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3月のイベント予定

3月のイベント予定です。

3/5-6 カオリーニョ藤原 2Days!
 ボッサ歌謡、浪花ブーガルー、関西ガンボ、そして人生の花、カオリーニョ藤原スペシャル2デイズ。大儀見さん(オルケスタ・デ・ラ・ルスなど)とCHAKAさん(PSY・Sなど)は初Cane's。中島さんのラテン・ピアノ名人芸。ゲタ夫さんの踊るアップライト・ベース、ハンパなし。

3/5(土)
「カオリーニョ藤原プレゼンツ・スペシャルライブ2DAYS〜1日目」
 open 19:00 / start 20:00 charge 2800円
【出演】カオリーニョ藤原(ギター・うた)、
大儀見元(パーカッション・うた・ギター)、
中島徹(ピアノ・etc)

3/6(日)
「カオリーニョ藤原プレゼンツ・スペシャルライブ2DAYS〜2日目」
 open 19:00 / start 20:00 charge 2800円
【出演】カオリーニョ藤原(ギター・うた)、
CHAKA(うた)、高橋ゲタ夫(ベース・うた)

3/12(土)「アイリッシュ・セッション#18」
 4pm- No Charge
 フィドル椎野さん主宰のマンスリー・セッション。今回は変則的に、土曜日開催です。お間違えなく!

3/13(日)
「ブラック・ホワイトデー2016 ~貰って無い物返す事無し~」

20;00~(23:00頃まで)

【DJ出演者】
DJ Satoshi
DJ ToYo
カズマっクス
 and more?

先月の今頃、そういえばバレンタインデイとかいう何かがあったような気がします。
しかし、きっとあったような気がするだけです。縁がありすぎて血糖値上げまくったりせずにビートで上がりまくりましょう。
と、いうわけで今回は、日本全国津々浦々(主に都内)からニコ生でDJプレイを配信し続けるネット配信界の弥次さん喜多さんことDJ.Satoshiと DJ.ToYoをメインキャストにJ-POP/昭和歌謡な夜をお送りいたします。

また当日は、ニコニコ生放送で「勝手気ままにDJプレイ生ネット配信 Vol.30」を配信します!

ニコニコミュニティ「勝手気ままにDJプレイ生ネット配信」
http://com.nicovideo.jp/community/co1082158
※アカウント登録(無料)が必要になります。

3/19(土) 「Voices Inside #97 毎月休まず8周年!!!!!!!!」
 7pm~ No Charge
【Disc Jockey】二見潤、関根雅晴、大野正雄

 2008年3月から毎月、R&Bの灯を絶やさず燃やし続けてまいりました我らが「ヴォイセズ」。毎月休まず8周年!今回はレギュラーメンバーのみのゲストなしですが、愛あるみなさまにはレコード持ってお祝いに駆けつけていただけると嬉しいです!
 そして区切りのいいところで今回から、開始時間を早くさせていただきまして、7時からのスタートとなります。遠方からのお客様も来ていただきやすいかと思います。
 よろしくお願いします!

3/20(日)「SOUL KINGFISHER Vol.5」
Fujisawa Northern Soul One-nighter
 7pm to midnight Admission 500yen
【DJs】Gustavmod
Yamada (Yokohama Hot Vinyl)
Keisuke Yamauchi

 当店に場所を移して2回目のノーザン・ソウル・イベント。聞いたことのない7インチがひたすら回り続けます。ひたすら踊ってください!フロアを広くしてお待ちしております。

3/23(水) 「かわECM #7」
 9pm-  No Charge
【カウンターDJ】かわい治療院、tsk

 隔月の水曜日開催のこの企画、今回のテーマは「春」です。待ち焦がれた北ヨーロッパの早春をイメージして、ドイツの音楽レーベル「ECM」を中心にお送りします。

3/26(土)
「seòl アイリッシュ音楽ライブ」
 open 18:00 / start 18:30
チャージ:自由料金制(投げ銭)
【出演】seòl
fiddle KO SHIINO
flute HIROMI YOSHII
guiter NAOAKI MATSUNO
and friends

毎月の「アイリッシュ・セッション」を主宰してくれているフィドル椎野さんと仲間たちとでライブをやります!

