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6月のイベント予定

2016年6月のイベント予定です。

6/3(金)makizooの「キラキラ金曜日」
  9pm- No Charge
【カウンターDJ】makizoo(After h'Our Rock)

 金曜の夜のユルめの新企画「Free Friday」シリーズ第3弾! 「ドロキン」に対抗しまして、バブルの残り香ただようキラキラした金曜の夜のサウンドを、この日がバースデーのmakizooちゃんがカウンターDJを務めます!シャカ・カーンとボビー・コールドウェルは必至ですね

6/5(日)「Hepstar Directory / Kamo'n Live @ Bar Cane's」
 Open 18:00 / Start 19:00
 Charge ¥1000
【Hepstar Directory】 望月光司(Dr)、中野光明(B)、梅本啓(G/Cho)、ユージン石野(Key/Cho)
【Kamo'n】 ユージン石野(Key/Vo)、ジョージ肥(B/Vo)、戸田裕子(Key/G/Vo)

 スウィート・ソウル系のレパートリーが嬉しい2バンド。音楽を愛し、好きな音楽をプレイし、仲間たちが集まってそれを楽しむ。それだけのことが素晴らしい。BGM係は二見潤。

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6/11(土) 「藤沢歌謡会 #17」
~ジメジメを ぶっ飛ばそうと リニューアル~
 8pm- No Charge
【DJ】カズマっクス、バタンQ、浅見卓也a.k.a.ダメ男、追川譲二
【ゲスト】さきるチーズ、斉藤ネヲンサイン、郷

 藤沢歌謡会は、今回より様々な「歌謡曲好き」に遊びに来てもらいます。皆様の知ってる曲、知らないけどいい曲など。 装いも新たにお送りいたします。 ゲストも、豪華よ☆

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6/12(日)「Cane'sバンド・セッション#3」
 4pm- No Charge
 ひっそり公開練習、第3回。ソウルやブルースのカバーをやってます。「Voices100」に向けても、ちょっと練習しましょうか。

6/18(土) 「Voices Inside vol.100 featuring The Moon Shiners !!」
100回記念!今回もライブあります!
 start 19:00
 charge:愛の自由料金制(投げ銭)
【Disc Jockey】二見潤、大野正雄、関根雅晴
featuring...
【Special Guest Live】The Moon Shiners
vo. Rockin' Bunya 
bs. Bobs Ohtake
gtr. Shige Kato 
pno. Hirame

 Voices Insideもいよいよ100回を迎えます!思えば2008年3月にスタートしたこのイベント、最初の頃はレゲエやスカなんかもかけていましたが、今やズブズブの米国南部音楽を楽しめる藤沢では随一の泥臭イベントと自負しています。
 そして今回は、二見潤の師匠、文屋章さん率いるThe Moon Shinersが登場します!戦前ブルースやジャイブをやってくれるとの事ですが、一体どんな音を聴かせてくれるのでしょうか!DJ陣はいつものテーマもないので自由かつ泥臭く音楽をお届けしたいと思っております!
 100回記念とはいえ、いつも通りのリラックスした感じで皆様と楽しんでいきたいと思います!今後ともVoices Insideをよろしくお願い致します!

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6/19(日) 「アイリッシュ・セッション#21」
 4pm- No Charge
 第3日曜日に開催、フィドル椎野さん主宰のマンスリー・セッション。夕方飲みのBGMとしても最高です。

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6/20(月)「初カツヲスペシャル!」
 open 20:00 / start 20:30
 charge 自由料金制(投げ銭)
【出演】歌 まえかわとも子、
ベース 沢田穣治、
ギター 馬場孝喜、
ドラム 沼直也、
トロンボーン 和田充弘
【DJ】オーノマサオ(Voices Inside)

  「カツヲスペシャル」は、ショーロクラブの沢田穣治がリーダーとなり結成された"Banda choro eletrico"という大所帯バンドのなかの割と小さいバンド、だそうです。
月曜の夜の「愛の自由料金制」ライブです。いつものシャンゴーズとも一味違った、まえかわさんの歌声をどうぞお聞き逃しなく!

