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5月のイベント予定

5月のイベント予定です! 

5/4(水) 「純米酒とハードロックの夕べ」
 open 18:00 / start 19:00 No Charge
【DJ】 makizoo, GEN, George Oikawa, 他

   しみじみ飲めばしみじみと・・・
   ジャーマン・メタルが酒に沁みるぜ・・・
と、最近純米酒の旨さに気づいてしまったハードロック女史が言ってました。みんなで日本酒を飲みながら、ハイ・テンションじゃないダラっとしたヤツを聞きたいですね。

5/6(金) 「泥沼金曜日 第1回」
 9pm- No Charge
【カウンターDJ】オーノマサオ(Voices Inside)

 新企画は週末金曜日にスワンプ・ロックのLPをのんびりかけるイメージだったのですが、ドロッとドープに「泥沼金曜日」、略して「ドロキン」ということになりました。(他の金曜企画も募集中です。「キラ金」とか笑)

5/8(日) 「Cane'sバンド・セッション#2」
 4pm- No Charge

 1回目は楽しかったね。毎月続くか!ひっそり公開練習、第2回。ソウルやブルースのカバーをやってます。

5/14(土) 「After h'Our Rock #4」
 8pm〜 No Charge

【DJ】 makizoo、KZMX(藤沢歌謡会)、GEN、阿仁敬堂、George Oikawa、
Doka(DISCO1990)、Kozy Takahashi、Captain Bob、DODO、KAWAI

 総勢10名になりました。人それぞれにいろいろ聞いてきた我々の思うロック・ナイト。ちなみにGENさんは私ではなく別のゲンさん、阿仁敬堂さんは某ダメさんの洋楽ネームだそうで。DODOさんは辻田君、KAWAIは治療院です。KozyさんはCane's初登場?
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5/15(日) 「アイリッシュ・セッション#20」
 4pm- No Charge

 フィドル椎野さん主宰のマンスリー・セッション。早くも20回目!夕方飲みのBGMとしても最高です。
 今後は基本的に第3日曜日に開催ということで、みなさまよろしくお願いします!

5/21(土) 「Voices Inside #99 ~ スワンプ・ポップ特集!ライブもあります!」
 7pm- 愛の自由料金制(投げ銭)
【Disc Jockey】二見潤、関根雅晴、大野正雄
【Live】Los Royal Flames

 もうすぐ100回記念!本場テキサスでも話題のスワンプ・ポップ・デュオ「ロス・ロイヤル・フレイムス」を迎えて、ライブもあるよ。待望の、お待ちかねの、みんな大好き「スワンプ・ポップ」大特集。ところで「スワンプ・ポップ」って知ってます?あの2拍3連が延々と続くやつですよ。それだけじゃないか。ニューオーリンズやテキサス南部の古き良きポップ・ヒットたち。ハマります。みんなで歌おう「ぼよよよよよよーん!」
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5/22(日)「よみきかせのみきかせ#14」
 4pm- チャージ:投げ銭
【出演】ますいあらた、てづかのぶえ、ほか

 こどももおとなも日曜の夕方から、お話を聞こう。絵本を中心にお送りしております。子連れ飲みの機会としても、ぜひどうぞ!
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5/25(水) 「かわECM #8」
『決して爽やかではない初っ夏ーの憂鬱』

 9PM- No Charge
【カウンターDJ】kawai治療院、tsk

 ドイツの音楽レーベル「ECM」を中心に、平日の夜に刺激的かつ空間的な音を気楽に聞く隔月企画。テーマにつまってきた今回は『初夏』でいきま初っ夏ー!

追加!
5/27(金) 「二見潤のLP Friday!」
9pm- No Charge
【カウンターDJ】二見潤(Voices Inside)

金曜の夜のユルめの新企画「Free Friday」シリーズ第2弾!いつも(ほとんど)7インチしか回さない二見さんの、陽の目を見ないLPたちもたまには聞かせてもらいましょう。

5/29(日) 「龍麿円形劇場2016」
 open 18:00 / start 19:00
 charge ¥3,000
【出演】龍麿3 (端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕)

 さぁ今年もやって来ました円形劇場。もしかしたらゲストも有りかも?限定25席のライブになっております。御予約はお早めに!
 必ずメールで御予約下さい。確定メールが届いた時点で予約完了となります。
【ご予約】会場、日付、お名前を明記の上、こちらまでどうぞ→info@ryumaro.com
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追加!
6/3(金) 「makizooのキラキラ金曜日」
9pm- No Charge
【カウンターDJ】makizoo(After h'Our Rock)