3/27(日)「よみきかせのみきかせ#13 スナフキンしんぺー旅に出る」
 4pm- チャージ:投げ銭
【出演】ますいあらた、てづかのぶえ、ちかだしんぺー、他

 全国47都道府県行脚の歌の旅に出るしんぺーちゃん、出演最終回!
絵本の読み聞かせを中心に、歌や演奏もあります。子連れで飲みに来てね~

4/2(土) 「藤沢歌謡会#16 ~春だから、なのにからららかうららかな?~」
 8pm- No Charge
【DJ】カズマっクス、コースケオーノ、
バタンQ、浅見卓也a.k.a.ダメ男、追川譲二

 なんと今回の歌謡会は、レギュラースタイルでの今年一発目であります。いつものようにいつものメンバーが浅く広く深く狭く掘り下げたり下げなかったりします。ラジオ気分でお楽しみくださいませ。

4/9(土)「野口★健 with トシバウロン」
 open 18:00 / start 18:30
charge 2500円
 ライブ終了後に、20時半からアイリッシュセッションがあります。どなたでもご参加できますので、楽器をお持ちください。

【出演】
野口明生(イリアンパイプ、ピアノ、フルート)
小松崎健(ハンマーダルシマー)
トシバウロン(バウロン)

 「花子とアン」劇中曲担当のハンマーダルシマー奏者小松崎健、「マッサン」劇中曲担当ピアノ&イリアンパイプ野口明生のユニット「野口★健」とトシバウロンのライブ&セッションです。
【問合わせ】tokyoirishcompany@gmail.com

4/10(日) 「Cane's Bandセッション#1」
5pm- No Charge

4/16(土) 「Voices Inside #98 シカゴ大特集!」
 7pm~ No Charge
【Disc Jockey】二見潤、関根雅晴、大野正雄
【今月のゲスト】新井崇嗣(翻訳家、ライター)

4/17(日)
「とうちゃんになった 今西太一 藤沢ワンマン」
open 18:30 / start 19:00
charge ¥2,000
【出演】今西太一(vo,g)

4/23(土)
ROBOW 2nd NewAlbum「約束の日」 & gnkosaiBAND 2nd NewAlbum
「尊尊我無~とうとがなし~」
Double Release Party

 open/start 18:30/19:00
 予約/当日 ¥2000/¥2500

【出演】ROBOW(大阪) / gnkosaiBAND
【Opening Guest】 moqmoq

 ご予約は、Cane'sまで。
メール master@barcanes.com
電話 0466-28-5584(営業時間のみ)

 店主の大好きなドラマー、コサイゲンキ君が持ってきてくれた嬉しいイベント!ゲストはmoqmoqオカザキエミ!楽しみ!

4/24(日) アイリッシュ・セッション#19
4/27(水) TBA(高満洋子トリオ)
5/14(土) AOR#4
5/21(土) Voices Inside #99
5/29(日) TBA(龍麿円形劇場)
7/31(日) Cane's&田火田共催
 地曳網大会@鵠沼海岸堀川網
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by barcanes | 2016-03-31 23:17 | イベント | Trackback | Comments(0)

高校野球、そしてウェクスラー晩期の輝き

3/31(木)

甲子園決勝は延長にもつれて、末日業務ギリギリセーフ。高松商業は負けてしまった。子供の頃から見慣れた赤いCのマークの奈良智弁は意外にも春夏併せて初優勝。

昨日の準決勝で、熊本出身選手がほぼいない熊本県代表校を下した地元の軟式出身選手だらけの県立高松商。どうしてもそういう方を応援してしまう。アマチュア・スポーツを喰い物にしている大人たちが子供に夢を語らせてしまうのが高校野球と分かってはいても、そのような悪しき世界の中にでもピュアなものが残っていてほしいと思うのは、この世の縮図みたいなものだからなのだろう。

別に地元の公立中→公立高校がピュアというわけではないし、人の移動が悪というわけではないはずだ。強くなりそうな選手を集めることだって反則なわけじゃないし、学校の知名度のためにお金をばらまいたって必ずしも勝てるわけじゃない。それに、一回りも体格の違う野球エリートを見つけて成長を見守っていくような楽しみがあるのも高校野球だ。