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6/24(金)二見潤の「チャックベリー金曜日」
9pm- No Charge
【カウンターDJ】二見潤(Voices Inside)
 Free Friday2回目の登場の二見さんは、チャック・ベリーのシングル盤だけをひたすらかける「チャッキン」でいきます。

7/1(金) オーノ・マサオの「泥沼金曜日 #2」
9pm- No Charge
【カウンターDJ】大野正雄(Voices Inside)
 「ドロキン」2回目!スワンプからSSW、ディープ・ブルーズ、その他いろいろ。


new!
7/2(土)
 「TOP OF THE WORLD ー SHONAN DJs are UNITED ー」

18:00 start
charge free

藤沢の中堅どころのDJイベントが、Bar Cane’s に大集結!
梅雨明け前の 初夏の夜 みんなでひと花 咲かせます!!
みなさん、ぜひ遊びに来てくださーい♪

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◆ 参加イベント(DJ):
・Sky Pond Journey(ABESTREEM,taizo)
・TABOU(Captain Bob)
・横浜レコード大賞(sister*m)
・Voices Inside(二見潤 ※ Rockin' Blues 日常)
・After h'Our Rock(makizoo,D♂KA)
・All Grown Up(MIZUNO,HITOSHI)
・Rockin' Blues 日常(Nakahashi,tetchan')
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new!
7/4日(月) 「高満洋子trio ワンマンライブ」

pf.vo 高満洋子
dr.vo 上原ユカリ裕
ba.vo 山内薫

開場 19;00
開演 20:00
チャージ 2500円+ワンドリンク
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7/9(土) フラメンコ・イベント
 (21時ごろまで貸切)
7/10(日) 「アイリッシュ・セッション#22」
7/16(土) 「Voices Inside #101」

7/22(金) 二見潤の「○○金曜日#3」

7/23(土) 「2016 Seaside Music Fes」
open 17:30 / start 18:30
charge ¥3000 (1ドリンク付き)
【出演】浅羽由紀(Vo, Pf)
foolish fish (Vo, Pf, G 清水友美、G林潤)
So-So (Vo 松下恵美、G 塩塚博)

7/24(日)「よみきかせのみきかせ#15」
7/27(水)「かわECM #9」
7/31(日) Cane's&田火田共催
 「地曳網大会@鵠沼海岸堀川網」
8/5(金) TBA(浪花クレオール+アンドウケンジロウ)
8/6(土) 「藤沢歌謡会#18」
8/13(金) 「After h'Our Rock #5」
8/20(土) Voices Inside
9/3(土) TBA(IRIE TIMES)
9/10(土)-11(日)「アコースティック・キャンプ」

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by barcanes | 2016-06-30 23:42 | イベント | Trackback | Comments(0)

苦手なこの頃

6/27(月)

人の良い、だけど不甲斐ない亭主を持った奥さんの苦労気苦労は計り知れず、どんな話にも思い当たる節のある、耳の痛い私には何も返す言葉がない。これには「同意と相づち」作戦は通用しない。男なんてそんなもんだよ、ぐらいしか言えず申し訳ないです。気分は平謝り。

全く私のまわりには、女性の参照となるような立派なアニキなど皆無であり、そんなダメな男たちを集めて肩を持ち合わせているような私の店など、女性の敵、悪の巣窟でしかないのかもしれない。せめて他人に迷惑をかけないように、と思っている分だけ、余計に奥さんに迷惑をかけてしまっているのだろう。

夕方、なっちゃんといつもの公園に遊びに行くと、今日は小学生ぐらいのお姉ちゃんたちがたくさんいた。そのうちの1つのグループは3年生ぐらいだろうか、ダルマさん転んだをしても何をしても、3人でお互いに意地悪をし合って、まともに遊びが進まない。そのうちなっちゃんの使っていた縄跳びを奪われ、交替で高速で縄回しをしたりして、誰もうまく跳べやしない。

観察しながら、大人になったらどんな顔になるのだろうかと想像してしまった。一人はタカピーで自己愛の強そうなお嬢様系、一人は人の良さそうなヤンチャに動き回ってるヤンキー系、もう一人はしれっとしてるけど甘えた笑顔を使い分けるクールな子。仲が良いんだか悪いんだか、仕方なく遊んでるのか、女の子は大変だな。

すっかりペースを乱され、うまく遊べなかったなっちゃんは、ようやく空いた鉄棒で逆上がりをした後、珍しく着地に失敗した。コケて「お家に帰りたい」と泣いた。お父さんもお家に帰りたくなったよ。

女性が苦手な今日この頃です。というか女性恐怖症かもしれない。


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by barcanes | 2016-06-28 15:24 | 日記 | Trackback | Comments(0)