金曜の夜のユルめの新企画「Free Friday」シリーズ第3弾!「ドロキン」に対抗しまして、バブルの残り香ただようキラキラした金曜の夜のサウンドを、この日がバースデーのmakizooちゃんが好きにかけます。

6/5(日) 「Hepstar Directory / Kamo'n Live @ Bar Cane's」
 Open 18:00 / Start 19:00
 Charge ¥1000
【Hepstar Directory】 望月光司(Dr)、
中野光明(B)、梅本啓(G/Cho)、
ユージン石野(Key/Cho)
【Kamo'n】 ユージン石野(Key/Vo)、
ジョージ肥(B/Vo)、戸田裕子(Key/G/Vo)
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6/11(土) 「藤沢歌謡会#17」

6/12(日) 「Cane'sバンド・セッション#3」

6/18(土) 「Voices Inside 100回記念!」
 7pm- No Charge

6/19(日) 「アイリッシュ・セッション#21」
 4pm- No Charge

6/20(月) 「カツヲスペシャル」
【出演】ベース 沢田穣治、
ギター 馬場孝喜、ドラム 沼直也、
トロンボーン 和田充弘、歌 まえかわとも子
【DJ】オーノマサオ(Voices Inside)
 open 20:00 / start 20:30
 charge 自由料金制(投げ銭)


追加!
7/1(金) 「オーノマサオのドロヌマ金曜日#2」
9pm- No Charge
【カウンターDJ】オーノマサオ(Voices Inside)


7/2(土) TBA

7/9(土) フラメンコ・イベント
 (21時ごろまで貸切)

7/10(日) TBA

7/16(土) 「Voices Inside #101」

7/17(日) 「アイリッシュ・セッション#22」

7/23(土) TBA

7/31(日) Cane's&田火田共催
 「地曳網大会@鵠沼海岸堀川網」

8/5(金) TBA
 (浪花クレオール+アンドウケンジロウ)

8/6(土) 「藤沢歌謡会#18」

8/20(土) Voices Inside

9/3(土) TBA(IRIE TIMES)

9/17(土)-18(日)
 「アコースティック・キャンプ」

10/1(土) TBA
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by barcanes | 2016-05-31 20:49 | イベント | Trackback | Comments(0)

”Can you hear me?” 想像力を応援する

5/29(日)

若い頃耳にして好きだった曲があったんですけど誰の曲かずっと分からなくて、最近やっと分かったんです。それがゲンさん好きだったですよね、スプリングスティーンだったんですよ。全然興味なかったんですけど。と言うので、一番いいところを見せてあげなきゃいかんという使命を感じ、75年海外初公演のロンドンのDVDを見る。音楽エンジニアの彼と、あれこれ新鮮な想像を働かせながら見るのはこれまた楽しいことである。そのうち馴染みの客が来て、あーあ、始まっちゃったか。これは長くなるぞ、俺は何度見せられたことかと嘆く。
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そして、それから30数年後のハイドパークのDVD2枚組を見るハメになる。スプリングスティーンとは何だったのか。そして何なのか。我々各々にとって。そんなことを考えてしまいたくもなる。しかしたぶん、そんな抽象化をしなかった人なんじゃないだろうかとも思う。簡単に一言でまとめてしまうようなことを、意識的に回避してきた人なんじゃないだろうか。”Can you hear me?”を繰り返すシーン(Outlaw Pete)。これじゃね?と常客が言う。

断定をしないことで、様々な共感を呼ぶ。一行目から突然ハプニングが起きる。ハッピーエンドにならないまま、物語は放り出される。そんなストーリーをテリングしてきたのだ。結果は誰にも、死んでも分からない。後世の人間がどんな意味づけをしようと後悔しようと謝ろうと、現実には届かないしむしろ話は逸れてゆくだけだ。言葉の持つ何かを蘇らせる幻出の力と、歌というフィジカルな現出の力によって、思いを馳せるようなことができるのならば、その思いは自分の過去とともに自分でない者の過去にも飛ぶことができる。そのような仮定をもとにして、ある提案を演出する。

演出というものに含まれるかもしれない嘘は、我々が現実をそのまま捉えきれないことと似ている。どんなに了見の広い人間であろうとある断片しか見ることができないわけだし、たとえ見えたとしてもそれを全く表現することはできない、という限定の中から多くの了解を得ることは難しい。というか、難しくあるべきだ。その上で政治的な作業というものが多くの了解を得ることであるならば、そこに嘘や演出が使われるのは仕方ない、というよりは当然のことなのであろう。