だけど、そんな勝つためのアクロス・ザ・ボーダー集団が、地元という縁で集まったローカル軍団に負けてほしかったりするのだ。それがピュアなことなのか?ただのひねくれたオヤジ趣味じゃねえか。僕が言いたいのは、輝くために場所を選び取るのもいいけれど、与えられた場所で輝やいちゃう方がピュアに思える、というようなことなんだろう。

とは言え、与えられた場所でぜんぜん輝けない昨夜の私は、前夜の続きでマーク・ノップラーの2009年「Get Lucky」から。数曲で入るアイリッシュ的なホイッスルとメロディーがどこか親しみやすく、それでいてノスタルジックな、個人的には2000ゼロ年代一番のポップなアルバム。
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ジェリー・ウェクスラー自伝も佳境に入り、ようやくディランが登場。75年にアトランティックを退社したウェクスラーが、ポスト・アトランティック時代で一番稼がせてもらったバンドと書いているのがダイアー・ストレイツ。「ダグ・ザーム&フレンズ」(売れなかったそうです)で知り合ったディランからちょうどその頃オファーがあり、気心知れたマッスル・ショールズで、飛ぶ取り落とす勢いのノップラー(とドラムのピック・ウィザーズ)を呼ぶことになった。
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2枚とも79年のJerry Wexler/Barry Beckettプロデュース作。
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自らもプロデューサーであるアラン・トゥーサンの78年西海岸録音はウェクスラー・プロデュース。ドラムはジェフ・ポーカロ。トゥーサンはこれ以降、自身のポップ・アルバムは出していない。
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83年のカルロス・サンタナ「Havana Moon」は、ブッカー・T・ジョーンズ、ファビュラス・サンダーバーズ、タワー・オブ・パワー・ホーンズ、フラコ・ヒメネスなど、豪華共演陣のJerry Wexler/Barry Beckettプロデュース作。ライトニン・ホプキンス、ジョン・リー・フッカーという2大ブギー巨人をそれぞれトリビュートした曲が入っているのは興味深い(内容はそれほどでもありませーん)。その後のサンタナの、ゲストもの快進撃のはしりはこれか。
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音楽だけが心の拠り所あるいは逃げ場のダメな男。ウェクスラーの自伝(原書は93年だから70歳代前半に書いたのだろう)の後半は特に、痛々しくも音楽だけは素晴らしいものを創ってきたのだという自負が対極的に輝きを増し、持っていたレコードもまた興味深く聞くことができる。

50年代からリズム&ブルース(この言葉は「ビルボード」で働いていた若い頃のウェクスラーが作ったそうである)の録音現場に立ち会ってきたウェクスラーは、マッスル・ショールズ時代になってついにスタジオに飛び入り、グルーヴを掴みきれないミュージシャンたちに対して、踊って説明したりするようになった。

彼のやり方はそれだけでなく、録音したばかりの曲のアセテート盤(サンプル)をすぐさまラジオ局のDJに配り、プレス工場にハッパをかけ、ライバルのレーベル主たちと駆け引きしながら、自分の良いと思った音楽を確実に自分の手で売ってきたのだった。しかし、そういうことが70年代から通用しなくなっていったのだ。

彼自身が年をとり大物になってしまったことだけでなく、音楽制作の複雑化、音楽産業の巨大化、時代を先取りし過ぎること、彼自身の仕事の成果であろうことが彼の首を絞めることになったのだ。自分のやり方が時代を変え、時代は変わって自分のやり方が通用しなくなる。アトランティックをワーナーに売却し、自分は会社を辞め、若手には出し抜かれ(デヴィッド・ゲフィンとの確執が何度も出てきます)、そして自分はどうするか。何に固執するのか。

60年前後のアトランティック・ソウルの最盛期の逸話はもちろん俄然面白く、そしてこのような晩期の仕事も胸を締めつけるようで、長年連れ添った妻と別れて30も歳下の女性と結婚したり、60過ぎて恋に落ちたり、子どもの悲話もあったりして、ようやく読了。と思ったが、最初の方、音楽業界に入る前を飛ばして読み始めたっぽい。もう一年ぐらい借りっぱなしだー。
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2014年刊の日本版の訳者は、新井崇嗣さん。4/16(土)の「Voices Inside」シカゴ大特集にはゲストでいらっしゃいます!7時からですよー。

