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8月のイベント予定

8月のイベント予定です。

8/8(土)
 「藤沢歌謡会vol.14 YMOスペシャル」

20:00〜 Charge:Free
【出演】 大野耕介、ダメ男、追川譲二、カズマっクス
【ゲスト】 増山龍太(sundowner/wann recordings)
 機は熟してのYMO特集!

8/9(日) 「アイリッシュ・セッション#11」
16:00~ No Charge
フィドル椎野さん主宰のマンスリー・セッション。

8/15(土)
 「Voices Inside #90 New Orleans特集!」

21:00~ No Charge
【DJ】二見潤、関根雅晴、大野正雄、他
 前回のSP盤はヤバかった!今回もSP盤イキます!

8/23(日) 「よみきかせ・のみきかせ#9」
16:00~ No Charge(投げ銭)
【出演】ませかよ、ますいあらた、てづかのぶえ、ちかだしんぺー、はらまさこ
 隔月で開催している夕方イベント。絵本の読み聞かせの他、うたなどもあります。子供も大人も楽しんでね。

8/26(水) 「セッシオン・エチオピア#8」
20:00~ 投げ銭

ギタリスト中西文彦が送る音の実験室。今回のゲストはブラジル音楽の殿堂 プラッサオンゼ出演メンバーによるスペシャルセッション!

【出演】
中西文彦(ギター)
【ゲスト】寺前浩之(バンドリン)、 見谷聡一(パーカッション)、 大澤ギューギュー(wb)

8/29(土)「IRIE TIME #1」
Open 18:30 / Start 19:00
Charge ¥1000
【Live】 riddimswag / irietimes
【selector】Baba shrimp,
shiggy marley, Rudy Kick, Taku

8/30(日)
「今西太一ライブ」

open 19:00 start 19:30
charge¥2,000
【出演】今西太一、近田心平、カガユウ

9/5(土)~6(日) 「アコースティック・キャンプ 2015」@南足柄市森林公園「丸太の森」
 ドリンク係で参加します。

9/9(水)
 「かわいECM #4」

21:00~ No Charge
【カウンターDJ】治療院川合、tskunion
 ECM好き川合君がマッサージだけでは癒せない貴方の心を揉みほぐしますが、tskがそれを邪魔します。

9/19(土)「Voices Inside #91」

9/20(日) 
「カオリーニョ藤原、山村誠一、井上明典」

open 19:00 / start 19:30
charge ¥2500

【出演】
カオリーニョ藤原(うた・ギター)
井山明典(ピアノ・アコーディオン・うた)
山村誠一(スティールパン・パーカッション・サックス)

【プロフィール】

カオリーニョ藤原(うた・ギター)

1970年代半ばより、関西を中心にブルース系ギターリストとして、多くの一流アーティストとバンド・セッション・レコーディング活動を続ける。三十路を過ぎてからは、ブラジル音楽や日本の音頭などの影響を受けた、唯一無二の音楽スタイル「演歌ボサノバ」を確立。ギターのみならず、ボーカル・作詞・作曲にもその才能を遅蒔きながら開花させる。その音楽スタイルは2度に渡るヨーロッパ公演(7ケ国・14公演)でも高い評価を得る。1人多重録音によるソロアルバム「ボサノバ日本一」、鬼才豊田道倫プロデュースによるニューアルバム「カオリーニョ藤原の真実」など、通算6枚のCDをリリース。今秋、演歌ボサノバの代表曲の1曲「逆行人生」が、スマホのゲームアプリ「勇者ヤマダ君」の挿入歌として採用される。

井山明典(ピアノ・アコーディオン・うた)

ニューオリンズスタイル、ブギウギスタイルのファンキーなピアノを得意とする。連続テレビ小説「てるてる家族」にアコーディオン弾きの役で出演する。クール長崎氏率いるウクレレユニット「ハイビスカス」全国ツアーにボブ島原として参加。大阪の落語の寄席「天満天神繁昌亭」にリピート山中氏との音曲漫才ユニット「れ・みぜらぶるず」で色物として不定期にて出演中。2010年ジェフマルダー&エイモスギャレットジャパンツアーにサポートで参加。また、関西を代表するジャグバンド「春待ちファミリーBAND」のメンバーでもある。あがた森魚氏、斎藤哲夫氏など、数多くのミュージシャンのレコーディングにも参加している。ピアノ、アコーディオンと共に、その流暢なMCでも客席を沸かせている。