その演出される提案が、断定ではない共感が、聞く者を応援することになる。スプリングスティーンはロック応援団である。James Brownがブラック企業のファンキー社長であるならば、E Street応援団を率いる団長である。(見栄え的にはドラムのMax Weinbergに学ランを着せたいところ。)もはやこの時代のリーダーシップとは応援団長のことなのではないか。そう思えば、僕らが好きだった音楽はいつだって僕らをそれぞれに応援してくれたのではなかったか。だからこそつい、それらを作りまた演奏した、おそらく大抵がどうしょうもないミュージシャンたちを応援してしまったりするのだ。

先日の広島でのオバマさんのスピーチ、その後のアベちゃんのそれがいっそう引き立ててしまったような気がいたします。それでも軒なみ好意的に受け入れられた様子なのは、我々のボスがホントはあっちなんだというようなことだとも思えてしまうわけなんですけど、それにしてもあの言葉を選び抜いたような演説の文面を書いたライターが30代40代という若い人たちらしいというのが、私にはせめてもの希望と思えました。

オバマさんがスピーチ上手だということはよく知られているそうですが、その演出された表現が、聞く者にどのような想像力を働かせることができるかという点において、政治も音楽も似たところがあるのでしょう。そしてそれこそ、「先の大戦」で我が国が反省すべきもその想像力の問題でしょうし、私がエンターテイメントをつい嫌ってしまうのも集団的想像力を扱うという点においてなのです。この国を集団的自決に追い込んだような想像力について、戦後から現在にいたるまで正面から取り組むことを避けてきたようなことは、そのような自分の心理にも思い当たることなのです。集団的熱狂に懐疑的であれば、冷めた、ひねくれた人間ができあがるのは当然のことではないでしょうか。

このとき御年60歳のスプ様3時間コンサートもそろそろ見終わる頃、来客あり。またアタマからいきますか。しばらく一緒に楽しく見てたと思ったら、「あたし、この曲好きじゃない」と突然ふさぎ込んだ。どこかゴスペル的なポジティブ感を前面的に利用したと思えなくもない曲ではあった。そこから話は宗教観についてへと。自分の出会った人しか信じたくないの。我々の宗教なんてさ、葬式のときぐらいのもんだよ、なんて。みんな無神論者ってことでいいんじゃない?もうすっかり朝だ。その話はまたいつかしよう。朝を、太陽を、すべての人間がいつでも待っているわけではないじゃないか。

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by barcanes | 2016-05-31 04:07 | 日記 | Trackback | Comments(0)

LPフライデー

5/28(土)

新企画の「LP FRIDAY」のおかげか、久しぶりに週末らしい夜となった。カウンターの空いた一席に納まった常客が、嬉しそうに「満席ッスね」と言った。カウンターの一角ではレコードがそれにまつわる話とともにかけられ、それを目的に来たわけではないその他のお客さんたちにとってのBGMともなっていた。だけでなく、興味を持って下さる方もいた。音楽イベントの日とは違った、このような調和がとれる夜は非常に貴重である。やはり勝手知ったるDJの力たるもの。

というわけで前半は割と忙しく働かせてもらい、ゆっくり聞くことができなかったのだが、普段はジャケットのない7インチ・シングルが専門の二見さん(私はこの頃「潤くん」と呼んだりしてる)がLPのジャケットをしげしげと眺めながらレコードをかけている姿は新鮮である。

いつもの”Voices Inside”でかからないようなロックやパンク、ソウルのアルバム曲、もはやかからなくなったニュー・ソウルなど、どれも潤くんの愛する、しかしなかなか外に連れ出されないレコードたち。たまには外で食事でもしようよと久しぶりのデートに誘ってあげたら、LPって重かったんだね。そしてたくさん良い曲が詰まってるんだ。

当たり前すぎていつも聞かないようなストーンズのB面。ビル・ウィザーズやカーティス。そしてレゲエやスカも、彼の愛する大事な恋人なのだ。”Harder They Come”のアルバムがかかって、私が昼間に救出してきたレコードと繋がった。Cat Stevensの”Wild World”といえば、ジミー・クリフでこの曲を知ったのだ。

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潤くんがあんまり見かけないから貴重だよ、でも2枚持ってるからと、この日プレゼントしてくれたレコード。83年のDoug Sahm & Augie Meyers。名盤”Juke Box Music”(1990)の前哨戦的アルバム。そして最後はみんなで”Bad Boy”の「ぼよよよよよーん」を歌って、金曜の夜はもうすぐ朝というところ。