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by barcanes | 2016-03-31 17:13 | 日記 | Trackback | Comments(0)

テンション低めのノップラー効果

3/30(水) 

週末の疲れがリカバリーできず、ちょっと体調悪し。のんびりお店を開けた。早い時間にいらっしゃったお客様、ゴメンナサイ。昨日はテンション低めに、マーク・ノップラー特集。

2000年の「Sailing To Philadelphia」から、「The Ragpicker's Dream」2002年、「Shangri-La」2004年、スタジオ・ライブの「One Take Radio Sessions」2005年、「Kill To Get Crimson」2007年まで順番に。2000年代のMark Knopfler(こんな綴りです)、明るい曲にもどこか暗さがあって、声は基本的に暗くて、いいですね。こんなときには市販薬のようにやんわりと効いてきます。
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で、暇つぶしに読んでた本は、ジェリー・ウェクスラー自伝「私はリズム&ブルースを創った」。アトランティック・レコードの創始者の一人ですね。ウィルソン・ピケットとかアレサとかが出てくるところの音楽でも聴きながら読めばいいんでしょうけど、そのうちね、こっちにもノップラーが出てくるはずでしょう。マッスル・ショールズあたりで。

でもそこまで行かず、2000年代のノップラーももう一枚あるんですがそこまで聞けずに、昨夜は少し早じまいさせてもらいました。音を止めたら鼻が詰まってきました。よく寝たので今日はたぶん大丈夫だと思います。


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by barcanes | 2016-03-30 15:01 | 日記 | Trackback | Comments(0)

中流、そしてお金以外の利益

3/29(火)

深夜に同業と商売の話など。どこよりも安いとかセレブに寄るとか分かりやすいけど、やはり真ん中なんじゃないかと。超金持ちとそれ以外の貧困層とにまっぷたつに分かれてゆく世の中にとって、重要なのは中間層がいかに持ちこたえられるかだという経済の考え方があるそうだ。まさに我々は中流を行かなければならないのだろう。

一億総中流と言われた時代のサラリーマン家庭に育ち、階段のない新築分譲マンションの4階の、同じ形をした窓から低い夜空を見上げようとしていた私など、中流から逃げ出したかったのだと思う。頭上に天空を見上げるには地に降りなければならない。市井に真実ありと街に出た。

中をぬかして、上と下だけの世界は中途半端がなくて分かりやすい。下を出し抜くような上には行けない。ならば下へ。海を目指して下流の肥沃な氾濫地へと。しかし私が行けたのはせいぜい中の下ぐらいだったのだろう。中のなかにも上中下があったのだ。良くも悪くも、中のなかで上向きのものと下向きのものがあり、それらが総体として向いているのがド真ん中だとすれば、その辺を見つめることも必要なのだろう。

我々中流家庭出身の飲食業者は、若いうちはむしろなんとなく分かっていたのだけど、長く続けるにしたがってその辺の感覚が麻痺してしまうのだと思う。そして圧倒的に、天性の商売のセンスというものに欠けている。努力が必要?お金のことあんまり考えたくないなー。才能もなく練習嫌いのスポーツ選手みたいだ。でも僕らは勝つ必要はない。むしろ勝つことを拒んでいるのだろう。

利益をお金に換算できる者が商売人だとしても、お金だけが我々の利益ではない。商品作物にならないものにでも水をやれば、その草葉が微笑み、パンに挟まれてサンドイッチぐらいになってくれる。我々はお金以外の利益を受け取っているのだ。私はいつもそう思うことにしている。通帳を見なきゃならない時には特に。

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先日、昔のバイトの先輩がくださったCDは、baby krishna lovers band 「fastener」2009年作。フィールド録音のようなワールド系の生音から始まって、変拍子、歪んだギター、ぐねぐねのごわごわ、その隙間から「はつぴいえんど」的な日本語が聞こえてくる。すっごいカッコイイじゃないっすか〜!