音楽と古いものへのノスタルジー

6/26(日)

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オーサカから季刊の濃ゆいフリーペーパー「ニューヒロバ画報」が届いていた。ぜひお手にとってほくそ笑んでください。お酒紹介のコーナーに、ちょうど久しぶりに買ってきたばかりの自然派ワインが載っていたのにはビックリほくそ笑みいたしました。

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「ルイ・ジュリアン」微発泡感のある赤のリッター瓶。素朴な手作り感とコストパフォーマンスがワイン初心者にも支持を得やすいんでしょう。

イベントの入らなかった土曜日は、致し方ないのですが静かであります。ひと月ほど前に入手した本のご紹介。未発表の写真ばかりを集めた大著「藤沢市の昭和」。私の友人がその写真にまつわる取材や校正などの仕事をしたと、その苦労話を聞いていたので、彼に敬意を表して購入しました。興味を持ってくれていた方も少なくなかったので、ぜひお酒のつまみの暇つぶしにでもご覧ください。
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その興味を持ってくれていた方とは、少なからずレコードを蒐集されている方だったりして、どうして我々のようなタイプの者は古いものが好きなんでしょうかね。失われしものへのノスタルジー。消えてしまったものを想像し、イメージの中に再現しようとするようなことが好きなんでしょうね。

ダンナのことが嫌いになっちゃったの、なんて話す女性を、最近離婚したばかりの男が口説いてる、と見えなくもない状況なので、ほっといてこの本をパラパラめくっておりました。だいたいグチっているようで、自分がいかに幸せな家庭を築いているかということを確認させられることが目に見えてしまうので、そのような新手のノロケに徒労させられないようにしているわけです。それでも自分のダンナへのさらなる要求を、私のような者に変換して「ちゃんとしたほうがいいよ」みたいな助言までいただけるのですから、やはりそのような女性には「同意と相づち」でしか対応できないということなのでしょうかね。

僕らのようなダメな男は、そんなことより音楽と古いものへのノスタルジーに浸っていたいのですよ。

深夜からはいつもと違う流れ。たまにはそんな流れでいってみようと店を開けておいたら朝になった。この日も一日「初カツヲ」の録音を聞いて、ようやくラフミックスを敢行。とりあえず前半部分の5曲をやって、まえかわさんに送っといた。そのままライブ盤にしてもいいんじゃないかなっていう演奏で、みんなに聞かせたくなる。こういうのです。終わって消えてしまった音楽をそこに再現する喜び。そういうことに幸せを感じるわけです。


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by barcanes | 2016-06-26 21:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)

今夜は「チャッ金」です!

6/24(金)

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定休日の昨日も、家族3人でなぜか二日連続鎌倉へ。江ノ電の長谷で下りるとなっちゃんは「カメカメに餌をあげたい。長谷はイヤー」と大泣きしました。関東平氏に由縁ある御霊神社に初めて行ってみました。鎌倉権五郎平景政に特化した「権五郎神社」とのことで、あまり関東平氏に関する深みは感じられなかったが、アジサイがキレイだったのと、境内に「石上神社」があって祠の背後に巨石がニョキッと立っていたのが印象的。こちらの方がよりプリミティブな感じがします。
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鎌倉まで歩こうかと由比ヶ浜大通りをぶらぶら、途中でなっちゃんの顔と同じぐらいの大きさのかき氷を食べたら「長谷サイコー!」と気分も対極化。しかけ絵本のお店や骨董屋に寄って御成通りの「小川軒」の前で「レーズン・ウィッーチ!」と動画を撮って藤沢に帰ってまいりました。
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金曜日は今週もなっちゃんの水泳教室、2階席から奮闘ぶりを観戦しております。今日はさらに顔を深く水につけてバタバタする練習。そして今夜は「二見潤のチャックベリー金曜日」。さらに深く耳を傾けて、シングル盤をクルクルします。

*************

6/24(金)
「二見潤のChuckkin' (CHUCK BERRY金曜日)」

start : PM9:00〜
No Charge
カウンターDJ : 二見潤(Voices Inside)

金曜の夜にユルくレコードをかける企画、Free Fridayシリーズ。

前回の「LP Friday」に続いて2回目の登場の二見さんは、チャック・ベリーのシングル盤をひたすらかける、その名も「Chukkin' 」です!