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by barcanes | 2016-05-31 01:24 | 日記 | Trackback | Comments(0)

腰痛治療

5/27(金)

2週間ほど前になっちゃんと公園でリンボーダンスごっこをして、なっちゃんが上手くできてないからこーやるんだよとやってみて、グキッときたわけじゃない。だけどその後なんか腰がおかしいぞ、となってきてあーあのリンボーダンスごっこがマズかったんだと気付く。ほっときゃ治る、はずが一向に治らず、2,3日前に一層ヒドくなった。遠巻きに鏡を見れば身体が明らかに曲がっておる。コレは治らぬ。専門家に頼もう。

と、今日はECMではなく川合治療院へ。曲がってますねえ。以前に来たのはいつだっけね、首を寝違えたとかじゃなかったかと。そういえば厄年過ぎたら、誰かアニキが言ってたようにすっかり良くなった。首が回らないとはこのことかと思った。そのくらい毎日首が痛かった。「首はまっすぐですね。」いつの間にか治るものである。腰も治療後即完治とはいかない。2,3日もすれば落ち着くであろう。足は組むなと。歪んだ生活に気をつけないと。

予約の時間まで少しだけあったので、ようやく初ハードオフ。10分間でジャンク100円コーナーからLP3枚だけ救出。ギターは、安いエレキを狙ってますけど、ゆっくり待つべし。

夕方、八部プールにてなっちゃん初水泳教室。私も横で入ってようと思ってたのだが、せっかくの腰痛治療後なので止めといた。今日はプール上階から、張り切ってるなっちゃんに手を振りつつこれを書いております。

さて今夜は新企画「二見潤のLPフライデー」。さっきカウンターDJの支度してきました。カウンターDJ企画、レコードかけながらのボヤき(ウンチク)も聞ける気軽さが楽しいです。今夜はどんなレコードが聞けますでしょうか。

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今日の救出品。”Wild World”が入ってるCat Stevensめっけ。ちょっと反ってましたけど。

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by barcanes | 2016-05-27 16:47 | 日記 | Trackback | Comments(0)

初夏のかわECM

5/26(木)

隔月開催の平日企画「かわECM」第8回。今回のテーマは主宰が考えてきた「決して爽やかではない初っ夏ーの憂鬱」という文言であります。気候は、ちょっと動けば暑いけど窓を開ければ夜風の涼しい、雨でも降り出しそうな高湿度。日本の初夏です。ヨーロッパの初夏はこんなジメジメしてないでしょうけど、爽やかではない二人が憂鬱気味に選曲しているのはいつもの通りなので、まあ若干の初夏っぽさが感じられればオッケーであります。序盤の何枚かは以下の通り。

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爽やか感とジメジメ感が交錯してます。

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2016年の新譜。ジャック・ディジョネットのピアノ!

カウンターの端にはECMだらけのCDを山積みにして汗を拭いている主宰KAWAIと、電車を寝過ごして遅刻してきたtsk。スモーカーばかりでジャズっぽいカウンターがちょうど埋まり、そのうち12時近くになってピアニスト田尻がピアノを弾き始めた。タジリーECMの即興ソロピアノ。これ今まで何度か聞いた中でも絶品でした。田尻のソロピアノはなんとか世に出したいです。

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終盤はみんな大好きManu Katche。オルガン好きのアニキが食いついてるなあと思ったら、「ラリー・ヤングだねえ」と。確かに。

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次回はまた7月あたりの水曜日に。その後はまえかわさんのCDとブルース・ハープで夜も更けました。

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by barcanes | 2016-05-27 11:07 | 日記 | Trackback | Comments(0)

”Back In The High Life Again”

5/25(水)

山形からの来客あり。娘のなっちゃんも会いに来て、一緒に遊んでもらってハイテンション。ちょうど遠足の日で疲れてお昼寝もしたし、翌日の幼稚園がお休みなのでいつもより夜更かしもオッケーということでご機嫌でした。