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なっちゃんが公園で摘んできたおばけクローバーは、食べられませんね~

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さよなら、昔のボトルのレミー・マルタンXO、美味しかったな。もうこんな樽の渋みないよね。オールド・ボトルの世界は、以前のお酒は贅沢な造りで美味かったことと、今のお酒(特に有名メーカー)がどんどん安っぽい味になっていること、そして消費者がそのような味を好んで(あるいはそれを洗練と感じて)いるらしいということを考えさせられます。


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by barcanes | 2016-03-29 16:01 | 日記 | Trackback | Comments(0)

よみきかせと旅の空

3/28(月)

隔月開催13回目の「よみきかせのみきかせ」は、歌のお兄さん役のしんぺーちゃん出演最終回。彼はクラウド・ファウンディングで20数万ほど集め、それを元手に全国47都道府県をくまなく回る旅に出る。春から半年で日本を二周ぐらいしたいと言っていた。そんなことで今回は、しんぺーちゃんの出番が多め。草野心平の詩をギターを弾きながらリーディングしたり、ボブ・ディランの絵本「forever young」を読んだり、持ち歌も何曲か歌ったし、最近の定番「猫のピート」も歌った。
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最初は持ち歌を歌うことにこだわりを見せていた彼も、しだいに童謡やリクエストのあった曲をカバーしたり、いろいろなチャレンジを見せてくれるようになった。この2年の間にも、自分の演奏の経験を重ねて自信がついてきた分、余裕ができ幅が広がったのだと思う。そしてこの「よみきかせ」の活動も、彼の歌にとって何かしら得るものがあったのだと思いたい。まあまたそのうち、参加してくれることもあるでしょう。

そう、今回でちょうど2年だそうです。なっちゃんが2歳になったばかりの頃に始めたのでした。ちょうど絵本に興味を持ち、他人の話を聞けるようになった頃でした。今回初めて参加してくれた男の子は、初めての場所に興奮。初めての場所や知らない大人たちに囲まれて、萎縮する子もいるし元気いっぱいにアピールする子もいますね。でもさすが保育のプロや育児経験の豊富なみなさん。にぎやかな中にも落ち着いた対応を見せてくれました。

今回やった演目をメンバーの原さんがFBにアゲてくださっていましたので、引用させていただきます。(★はうた)

『ろくべえまってろよ』
『くろねこかあさん』
『ごびらっふの独白』★
『虹の向こうに』★
『けんかのきもち』
『妖怪温泉』
『ケ・セラセラ』★
『サタデーナイト』★
『馬の前足』★
『はじまりの日』
『ゆかいなかえる』
『ねこのピート』

6時過ぎに終演。前日の余波で気分良く酔っぱらった感じだったのが、ようやく宿酔いみたいに調子が落ちてきたので、そんなときの特効薬はやはり迎え酒。若い頃にギターを持った渡り鳥になる夢を持っていたアニキなどと、レコードやバンドでやりたい曲なんかを聞いているうちに、もうすっかり深夜な気分になって、まだ9時。

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僕らの好きな何かに似てる曲ばっかりじゃんか!というソウル・ミュージック・ラヴァーなジョン・クリアリーの新譜LPからの、ボビー・ブルー・ブランドの50年代後半の名演を聞いて、ダグ・ザームのテキサス・ブルーズ盤を聞いて、ホーン・セクションの威力を最大に駆使したあの時代のサウンドにシビレる。アニキと「ボヨヨヨヨヨ~」を一緒に歌って、それでもまだ日付が変わらない。
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山ガールと今度行く山や温泉の話をして、「よみきかせ」主宰とコーヒーを飲んで、もう日曜ですしそろそろ終わりにしちゃおうかな、と思った頃に来客あり。一年ぐらい前から最近見ないね、なんて街の飲み人たちが話していたTさん。広島の田舎に移住したんだそうです。南口の店主も合流していろいろ話しました。2月の15周年の時のイベントの「たじろっく」の録音の、まえかわさんのスペシャルな歌声をみんなで聞いて、夜明けのサンバで朝6時。