以下、二見さんの紹介文から。

CHUCK BERRYと言えば永遠のR&Rヒーロー。
彼の音楽を知ってから、もうかれこれ30年ばかり経ちますが、未だに色褪せる事がありません。
彼がチェス・レーベルに残したレコードは永遠なのです!

チェスには1955年から1966年まで在籍(その後に返り咲きますが、あくまでヴィンテージ期という事で)、シングル盤を確か35枚残しています。
今回はそのシングル盤を順番に聴いていこうという酔狂な企画です。

何をするかって?

チェス在籍時、1955年から1966年まで(後に1970年に返り咲きますが、今回は割愛)の
35枚中33枚を発表順に裏表聴いていくという単純かつあまりない企画です。

持っていないのは、
CHESS 1779 I'm Talking About You / Little Star
CHESS 1866 Sweet Little Sixteen / Memphis, Tennesseeの2枚。
CHESS 1866は疑似ライブで喚声をオーバーダブしたもので、この2曲はスタジオ盤のシングルがあるので、問題はないかと。
CHESS 1779は、A面は後にもう一度シングルカットしているので、今回、純粋にシングル盤で聴けないのはLittle Starだけだと思います。

この機会にR&Rの偉大なオリジネーターの残した珠玉の曲の数々をシングル盤で是非ともお楽しみください!
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by barcanes | 2016-06-24 18:32 | 日記 | Trackback | Comments(0)

初カツヲスペシャル

6/21(火)

まえかわさんの歌ものと、インストの超絶変態プログレ・フュージョンの2系統、ということになりますでしょうか。 相変わらずの集客力のなさで、目撃してくださった方は多くなかったのですが、緊張感のある前半、そしてさらにお客さんが減ってやや力が抜けたかなという後半はさらに、凄まじかったです。
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当店初演のライブは素晴らしいものになることが多いのですけど、まあそんなことは誰も知らないわけです。告知にしたって我々だってどんな音楽になるのか分からないのですから、それが例え沢田さんという著名な方であろうと、みんなの好きなまえかわさんでも、そしてそれが投げ銭ライブだとしても、分からないものに期待して下さいと言うしかない。それは普通、難しいですよね。

ミュージシャンはそれでも腐らずに、音楽に寄与し音楽に貢献する。腐ってしまったらミュージシャンは失格なんでしょうね。私なんかはそういう意味ではバー店主失格です。でもむしろ、お客さんの少ないときに真価を発揮するのかもしれない。素晴らしいバンドでした。
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この5人編成の組み合わせでやるのもまだ何回目かということなんでしょう。どうやらまえかわさんと沢田さんが歌ものをやるのが「カツヲ」で、メンバーが増えるとどこからが「スペシャル」なのかもうひとつ判然としないのですが、まあバンド名を見てこんな音楽を想像できる人は皆無でしょうねえ。まんまと見逃してしまったでしょう?

しかし皆さん、安心してください。ばっちり録音してあります。歴史を記録しておくのも私の役目なのかもしれません。興味のある方にもない方にも、お店にいらしてくれたらお聞かせします。

なぜなら、終演後さっそく次のライブを決めてくれたのです。次は期待していただきます。10/24(月)「戻りカツヲスペシャル」です!皆さん、ぜひ目撃されたし。

終演後は残ってくれたまえかわさんと、この日のDJ係を志願してくれたオーノさんと、ブラジルもののレコードを聴きながらあれこれ喋っているうちに、私がちょっと目を離した隙に、オーノさんとまえかわさんがなんかやろうということになっている。まえかわさんの名曲「夜明けのサンバ」でハープを吹くという。私も混ぜてもらって、まえかわさんに遊んでもらった。3人でセッションした。嬉しかった。まえかわさんが帰った後も、オーノさんと余韻で朝まで。

僕らはやっぱり、そんな未然感が好きなのだと、完成されたものやエンターテイメントなんて興味ないよねーって。そしてまえかわさんは私にとって、そして我々にとっての永遠の歌姫です。

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まえかわさんにもらった、近所のコケモモ。渋すっぱい、野生の味。

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なっちゃんのいたずら書き付き。

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by barcanes | 2016-06-24 16:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)

シバリエさんの曲

6/23(木)

