunkを40Hz以下のスーパー・ローを上げ目で聞く。70年前後にはオルガン・ジャズにもファンクの波が押し寄せ、ニュー・ソウル期にはキャロル・キングなどの白人曲が取り上げられることも多い。いい時代である。セールス的な要請であろうが、ジャンルを越えて壁を超えて混じり合う音楽が好みである。

さてオルガンの御大ジミー・スミス師はその頃どうしていたか。Verveに移籍し”The Cat”などのオーケストラ・ポップのヒット作を出した後、65年”Got My Mojo Workin’”で突如ブルーズを唸り始めるのである。そして66年”Hoochie Cooche Man”、67年”Respect”、68年”Stay Loose”と、選曲の無節操ぶりも無邪気な歌もの(唸り含む)アルバムが続く。オレの音楽をジャズと呼ぶな、とマイルスは言ったそうだが、オレの音楽をR&Bと呼べとスミス師が言ったかどうか、ソウルまでひと跨ぎにして72年のどファンク盤”Root Down”へと繋がってゆく。

この時期、40歳前後のスミス師の「どうしちゃったの?」ってくらいのお茶目なおちゃらけっぷりは、同時代のソウル、ファンクの隆興に対する彼なりの全開ソウル・ミュージックだったのだろう。オレの真っ黒ソウルを聞けと。その後この流れは沈静化して(Verveからも離れます)、ジャズ・オルガンの一巨匠としての活躍は続くわけだが、「どうせ」ジャズに戻るんならそんなことしなきゃよかったじゃん、と言うわけにはいかない。なんてったって私はやっぱり、この時期のスミス師が好きなのである。
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by barcanes | 2017-03-27 23:09 | 日記 | Trackback | Comments(0)

たじろっくの思い出

2/25(土)

前日に急遽、沢田穣治さんが飛び入りしてくださることになった。何度も紹介しているように、田尻有太(p)、宮下広輔(ペダルスティール)、オカザキエミ(うた、ウクレレ、コンサーティーナ)、まえかわとも子(うた、ガットギター)、宮武理恵(Per)の5人は2008年頃からCane'sによく集まってくれたメンバーで、学生時代からの音楽仲間である。

今回はそこに、やはりみんなの学生時代からの仲間であるベースの石井裕佳子さんが参加してくれた。後列に立ちはだかる女神ベースで底辺を支え
楽器編成としてもまさにバンドとなった。さらに田尻とまえかわの他はほぼ初対面の大マエストロ沢田さんが入ることで、ゆるやかな緊張感が生まれ、皆がお互いの音に耳を澄ませながら音楽が形作られてゆく。その場に立ち会え、そしてその場を提供できたことに、この上ない幸福を感じる一夜だった。

その点でも、田尻のソロピアノとフリーから演目を始めたことが功を奏したと思う。多くを語ることはできないので、写真で振り返っておきたいと思います。録音も割とよく録れていたので田尻に渡しておきました。いつかミックスしてくれることを期待してます。

1、田尻ソロピアノ2曲(オリジナル&「ブラック・ホール・サン」byサウンド・ガーデン)

2、フリー 田尻、宮下、ゆかこ、沢田(ガット・ギター)
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3、田尻弾き語り「あの頃の君と僕」(byサカイコウヘイ)「東京タワー」w/りえ、宮下、ゆかこ

4、オカザキエミ弾き語りコーナー
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途中でまえかわ飛び入りして二大歌姫の共演「恋するニワトリ」(by谷山浩子)
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(我ながらいい写真だ。)

5、宮下ソロ「shenandoah」
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(まえかわさんが覗いてます。)

6、まえかわさんコーナー
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(エミちゃんが覗いてます。)

二人増え、
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そして全員揃いました!
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「こいはこいはこい」とか「うきうきー、うきうきー、春だねー」とか「ごはんが食べたいなー」とか、見に来てたなっちゃんも毎日歌ってます。