いつもは8時過ぎに開けて3時前に閉めちゃったりして、おまえ6時間しか働いてないじゃねえか!と叱られることもあるんですが、こんな日もあるんですよ。17時間働きました。まあ8割がた飲んでるだけなんですけど。
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春の夕方にぴったり。イチゴと紅茶リキュールのフローズン・カクテルでした〜。

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by barcanes | 2016-03-28 14:08 | 日記 | Trackback | Comments(0)

開くアイリッシュ・ミュージック

3/27(日)

毎月の「アイリッシュ・セッション」を主宰してくれているフィドラー椎野さんがライブをやってくれた。いつも静岡県富士市から東海道線を乗り継いで参加してくれているギターの松野さんは、若い頃にハードコア・パンクをやっていたとは思えない優しいタッチと静かに躍動するグルーヴが印象的。ちなみに店主とは同い年。フルートや笛類、コンサーティーナを駆使するヨシイさんは、飲んでからが面白い方だと今回分かりました。ゲスト的に参加してくれたバンジョーの斉藤さんは、セッションによく参加してくれている若者。バンジョーが入って4人になってからの終盤の盛り上がりは素晴らしかった。場内拍手喝采アンコール。

いつものセッションはテーブルを囲んで輪になっているので、音楽の中心は内側にあり、それを外から聞いているわけである。こうして音楽の正面から、椎野さんたちの音を聞くのは、私にとって初めてのことだったのでした。これは全く聞こえ方が違うんですね、当たり前ですけど。いつも閉じこもっているというわけではないですけど、なにかそういうものが外に開いて、どばーっと流れ出てくるような、しかもそれが自然で、なんだかたおやかな印象でした。
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アイリッシュ音楽は、基本的にひとつのメロディーを全ての旋律楽器がユニゾンで奏でるわけですが、対位旋律的なアプローチや、ハモってエンディングを迎えたり、今回はライブ用にいろいろなアレンジを施していたのが興味深かったです。そのような工夫を、現代の演奏家たちにはどんどんやっているそうで、そもそも伴奏なしの歌唱だけであった時代から、様々な楽器を使うようになり、その奏法や楽器にも工夫が加えられ、伝統的でありながら常に革新や変化を受け入れていくのがアイリッシュ音楽の面白いところなんでしょうね。

椎野さんの曲の解説やアイリッシュ音楽についての見識など、曲間のMCも面白かったです。実演つきの講義のようで得をした気がしました。

通常より早めの6時半にスタートして、9時前にはお開き。今日はライブの日だから、まあもう誰も来ないだろうなーと飲み始めちゃってから気づいたら朝6時まで、ずっと喋りっぱなしだった。喋るためにはガソリンが必要な質なので、給油しっぱなしでライブ後の余韻から3回転ぐらいした感じがした。ライブ上がりのミュージシャンたちとウェザー・リポートを聞き、イベント帰りのDJズ、初めてのお客さん、久しぶりの私服の背広組、仕事帰りの若い女性から、もうすぐ爺さんになるという先輩まで。これだけ多様なお客さんが来てくれて、まだまだ私の店も役目があるのだなと思うと嬉しかった。

最後にバンド練習帰りのベースマンが数学の研究者と聞いてもうひと盛り上がりした気がする。娘のいる父親話もしたなあ。今日はまだ酔っ払ったまま、気分よく「よみきかせ」の準備。
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バンド名は「ソウル」と読んで、英語のs


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by barcanes | 2016-03-27 16:47 | 日記 | Trackback | Comments(0)

バンジョーと誤差

3/26(土)

バンジョーを持ってらっしゃるというお客様がいらしたので、今夜はバンジョー。こういうCD、どこで買ったんですか?と聞かれ、これは確かCD屋のワゴンセールかなんかで、名前だけ知ってたから買ってみたんだと思います。もう藤沢にもCDショップが無くなってしまいましたけどね。