月曜日の「初カツヲスペシャル」で、シバリエさんの曲をやっていたなあと思ってCDを引っ張り出してみたら、沢田さんのプロデュース作品だったのですね。「自転車ドリーム」の他にもなんか聞いたことあるメロディーがある気がするんですけど、まえかわさんに聞いとけばよかったなあ。新しく歌詞を書いた曲があったような。まえかわさんの歌声でそれらの曲たちが生き返っているのではないでしょうか。顔もどことなく似てるような。そうでもないか。
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月曜日に来られなかった人たちに録音を聞いてもらって、次の「戻りカツヲ」10/24(月)に来てもらおうという戦略なんですが、繰り返し繰り返し皆さんにお聞かせして、この日1日で全編5回は聞きましたね。ええ、朝になっちゃいました。

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8/12(金)にCane'sで初めてお芝居をやります。チラシを作って持ってきていただきました。ストーリーはあってないようなもの、だそうです。

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by barcanes | 2016-06-24 14:38 | 日記 | Trackback | Comments(0)

Tiny Dancer

6/20(月)

マンスリーでやっている「アイリッシュ・セッション」21回目。今回のスペシャルはこれまでで一番ちっちゃな参加者、天使のようなアイリッシュ・ダンサー、9歳の女の子。習い始めてまだ数ヶ月とのことだそうですが、その軽やかさや立ち姿の美しさ、申し訳ないですけど大人になってから始めてもこうはならないだろうなというね、可憐で素敵でした。
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セッションが終わった後、いつも一人残って一杯飲んで行ってくれる主宰の椎野さんとお話しするのも楽しみのひとつ。今回はアイリッシュ系の方々が見に来てくれていたのですが、アイルランドの人たちは経済の厳しい時代に世界各国へ移民をした。私の先祖は北海道だったが、その時代の日本人も南方やブラジルや満州などに出て行った。これからの時代、我々も移民を受け入れるか、あるいは自ら移民となるか、ということになるのであろうが、私の妹などはとっくに外国へ行ってしまった。どこかデラシネの、漂泊の血が流れているのでしょう。アイリッシュ音楽にはそのような、漂泊と異文化を受け入れるような響きがあるような気がします。

雨が降り出し、前日は「Voices100」で朝まで頑張ってくれたマッサオ・オーノ氏が、いやー燃え尽きましたねと、前日置いていったレコードを引き上げ、次は翌日の「初カツヲスペシャル」に向けてブラジルものへとレコードの入れ替えに来てくれた。テレビでは武道館コンサートのダイジェストみたいのをやっていて、オフコースの5人編成の頃のラストライブ(1982年)と、キヨシローの復活ライブ(2008年)を見た。それからキャンドヒートのブギーで前夜の反省をしてから、翌日の話。

「やっぱりおじいサンバが一番好きなんだよねえ」というオーノ氏と、ライブの前とハーフタイムとそして終演後と、どんなのをかけようかと話し合いつつ、それでもどんなライブになるのかどんな音楽をやるのか分からないから、結局はリハを見てから決めようということになる。前夜の余韻と疲労感が、いろいろとブラジルものを聞いてるうちに元気になってきた。そんな小雨降る夜でした。

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日曜日は父の日でした。カミさんは仕事、なっちゃんは実家。昼過ぎに起きた枕元に書き置きひとつ。次の日の朝には「父の日おめでとう」と耳元でささやかれました。なんでおめでとうかというと、おやつには手作りロールケーキが待っているからなのでした。


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by barcanes | 2016-06-24 05:35 | 日記 | Trackback | Comments(0)

未然な「100」

6/19(日)

燃焼し切った感のあるVoices Inside 100回記念。Voices 100。100%、ハナマル100点満点だ。
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(写真は関根さん撮影のものを使わせてもらっちゃいました。純子の切り絵、新作と旧作。)

メイン・イベントは主宰二見潤の師匠、文屋章さんの率いるMoon Shinersのオールド・タイミーな、ジャイヴやジャンプやブルーズ。文屋さんの歌声も、ドラムレスのバンドの演奏も、ベテランならではの味があってズルい!ってぐらい良かった。その後お耳汚しに登場した我々Cane'sバンドは、ヴォーカル二見潤とマッサオ”Blow Your Harp”オーノの二人のVoicesレギュラーを擁しており、ブルーズで盛り上げたいところでしたが、毎度ながらもうひとつふたつの未然感でありました。残念。
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(The Moon Shiners。 密造酒のデザインのかっこいいTシャツをいただいちゃいました。)