7、延長戦でピアノバトル再び
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田尻と沢田さんが交互にソロピアノを弾いてくれました。


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by barcanes | 2017-03-26 19:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)

季節の変わり目

3/10(金)

月曜日から打ち込みを始めて1日2、3時間程度ずつ。レシートの仕分けだけ済ませておけば、申告用のソフトへの打ち込み作業は年々スピードアップし、3、4日で終わる。この数年、売り上げから諸経費、所得まで申告内容に誤差はほとんどない。完璧な打ち込み具合だ。ただし株主の皆さまへの経営報告は、気分を害される方もいらっしゃるかと思いますので遠慮させていただきます。お察しのとおりです。

それにしても一年間の金額とにらめっこするのは苦行である。(儲かっていればもう少し気も楽かもしれない。)様々な支払いが多いのが気になり、その分だけの収入が増えていないのが気になる。一年間の様々な買い物のひとつひとつに思い出があり、今はもう来なくなってしまった客人の名前が伝票の一枚一枚に見える。日々の銀行通いでさえ、通帳に目を通せばその後にコーヒーの一服が必要となる私にとって、一年間の数値を浴び続けることは苦行に他ならない。嫌なものだ。こんなことはせめて一年に一度まとめてやってしまうに限る。お金を数えるのが好きな人は、それだけでも幸せだろう。

今年は朝早く出て青色申告会の開場前に30分並び、10時には申告内容の確認が終わった。例年ならそこで提出して終了なのだが、今年からマイナンバーが必要という。(マイナンバーは妻の職場で必要となり、書類をもらってくると家族の分も同時に発行される。もらおうがもらわなかろうが、番号は勝手につけられているそうだ。)マイナンバーのカードを作っていなければ、免許証の写しを添付しなければならず、青色申告会では個人情報を預かることができないとかで、税務署で書類を提出するように言われる。なんという二度手間だ。個人情報などどうせダダ漏れだろうに。

藤沢に戻り税務署は長蛇の列。別棟の提出のみの窓口も並んでいたが10分ほどで終わった。毎年これを終えると春の訪れのようなスッキリした気分になるものだが、今年は全然そんな気持ちにはなれない。お金のことなんか考えずに生きていたいものである。

今年は元入金(もといれきん)がマイナスに転換。これはマズイのかと思って調べてみると、帳簿的には問題ないらしい。ただし収入の割にプライベートの支出が多いということになるようだ。今年の元入金の金額は、前年の帳簿の時点で決まる。翌年の元入金は、(全て今期の)元入金+所得+事業主貸+受取利息−事業主借という計算式となることが分かった。つまり昨年度以前からのマイナス傾向が積もって今年の数値に現れた、ということになるのだろう。今年のお勉強でした。

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夜はマキちゃんの「キラ金」。春のSSW(シンガー・ソングライター)&ブルー・アイド・ソウル(これはBESとはあまり言いませんね)がテーマ。終盤恒例、来客それぞれに曲のプレゼント・コーナー。私にはDaryl Hall & John Oatesの”So Close”という曲。1990年のアナログ”Change Of Season”というアルバムから。ああ、なんでぴったりなの。ちょうど申告も終えたし、季節の変わり目です。

金曜日のカウンターDJシリーズ”Free Friday”に参戦してくれているDJ陣がこの日もたくさん集まって下さった。「金ちゃんファミリー」勢ぞろいで、年末の金曜日に「金ちゃんのドコまでかけるの?」をやろうと盛り上がった。「良い盤ワル盤フツウの盤」とかね。

その前に6月生まれの3人による金ちゃんファミリー企画が6/9(金)にあります。「ドロ金」「キラ金」「Gen金」合わせて「ドロキラゲン金」です。こちらもどうぞよろしく。そして金ちゃんファミリー新規参戦者もお待ちしています。