昨夜聞いた音楽。先日のVoices Insideの録音したスワンプ・ポップから、しっくりと繋がるブリンズリー・シュワーツ。パブロックでグリース・バンドと来て、リクエストでオーリアンズに一度飛び、UKに戻ってアヴェレージ・ホワイト・バンド、シャカ・カーンとルーファスからのベスト盤。20年ぐらい前はよく聞いてたよねえ、みんな大好きシャカカーンシャカカーン。久しく聞いてなかった。
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来週の「キラキラ金曜日」は80’sがテーマなのですが、ということでシャカ・カーン思い出したね。そうすると我々の中学生ぐらいの頃の思い出の洋楽、フィル・コリンズのジェネシスやティアーズ・フォー・フィアーズとか、そしてスティーブ・ウィンウッドの80’sと言えばの”Back In The High Life Again”、これは我々のアンセムになり得るパブロック・ソングじゃないか。夜の世界から離れた人たちに、また戻ってきていいよと言っているわけですよ。
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最後は2000年代の傑作”About Time”のDual Disc盤のボーナス映像と、この頃のライブDVD、先ほどの曲”Back In The High Life Again”をウィンウッドさんはマンドリンを弾きながら歌ってる。やっぱりパブロックだったんだ。そうして見るとこの時のバンドもパブロックに見えてくる。アメリカのルーツ・ミュージックだけじゃなくてイギリスのミクスチャー音楽としてのパブロック。ウィンウッドさんもカッコつければカッコいいのに、素朴なフツーのカッコしている。
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by barcanes | 2016-05-27 09:50 | 日記 | Trackback | Comments(0)

スワンプ・ポップ〜ダメな男の住みやすそうな世界

5/22(日)
スワンプ・ポップ

Voices Inside 第99回はスワンプ・ポップ特集。スワンプ・ポップって何?って聞かれますけど、やっぱりそれは聞いてもらわなきゃ分からない。聞いてもうまく説明できませんけど。でもこの日一晩聞いてみて言うなれば、Cry, cry, cryとかWhy, why, whyとか3つ続けて泣きそうになってる、女々しさこそが男らしさの、ダメな男の住みやすそうな世界。やっぱ泣いてるじゃん。それがスワンプ・ポップ。

ライブ・ゲストはLos Royal Flamesのお二人。スーツとリーゼントでバッチリ決めて、ラジオみたいな音のする箱型マイクと、ハープには小型の真空管アンプと砲弾マイク。ギターはオールドのメロディ・メイカーにビグズビー付き、足元に置いたスプリング・リバーブ・ボックスを響かせ、スワンピーなトレモロは湿気を呼び(本当にライブの間だけ雨が降っていた)、オルガン・シュミレーターでVOXオルガンのサウンドを再現していた。
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それにしてもリズムのないR&Bはとてもシュール。それでもオリジナルの曲調を知っていれば、ドラムやベースを脳内補整しながらサウンドを想像/創造できるのだ。しかしバッチリ決めた二人だけのソウル・バンド。それだけでもシュールレアリスム芸術たりえている。さらに我らがシュールレアリスト、二見潤のいつものストーリー・テリングをレコードではなく生演奏でお送りするという試み、これが今回のハイライトだったと言えるだろう。

緊張感を背中で表現していたロス・ロイのお二人。そこからゆっくりと動き出してのハードボイルドな演技感。実は笑いをこらえてたっぽい。「みなさん、こんなのを毎回聞かされてるんですか!サイコーですね」と他虐と自虐の混ざり込んだこの美学を共有した10数分間。ワタクシしっかりと録音に捕えました。今回は2トラックに全部ツッコミましたよ。これはどなたか聞きたい方がいらっしゃれば聞けるようにしておきたいと思っております。
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その後の約一時間のライブ本編も盛り上がりましたし、藤沢はスワンプ・ポップの聖地、とのお褒めの言葉を頂いたような気がします。そりゃそうでしょう。我らには聖人がいますからね。スワンプポップの。その後のDJでも特に、我らがヒーロー、ダグ・ザーム絡みの選曲が素晴らしかったです。でも「ぼよよよよよーん」の”Bad Boy”はスワンプ・ポップじゃなかったそうで、かかりませんでした。残念。
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by barcanes | 2016-05-24 21:29 | 日記 | Trackback | Comments(0)

ためらわれ

5/24(火)

昨夜は音楽を求めて来たお客さんが一組と一人。「ロックバー 藤沢」と検索して来たという一組は(確かに、BECKの下にうちが出てくる)、私の分からないカントリー系の名前を次々に挙げ、それでもマール・ハガードやジョニー・キャッシュで喜んでくれていたようだった。
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こんなんかけてみたんですが。ザ・バーズに加わる前のクラレンス・ホワイト。”Nashville West”