しかしその後の関根さんのコーナーは、まさかの300円以下のレコードだけというディスコで、大盛り上がりさせてくれました。フリー・テーマとは言え、なぜこんな節目のときにそんなことをやるのか。そこに関根さんのメッセージを、まだまだ面白いことやれるぜ、これからもまだまだやっていこうぜ、という意気込みというか遊び心を汲み取りました。

みんなが知ってるようなソウルの名曲で盛り上がる局面もあり、78回転で聞くプロフェッサー・ロングヘアもあり、オールド・ミュージックからレゲエまで、様々なブラック・ミュージックがかかる、まさに100回目にふさわしい博覧強記なイベントになりました。

がしかし、ところどころで挟み込まれてくるカーティス・メイフィールドの名文句”Move On Up!”や”Keep On Pushin’”が呪文のように私の耳に飛び込んでくるのである。その呪文が私の耳を通過するたびに、どこかの腺を刺激するのは何故なのだ。終わってみれば、それはよく分かる。カーティスの”On”は決して達成されたものの継続としてではなく、未然感なのだ。未然な者たちにそれは響くのだ。

12時半ぐらいに本編は終わり、「記念撮影しよう」という関根さんの提案で、その時間に残ってくれていた人たちと集合写真、そしてVoicesレギュラーの皆さんとも撮ってくれた。私は誇らしい気分だった。自分のお店の周年なんかよりもずっと。頼もしいアニキたちがいてくれること、そして8年4ヶ月の間一度も休むことなく続けてくれた主宰二見さんの、その変わらない部分。もっと昔からの知り合いだったような気もするし、もっと長い間やっているような気さえする。
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(写真はGenさん撮影のものを加工させていただきました。)

だからそれは達成感ではなく、ただ継続の節目であり、まあ私もイチロー世代ですからね、それが目的でやってきたわけではないのですから。それでも多くの方が集まってくださったし、皆さんが口々におめでとうと言ってくださると、次第に誇らしい気分にもなるわけなのでした。

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まだまだ終わりたくない気分だったので、私もレコードを引っぱり出して延長戦だ。おそらく8年半ぐらい前に、二見さんと仲良くなったのはNew Orleans音楽と、特にブラスバンドがきっかけだったと思う。そしてIsleysの”Brother,Brother,Brother”は以前のケインズの頃からの私にとってのアンセム。私の持ってるソウルの7インチは二見さんにプレゼントしてもらったものばかり。
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そんなことでみんなで延長戦やって、ああじゃないこーじゃないとやってたら、やっぱり外はまったく明るい5時半。未然な僕らはMove On Downかもしれないし、Keep On Pullingかもしれないし、誰かが何かをクライミングしているのなら、送り出したりいざとなったら引っ張ったりする「Keep On ビレイイング」なのかもしれない。僕らはみんな交替しながら誰かを支え合い、何かの裏方をやっているようなものなのだ。


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by barcanes | 2016-06-22 21:28 | 日記 | Trackback | Comments(0)

大人しく

6/22(水)

水曜日は幼稚園のお弁当がなくて早く帰ってくる日で、なんとはなしに家族3人で鎌倉へ。コクリコのクレープ(なっちゃんはクリームチーズアップル、私はラムチョコ・ラム多め)、小川軒でレーズンウィッチ、八幡宮の亀々に餌をやり(鳩と鯉にジャマされる)、ナオちゃんの「繁茂」でお蕎麦というのが、なっちゃんにとっての鎌倉定番コース。工事の終わった八幡宮の段葛を初めて通った。舗装された路面は高くなり、根の張っていた桜が植え替えられ、灯篭も新しくなり、全てがキレイになってちょっと味気なかった。

昨晩は、 20年近い付き合いの昔からのお客さんと当時のバイト仲間。口の悪さは相変わらずだけど、二人とも大人になった、というか大人しくなった。それぞれにいろいろ経験してしまったんだろう、口から出まかせに言いたいこと言ってるだけじゃなくなった。なんか、メンドクサくなくなっちゃった。大人しくなるというのは大人になるってことなんだね。なんか寂しい気もしますけど、深みがあっていいことだと思う。でも自信がなくなったりした時にはネガティブに陥るリスクがありますから、その分だけバカをやったりキツい冗談を言ったり、まあ今までもそうしてたんだね。「男はいつまでもセックスし続けないとダメになっちゃうんだよ」との迷言を後輩に諭して帰って行きました。