山村誠一(スティールパン・パーカッション・サックス)

1980年代から、打楽器奏者としてのキャリアをスタートさせる。ラテン、ジャズ、ワールドミュージックとBEATを渡り歩き、その後スティールパンとの運命的な出会いを果たす。情景を奏でる独奏からスティールパンオーケストラまで、その魅力を余すことなく伝えるスティールパンの伝道師。又、演劇の音楽制作、番組のテーマ曲も手掛ける。劇団四季のミュージカル「ライオンキング」でも、パーカッショニストとして長年プレーしている。多種多様なステージパフォーマンスは、そのチャーミングなキャラクターと相まって、聴き手を和ませる。

9/22(火) TBA
9/27(日) 「アイリッシュ・セッション#12」
10/3(土) 「藤沢歌謡会 #15」
10/17(土)「Voices Inside #92」
10/31(土)
 「After h'Our Rock #2」
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by barcanes | 2015-08-31 22:21 | イベント | Trackback | Comments(0)

太一さんの新曲


今年は3月以来の今西太一。競演は近田心平とカガユウちゃんの地元勢。そして急遽、もうすぐ出来るという太一さんのアルバムのプロデュースをしているさいとうりょうじ(ピアノ)とうすいしんすけ(チェロ)が参戦してくれた。

そのニュー・アルバムに収録されるという新曲が良かったな。太一さんはやはり言葉の人、詞の人だから、初めて聞く曲の最初に聞く時の、言葉を待ちながらその言葉が突き刺さってくる時の、そのヒリヒリした感じが醍醐味だと思う。もちろん、何度も聞いてるはずの曲でも響いてくるときもあるし、そうじゃないこともある。やはり同じ時代を生きていて、太一さんが新しい曲の中でどんな言葉を使ってくるかというのは楽しみであるし、それがどんな風に自分に響くのか、つい不意をつかれてウルッときてしまう感じが嫌いじゃないのだ。っていうか下品な言い方をすれば、泣きたい、泣かせてくれよってことかもしれない。

演奏中に次回のスケジュールを確認させられ、11/29(日)に決定しました。おそらくそのニュー・アルバムを買わせられると思いますが、「コレがアレなもんで」の予定日が迫っているでしょうから、みなさま是非ともご祝儀叩きに来てくださいね。今回はみんな「モヒT」を買わせられました。いや、欲しくて買いました!
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写真は太一さんのFBから拝借。
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by barcanes | 2015-08-31 02:32 | 日記 | Trackback | Comments(0)

いいイベント


よく飲みに来てくれてる若手たち、聞くとレゲエのバンドをやってると言う。時には楽器を持っていて、バンドの練習の帰りだったり。いつかライブやってよ、って言ってたのがようやく実現して、イベントを企画してくれた。ベース、ドラム、ギター、ボーカルの4人組「irietimes」と、対バンは男女混成5管のスカ・バンドriddimswag改め「トロピコス」。メンバーたちがDJもやってくれて、地元の仲間たちがたくさん来てくれて、お酒もたくさん飲んでくれて、とても良いイベントでした。モヒートを15杯ぐらい作りました。

有名な人や実力ある人を間近で見たりする凄みとかね、人を喜ばせるプロの演奏力やエンターテイメント力とか、ファンをたくさん集めてくれる動員力のあるバンドとかね、それぞれの良さ素晴らしさ商売的なありがたさがあるんですけどね、僕はこういった手作りの企画の、いい空気感を作ってくれるイベントが好きです。自分がそういう、みんなを盛り上げるような才覚がないからかもしれないけど。