そんな風にして買ったアリソン・ブラウンの2005年作はインディゴ・ガールズ、メアリー・チェイピン・カーペンターなどのゲスト参加作「Stolen Moments」。ナイロン弦バンジョーの優しい響きがピアノやヴォーカルなどを邪魔せず主張しすぎず、静かな夜に溶け込んでゆく。
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Flatt And Scruggsは確かブルーグラスの入門編として買った。スクラッグズさんの方がバンジョー奏者です。軽快な達人グルーヴで、ようやく夜深くなってお店もにぎやかになった。
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ベラ・フレックはフレックトーンズのわけの分からないようなバンド演奏を映像で見たのがきっかけ。昔NHKのBSでよくそういうのやってた。一方で同じような時期にバンジョー・ソロでクラシックのアルバムを出していたのに驚愕した。2001年の「Perpetual Motion」。これと次のアルバム、ベーシストEdgar Meyerとのデュオのライブ盤「Music For Two」が愛聴盤。ここでベラ・フレックの近年の、バンジョー奏者2人によるデュオ盤が素晴らしいよとのご指摘。バンジョーの世界を広げていく一方のベラさんのその後もチェックしたいなー。
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最後に、笑えるけど興味深いブルーグラスによるジミヘン・カバー盤。David Westというバンジョー奏者がリーダーの模様。このカバーの手法はArea Code 615のスタイルだと思われます。これもワゴンセールかな。
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こんなどうでもよさそうだけどちょっと面白い、みたいなアルバムなかなか出会わないよねと。今はネットで欲しいものは買えるけど、ちょっと誤差のあるものには出会えない。自分の欲求がまっすぐ誤差なく対象に向かっている人は問題ないのかもしれませんが、出逢いということに関しては、どこか我々には誤差が必要なのではないでしょうか。

CDショップや中古レコード屋はそのような場所でしたし、私の店のようなものもそうなのでしょう。欲望にジャストに応えるだけではなくむしろ、誤差と出逢う場なのだと。

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by barcanes | 2016-03-26 14:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)

春のECM

3/24(木)

隔月で開催している平日水曜日のリスニング会。ドイツの音楽レーベル「ECM」を中心にお送りしておりますが、7回目の「かわECM」のテーマはざっくりと季節ネタで「春」。北欧の待ち焦がれた早春、雪解けの山野に滴る水音、一面に萌える小さな草葉、そのようなイメージで、暗く深々とした冬を思わせる曲の多いECMの中から、控えめな明るさを感じたいという思惑でした。

しかし選曲はなかなか難しかったようでした。パット・メセニーなんか音色的にも春っぽいじゃん、と言うと、自らに負を課す主宰は「それは安易すぎるのでベスト盤一枚だけにしました」と。それでもギターなどの弦楽器の、細かいアルペジオの囁き、爽やかな和音、あるいはベベベンと叩き開くようにして春開くような響きは、確かに春を感じさせるものがありました。ピアノがインドアな楽器だとすれば、ギターという楽器には外に出たくなるような春の性質がそもそもあるのかもしれませんね。

その他、ECMおなじみのヤン・ガルバレクのリードの音、シタールやタブラの入ったエスニック的なもの、ブラジルや中東などワールド的なもの、フルート類の笛の音などに春を感じていきました。相棒のtskは出たとこ勝負なチャチャを入れつつ、先日亡くなったナナ・ヴァスコンセロス絡みの曲をかけ、今回の裏テーマはナナさん追悼でした。ヂスモンチとの来日が決まっていただけに、なおさら残念でした。

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今日の一枚目。Dino Saluzzi 83年。
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シタール入り。ピアノはsteve khun。
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ジャケがステキだったbobo stenson。
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jerry douglasのドブロ!nonesuchレコードです。
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ヤンさんナナさん。
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今回のラスト・チューン。

聞きに来てくれていたミュージシャン氏と終了後にも音楽話で、ペダルスティールからのダニエル・ラノワなど聞く。バンドのCDもいただいちゃいました。


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by barcanes | 2016-03-24 15:30 | 日記 | Trackback | Comments(0)

2011年のレコード

3/23(水)