誰もいない時間には大人しく、前の日のライブの録音を聞いてみる。せっかくマルチ・トラックで録っても、いつもミックスするのが億劫になってそのうち時遅しということになってしまうので、ラフにでも聞けるようにしておきたいと思う。ようやく内臓のリバーブのいぢくり方も分かった。演奏はもちろんそのままで素晴らしいし、まえかわさんの歌声はずっと聞いてても飽きることがない。というかいつまででも聞いていたい。特にまえかわさんの歌う日本語のうたと、その言葉の響き方がとても好き。

「お父さんにやさしくしてあげて」という部分がやけに心に沁みてしまうのは私が軽く病んでいるのかもしれない、谷川俊太郎の詩の「さようなら」という曲。沢田さんのピアノとまえかわさんの優しい歌声と、そしてバンドの抑えた演奏。その前にはインストの変態的高速フュージョン。そんな振れ幅の「カツヲスペシャル」のライブ音源、聞きたいという方はぜひCane'sへどうぞ。
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月曜日のまえかわさん。

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父の日になっちゃんがくれた絵。

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by barcanes | 2016-06-22 18:31 | 日記 | Trackback | Comments(0)

夢で逢えたら

6/18(土)

8月に知り合いのバンドの子供向けイベントを企画したいと問い合わせを下さった方が来店。話してみたら、小学校の少し下の後輩とのこと。そのうち小学1年の時の担任の先生の息子が来たりする。私と同じく北海道にルーツがあると言うので、私の名字の由来を説明してみたりした。札幌の月寒地区を開拓した私の先祖の名前がね、仁太郎さんっていうんですよ。

明治4年に盛岡から入植した南部藩士を中心とする44戸のうち、記念碑が建てられた100年後にその子孫が残っているのは数名のみ、ということが「月寒開基百年之碑」に書かれているそうである。子供の頃、この石碑を見に行った記憶がある。自分からすると高祖父ぐらいにあたるのだろうか。ニタドリニタロウですよ。忍耐強く、そしてファンキーだったんじゃないかなあ。ニタニタですからね。そんな初代フロンティアの名前を継いだ子孫はいるのだろうか。私が勝手に二代目仁太郎を名乗ろうかな、と思ったけど、その開拓精神には遠く及びそうもない。

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出たばかりのアナログ盤を持ってきてくれたアニキが来たので、大滝詠一「デビュー・アゲン」を聞く。(あ、この人も岩手の出身か。)「夢で逢えたら」の未発表STRINGSバージョンが収録されている。この曲はシリア・ポールから始まって多くのカバーがありますよね。過日のセレモニーのときにこの曲のイージーリスニングなメロディーが延々と、その曲だけがずーっと流れていた。それはそれでいいのだけど、いろんなカバーを並べるだけでも相当な時間を費やせそうな気がする。まあ耳について離れませんでした。

ということで「夢で逢えたら」つながりでNiagara Fall Starsやサーカスなどを。
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遅くにはあの日ぶりで、泣きに来てくれた女性。職場に会いに来てくれたのに会えなくて、また今度ねってメールをしたっきり。もう会えないねって。それはちょっと、悲しいよね。

そんな悲しみを、受け止められないものは無理だけど、受け入れるのが自分の仕事のひとつであると思っている。一方で、そんな思いをネガティヴなものと解釈して「お前の仕事も大変だな」と同情してくれた人もいた。そんなこと続けてるとお前自身もダメになるぞ、と早く止めることを勧められたこともあった。

でもそれは同情ではなくて、他人事だったのだと今は思える。なぜなら、それは決して楽とは言えないけど大変ではないからだ。友達なら、恋人なら、近親者なら、やってあげられるはずのことが、友達にも恋人にも近親者にもできないことがある。みんなそれぞれに事情があるのだから。

私のような商売者は、友達でも恋人でも近親者でもないのかもしれない。ただの第三者(自分が依頼した人、というのが最近の意味らしい)でしかない。我々の愛する、愛したアーティストだって、亡くなったら悲しむけど一度も話したこともない他人である。アカの他人であろうと悲しむことはできるし、シンパシーすることができる。その悲しみやグチや悩みにシンパシーを感じることができるのなら、それらは特段に大変なことではない。共感を見つけることができないとき、それはメンドクサイということになるのだろう。

人の思いは場所と切り離せないところがある。場所に留まってきた人間には、その思いを受け止める責任が自ずと生じる。それは大変なことではなく、自然なことなのだと思う。


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by barcanes | 2016-06-19 20:55 | 日記 | Trackback | Comments(0)