僕なんかができることは最高の音響でもなく、宣伝力でも広告力でもなく、ましてや丁寧な接客でもなく、ちょっとしたことでしかないんだろう。ちょっとした空間、ちょっとはいい感じの音響、音楽をちょっとはよく聞いてもらおうという気持ち、そしてライブハウスやその辺の音楽酒場なんかに比べたらだいぶマシな飲み物。音楽をちょっとでも良くしようという気持ちが、演奏者も観客もそして店の人間も、みんなに共有できて、そういうときにちょっとだけ、音楽のレベルが上がるんだと思う。おこがましい言い方かもしれないけど、特にリスナーの側の。そしてリスナーの要求が高くならないと音楽は良くならないんでしょ、きっと。

僕はそういうことなんだろうな、ローカル・バンドのイベントが楽しかったり、レコードのイベントが面白かったりするのは。問題は、自分だけが乗れないときがあること。これマズいんだよなあ。でもみんながいい感じになるっていうのは、なかなか難しい奇跡的な瞬間だと思うんです。


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by barcanes | 2015-08-30 06:48 | 日記 | Trackback | Comments(0)

寒さのせい


夏の終わりに肌寒い日が続く。昨夜は不定期で続けているブラジリアン・ギター中西さんの「セッション・エチオピア」第8回。ゲストはバンドリン寺前浩之さん、パーカッション見谷聡一さん、そして龍麿3でもおなじみ大澤ぎゅーぎゅー逸人さんアップライト・ベース。毎度お客さんの少ない公開セッションということで平日開催なのだが、気楽に楽しく、ほどほどにチャレンジングで、みなさん十分に上手で、でもどこか定型を抜け出せない感じのもどかしさを楽しむというか。これほめてない?だけど全然けなしてなんかないから。

これ僕らの現実の問題と同じだと思うんです。お先真っ暗の世の中をどうやって生きていけばいいんだろうって言えば、なんとか楽しく生きるしかないんだけど、それなりに身の丈で努力しながら、それなりに生きる技術を身に付けて、それでもどうにも日常の大きな流れに飲み込まれて、どうにも抜け出せないこの感じ。

本当に楽しいことをしていかないと。楽しく生きるしかないのだから、それをなあなあではなく、本当に楽しくしていかないといけないんだろう。でも続けるためには、ほどほどのところを続けなきゃいけない方を取ってしまったりして。これ自戒です。夏の終わりの、寒さのせい。


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by barcanes | 2015-08-27 06:38 | 日記 | Trackback | Comments(0)

愛犬へのレクイエム


愛犬を亡くした方が、火葬について調べてるうちに僕が以前に書いたブログ記事にぶつかったそうで、いろいろ検討した結果、やはり石名坂のゴミ処理場にある藤沢市のペット火葬を利用した。

うちもつい去年、約20年長生きした犬が死んで、やはり石名坂に持っていった。最後は歩けなくなって寝たきりオムツ生活の老人介護状態だったが、甲斐甲斐しく世話した母は、箱に詰めて丸くなった愛犬の身体を自宅で摘んだ身近な花々で埋めて、それを係りの者に託した後の帰り道、車内でシクシクと泣いた。それを2歳の孫娘が「ばあば、泣かないで。なっちゃんがいるから大丈夫だよ」と慰めたのには家族一同慰められた。時折思い出したように「モコちゃん(故犬の名前)死んじゃったねー」と言う。しばらくは外で散歩してる犬を見るといちいち触りたがったが、最近はそれも治まったみたいだ。

今夜も「Left Alone」で亡き犬に献杯。亡きビリー・ホリデイに捧げられたレコード。「なんかバーみたいだね。」とペット未亡人が言った。「ええ、まあ一応ね。」
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亡き人に捧げられた曲と言えば、「Get Up With It」の1曲目「He Loved Him Madly」が最近とても好き。デューク・エリントンの訃報を受け、すぐにこの曲を書いて録音したマイルスは「2度と演奏しない。なぜなら、あの曲は今では彼(デューク)の手元にあるから」と語っている。