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辻堂ついでに藤沢市のアートスペースというところに初めて行ってみました。草間彌生展と浮世絵館、どちらも入館無料。「兒がふち(稚児が淵) はなつたらしが しやべつてる」と書いてある江ノ島の浮世絵。こんな感じの江ノ島の子どもだったヤツ、何人か知ってる気がする。


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by barcanes | 2017-03-26 18:56 | 日記 | Trackback | Comments(0)

ソフトドリンクに謝ります

3/6(月)

新年から断行しようと思っていたのですが、ソフトドリンクを少し値上げします。500円のものを600円にします。ごめんなさい。謝罪に至る経緯について書いてみます。

私がバーの世界に入った頃、ソフトドリンクというのはお酒を飲みたいのに飲めない人が飲むものでした。私は大して飲めもしないくせに頑張って飲んでたクチだったので、それでも飲めない人はかわいそうだなと思っていました。まだ車でも飲める時代でしたし、バーでソフトドリンクを飲む人なんて、酔っ払ってそれでも何か飲みたいっていう人しかいなかったんです。だから安くてよかったのです。

店を始めてしばらくして飲酒運転の取り締まりが厳しくなり、客足が減りました。それでも来てくれる人は「今日は車だから飲めない」それはかわいそうだね、やはりそうなります。ライブをよくやるようになると、出演者目当ての人はジュース一杯だけということが増えました。うちは酒場だからお酒が進む音楽をやってほしいと思うけれど、お客の嗜好までは縛れないし、実際ミュージシャンの趣向を縛ることもないのです。

ミュージシャンもお酒を飲まない人が増え、飲まない出演者の時はお客も全然飲まないということが不思議と起こります。今まで一番スゴかった典型例は、お酒を飲む人がバンドとお客さんも含めて一人だけということがありました。そういう時代になったのかーと思いましたが、同時に酒場でやる意味があるのかとも、あるいはただの場所貸しでもいいのかなとも思うようになりました。

私のお店は料理がありませんから、ほぼ飲み代でしか売上がありません。お酒をたくさん飲んでくれるお客で成り立っています。私としては一人2、3杯飲んでいただけることを期待していますから、何杯も何杯も飲んでくれる人が一杯だけのお客を支えてくれていると言っても過言ではありません。(あ、もちろん一杯だけフラッと立ち寄っていただけるのも歓迎です。)

問題は、ジュースの人は何杯も何杯も飲めませんよね。ビールは何杯でもお代わりできるのにね。不思議です。値段の高いジュースっていうのもありませんし、だから飲めない人って本当はお店に貢献してくださりたいのでしょうけど、なかなかできないのだと思うんです。(そういう場合は私に奢って下さってもよいのですが。)ほんと申し訳ないです。だから、ソフトドリンクをかわいそうだと思っていたことを謝りたいと思います。

いっそのこと一杯1000円ぐらいにしちゃおうかなと思ったのですが、それはエゲツなさすぎと言われたので、ちょっとだけの値上げにしました。実際のところお酒もジュースも仕入れ価格が値上がりしてますから、全体を値上げしなきゃならないのですが、お酒の方はちょいちょい値上げさせてもらってきましたので、ソフトドリンクもそろそろよろしくという感じです。ジュース類は実は開店以来初めての値上げじゃないかな。そうでもないか。最初は300円とか400円だった気もする。

今後もお酒メインですが、ソフトドリンクもどうぞお気兼ねなくガンガン飲んでください。お酒を飲む方もソフトドリンクの方も平等な、より差別のない社会を目指します。よろしくお願いします。
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写真は、最近お酒も飲むようになったソフトドリンク王子がよく注文するフレッシュのレモネード。

なっちゃんは昨夜から熱を出し、小児科に行ったらインフルエンザB型と。幼稚園も今週いっぱい学級閉鎖になった。私も確定申告の打ち込みをやらなければ。今週は乗り切るのが大変そうだ。


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by barcanes | 2017-03-26 18:30 | 日記 | Trackback | Comments(0)