遅くには「じゃずはハード・バップまでしか聞いてないんですよねー」という若い男性。ズージャーのペッターが好きということで70年代のマイルスなんかをかけてみたがパッとしなかったようだ。自分はハード・バップさえよく分かってないことに気づいた。結局はソニー・クラークの「クール・ストラッティン」で落ち着いた。

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これもハード・バップということでよろしかったのでしょうか。確か平岡正明がアジ演説のテキストにしたとどこかで書いていたJohnny Griffin ”The Little Giant”

ミュージック・バーなどと名乗ってしまうことが、ためらわれるような夜であった。まあ、落ち着いてくれたからよかった。


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by barcanes | 2016-05-24 16:24 | 日記 | Trackback | Comments(0)

「バンダ・ショーロ・エレトリコ」

5/21(土)

まえかわさんが都内のインストア・イベントの帰りにわざわざ持ってきてくれたサンプルを一緒に聞きました。4月に出たばかりの「バンダ・ショーロ・エレトリコ」は、「ショーロ・クラブ」の沢田穣治さんの新バンドだそうで、まえかわさんもボーカリストとして抜擢されております。
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エレピな初期リターン・トゥ・フォエバーっぽかったり、エルメート・パスコアール感もあったりと、けっこうフュージョン感あります。フローラ・プリム化したまえかわさんも聞きものですぞ!

それだけでなく、Youtubeのライブ動画なんかを見てますと、歌モノから集団即興、鬱から躁的なものまで、ブラジル版「渋さ知らズ」といった印象も受けました。

その大所帯の「バンダ・ショーロ・エレトリコ」のメンバーの中から、5名の小編成で6/20(月)にCane'sにやってくるのが「カツヲスペシャル」ということで、その名前の由来は不明だそうですが、チャージも愛の自由料金制、月曜の夜ですがぜひ来てくださいね!

そして伊豆まで帰る車で聞くカセットがないというので、10年ぐらい前のピーター・バラカンのラジオでケペル木村さんがゲストの時のを録ったやつをあげました。今どきカセットしか聞けない車、むしろいいなあ。


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by barcanes | 2016-05-24 00:24 | 日記 | Trackback | Comments(0)

前に立つ者から裏方まで

5/21(土)

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ピーター・ウルフの新作をLPで買った新品のまま持ってきてくれたアニキと聞く。Bobby Womackに捧げると語りが入るDon Covayとの共作曲がやはり最高。ピーター・ウルフとドン・コヴェイのホットライン。そのあとJ.ガイルズ・バンドから、テデスキ・トラックス・バンドの最近のライブと聞きついで、これはデラニー&ボニー&フレンヅ〜マッド・ドッグ&イングリッシュ・メンだったのだなと今さらながら気付いての、レイ・チャールヅ。こないだ借りたジョン・スコフィールドのレイ・チャールヅ・カバー・アルバムを聞き始めた頃に、ようやくお客がちらほら。
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ミュージシャンとエンジニア、DJと、今日は音楽に携わる人ばかり。前に立つ者から裏方まで。音楽をお金に変換するとはどんなことなのだろうか。広く音楽産業があったからこそ、我々は有償無償に音楽を享受することができたし、そうして今がある。

コンサート・チケットの相場、CDの代金の相場、チャージや投げ銭の相場、そして酒場での飲み物の金額も相場。お客さんとお金を直接取引しない商売の場合に一定の価格というものが生じるのだとしたら、お客さんと面と向かって接しながら演奏をしているミュージシャンたちも、誰に雇われてるわけでもない我々のような人間も、一定の金額に対して売り渡すものの質量が一定なわけではないので、価格を決定できない。そこで相場ってものをたやすく利用してしまうのだ。

しかし音楽も、おそらく我々のようなサービス業も、売り渡しているものの実体がない(ようなものな)わけだし、それを労働とも思っていないようなところもあり、そういうものを定量化して一定の金額に割り振り、パッケージして商品化して大量に売ることなど、そもそも不可能な話なのである。

それでも多くの人たちを巻き込む力量のあるシンガーや、有り余る熱意を持ったアーティストなら、その延長線上に何かがあるかもしれない。そうでもなければ、何かよく判らないものをお金に変換することなどできないのだろう。極論で言うなら歌舞伎や相撲のような興行システムを組織して、前に立つ者から裏方まで、多くのスタッフの生活を支えるようなことでも考えないと、私などはいつまでたっても子供の遊びのようなものなのだ。でも、そんなんでいいような気もしちゃう。他人とツルむことさえできないわけだし。


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by barcanes | 2016-05-23 23:37 | 日記 | Trackback | Comments(0)