昨夜はなんとなくかけたレコードが2011年作品だったので、そういえばと思って引っこ抜いてみたら、その年のLPが何枚か出てきた。

まずJ君にお借りしてたレコード。MG'sで有名なSteve Cropperは若い頃にコーラス・グループ「5 Royales」のギタリストLowman Paulingの、リズム・ギターを弾きつつソロやフィルを入れるワン・マン・ギターのスタイルに影響を受けたとおっしゃってます。たくさんのゲストが参加したトリビュート作品。ドラムはSteve JordanとSteve Ferrone。スティーヴさんだらけですね。そしてSpooner OldhamとDavid Hood。
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Ry Cooderの歪んだギターの音が気持ちいい2011年のライブ盤はLPですと2枚組。発売は2013年でした。Nonesuch。
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Glen Campbellの涙のファイナル・アルバムも2011年。ここまで影のあるジャケが続いております。
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プロデューサーとして名前を知っていたJoe Henryのアルバムもいいんだよと勧められた2011年作品。ANTI-レーベル。
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Ron Sexsmithのこの年の新作は高かったですね。値札が付きっぱなし。シュリンク付けっぱなしジャケ・シリーズ。
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Tomさん7年ぶりの新作はハゲしいものとヤサしいもののバランス良い好盤。ANTI-は良心的な値段。CDも付いてる。
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同じくANTI-から、2011年のBooker T. Jonesはクエストラブらとのナイス共演でした。
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この年のグレッグはROUNDERからのブルーズ・アルバム。古くさい音像がイナタ過ぎ。
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Ry先生の2011年作品はこれでした。やはりLPだと2枚組。
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と、この辺でネタ切れ。最後にサインを頂いた小坂忠さん。2010年12月。欲しい新譜がアナログで出ていたら、なるべく買うようにしようと思い立ったのは、これがキッカケだったかもしれない。
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遅くに、27歳の誕生日を迎えたという女性。26と27は違いますね。もうすぐ30って感じがします!23で結婚して子供を産むつもりだったのにー、と。(はい、ここツッコミどころ!)27歳は有名なミュージシャンが多く亡くなった齢。私は27でお店を始めました。10代からの惰性で20代を過ごしてきたヤングな流れが、何か転機を迎える頃なのではないでしょうか。

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by barcanes | 2016-03-23 14:08 | 日記 | Trackback | Comments(0)

春開きまして

3/22(火)

春分を過ぎ、桜の(東京の)開花宣言があって、テレビをつけたら高校野球が始まっていて、島根の開星高校が出てました。島根といえば「開春」という日本酒があります。春開く、そろそろ桜という季節に飲みたくなりますがこの辺では売ってません。

桜といえば、おとなり鳥取の「日置桜」が去年(一昨年もだったかな)「夜桜ラベル」という規格外のお米を使った「全米酒」というのがありましたが、今年は出てないそうで、それではと日置桜のフツーの純米酒を買ってきました。

最近はフツーの純米酒が好きになってきちゃいまして、地方米を使っていたり磨きが少なめだったり、値段を安く抑えることと味の個性が両立する一石二鳥な魅力があると思います。

変なお酒が好きな私の趣味をいつも刺激する「日置桜」なんですが、フツーの純米酒は実は初めて買いました。桜のラベルです。ほんのりと黄色く色づいていて、ぬる~熱燗がやはりいいですね。ポットに入れた燗酒を持って夜桜見物にでも行きたくなります。

3連休の最終日。祝日の月曜は予想通り、一人の時間がたっぷりありましたので、いろいろ溜まってたもの片づけられました。週末にお借りしたCDを聞き、お借りした音楽本「TEMPLES OF SOUND : レコーディング・スタジオの伝説 20世紀の名曲が生まれた場所」(P-Vine BOOKs 2009年)をチラ読みし、溜まった日記やブログを書き、メール打ったり先のイベントの下準備をしたりしました。まあそれでよしとしよう。
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左は古酒ブレンドという実験的かつリーズナブルに長期熟成の味を楽しめるというお酒。こちらも燗で。
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そう!これに入ってた。一曲目にDon Covay「I stole some love」これが聞きたかった〜。J君にお借りした2枚組のアトランティックのコンピ。
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行けたら行くねって言ったけど、やっぱり行けなかった。ゴメンねしんぺーちゃん。オススメの若手のみなさん見てみたかったな。昨夜は南口のGIGSでイベント主宰してたしんぺーちゃんのシングル盤。

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by barcanes | 2016-03-22 14:27 | 日記 | Trackback | Comments(0)