禁煙法案

3/1(水)

居酒屋や焼き鳥屋などは規模にかかわらず原則禁煙とし、バーやスナックなど小規模店の一部を例外とする、という受動喫煙に関する厚生労働省の法案のニュース。原則屋内禁煙(喫煙専用室は設置可)という世の中の方向性は、ある程度仕方ないと諦めてはいる。嫌だなあと思うのはそこではなく、人々の反応である。

飲食業界の団体とその支援を受ける自民党議員らの反対を受けて「一部の例外」を残してもらったことに、原則禁煙になろうとも愛煙家の最後の砦としての飲み屋をやっていくことに変わりないつもりでいた私としては、ホッとしたのも事実である。一方、自民党の権力としてその「例外」を作ったことに対して、世の反応として反発するのも分からないでもない。

問題は、法律や行政の取り締まりの強化として嫌煙をより進めてほしいと望む声である。禁煙をお店が自ら売りとしてアピールすることで集客を高める事例だってあるのだし、お客だって嫌煙家なら禁煙の店に行けばよい。そしてもし嫌煙家がタバコ臭い店に行きたくて、その店に禁煙を望むならば、その店の店主に直接掛け合えばいいだけの話ではないか。

自分がいる間だけでも禁煙にしてほしければ、お金を払ってでも貸切にしてもらうとか、他のお客に控えてもらえるように頼んでもらうとかすればよい。あるいは完全禁煙にしてもらいたいのであれば、例えばその店が愛する店で、一時期集客を減らしたとしてもまた経営が安定するまでその店に通い続け、お金を落とし続ければよいのだ。それだって経済原理ではないか。それなのに自分でできること以上のものを法律や行政の力を強化することで叶えようとする、その心理が恐ろしい。

食中毒を防止するための食品衛生や消防防火のようなものと同様に飲食店における喫煙を取り締まるということは、喫煙は公共の害悪であり、罰せられるということはもはや犯罪である。ただしプライベートな空間ではよろしいというのだから、公然猥褻に近い。タバコの煙はオレのアソコを見ろ!みたいなものか。やっぱり洋モノ、無添加はいいねえなんて。喫煙OKの店は風俗店みたいな括りということになるだろう。うちなんかそれでもいいけど。変態ばっかりだし。ヌーディスト・バーってことで。

著作権関連物に関しても、個人ではOKだけど不特定多数ならお金を払わなければダメ。友達(特定多数)は他人かどうか。お金の受け渡しは人間関係を規定するのか。何事も一人ではいいけど、他人と関われば問題が生じる。他人と関わらなければ生きていけないのだとしたら、我々は生きていることが問題であり、問題解決のためにお金を支払いながら生きてゆく。人の動きを規制し、人が動きお金が動くところに手数料が上乗せされる。そしてそれを強化してゆくことをお国のためと国民が望む。嫌だねえ。

人は個室に閉じこもり、管理された手数料を支払って生きてゆくのだ。そのうち人と話し合うことさえできなくなるのだろう。だからこそ、バーをやることには意義があるはずだし、わざわざタバコの煙をふかすのにも意味がある。煙の匂いのするところが私の店であり、その匂いのするテリトリーが我々のプライベートな空間なのだ。

夜は明日ライブを見に行くヤコブ・ブロを聞きながら、確定申告や著作権団体の話になる。経費が算入できなくて利益が出てしまったという個人事業主の業種替えを提案する。専門職は副業ってことにして、カレーばっかり食べてるんだからグルメ・ライターになっちゃえばいいんじゃない?飲食代は全部調査費ってことで。こんな話も猥褻陳列しながら、国家体制に反する共謀罪の恐れあり。
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ヒーローが愛煙家とは言わない。そして喫煙家がヒーローとも言わない。アンチ・ヒーローで結構じゃないか。


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by barcanes | 2017-03-25 04:02 | 日記 | Trackback | Comments(0)