リバーブやディレイが効いた、静かで荘厳で、一定の緩やかなビートで進んでゆくアンビエントなこの曲、2テイクをつなぎ合わせて1曲にしたプロデューサーのテオ・マセロによれば、トラックダウンの時の機材の、正常なのに「デュークの精霊がスタジオに降りてきたにちがいない」異常な動きによって、リバーブやディレイがかかったような音になっていたという。

「デュークはよく大作を演奏したものだが、こういうときのデュークは、いつも、シンプルな形で演奏をはじめ、だんだん音を積み重ね、色彩感を豊かにし、やがてフル・バンドで、シンフォニックにスケールの大きい音にふくらませて・・・私にはデュークの音楽と同じように聴えるんだ」ということらしい。(引用は日本盤アルバム・ライナーノーツより。)

異常なのか偶然なのか超常現象なのか、32分超の長尺の、74年製のアンビエント・ミュージックは、日々の小さなものへの現実味のあるレクイエムとして現在の我々の手元にもあるような気がする。身近な花を摘んで紙の小箱に詰めた棺桶のように。身近に残ったものを散らして配置させ、残像を重ねながらぼうぼうと燃えて煙と消えてゆく。

飄々と、墓標をも欲さず、宗教や社会性やあらゆる記号などもちろん関係なく、ただ個人と家族に認められるだけで死んでゆく。家族同様とは言え、過度の擬人化はかわいそうだ。私も死ぬことを考えるなら、動物のように死んでいきたい。そしてできるなら、アンビエンスのように消えていきたいと思う。


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by barcanes | 2015-08-26 06:52 | 日記 | Trackback | Comments(0)

Too Much


熱く生きてる人がまわりの人間に投げかける。トゥー・マッチ。間接的であれば距離感で受けとめられても、直だとトゥー・マッチ過ぎる。嫌気さえ感じる。

それでは人はジャストで生きていくことを目指すのか。過不足なく何も残さず、与えた分を貰い貰った分を与えて。言葉にフォローを加え、ウィットや笑いに愛を示すことでバランスをとったりして。

いや、与えることも貰うことも、既にトゥー・マッチ。トゥー・マッチでなければ与えも貰いもできないのだ。

全ての人間がバランスの良い生き方をすれば世の中バランス良くなる、なんてわけはない。しかしせめて、自分だけでもバランスがとれれば、人の迷惑にならず世に迷惑をかけずに済むのではないか。せめて自分と身の回りの人たちだけでも楽しく幸せであれば、世の中の負を軽減できるのではないか。それはそうだ。確実にそうだと思える。

しかしそれだけではどうしたって足りないのだ。この世の中にはあまりにも負が多すぎる。何かを得るため、何かを生み出すために、それ以上の負を吐き出し続けている。トゥー・マッチにバランスで対抗するのか、それともトゥー・マッチで対抗するのか。トゥー・マッチな人間は、お前もトゥー・マッチになれと言い続けるだろう。


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by barcanes | 2015-08-25 06:58 | 日記 | Trackback | Comments(0)

Left Alone


日曜の深夜。見慣れない来客。こちら側ではどこで飲んできたのか来てすぐに酔いつぶれちゃったアニキを挟んで常連が軽いバカ話をしている。話しかけると「葬式で。」の一言。どうしたらいいかな、と考えた。僕はこないだ買ってきたばかりのマル・ウォルドロン「Left Alone」をかけた。そして2、3枚の重めのジャズのLPを片面がけした。
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寝ちゃったアニキを挟んで、それでも常連チームは雰囲気を察していた。2、3杯のウィスキーが進んでしばらくして、その軽いバカ話に乗ってきてくれた。その世代ならではのギャグ漫画かなにかの話だったと思う。それからだいぶ深い時間まで、いろんな話をした。すっかり寝息を立ててるアニキを挟んで。

温度差、という言葉とはちょっと違うと思うけれど、色彩の重さというか、一度沈んで、沈みたかったのかそうじゃなかったのかは分からないけれど、人は誰でもまずは気分に浸りたいもので、音楽の色彩はそれに寄り添うことができる。その雰囲気に付き合うことのできる人たちがいて、そこからまた浮かび上がってくることができるとき、人は一度沈み込んだままではなく戻ってきたいものなのだと思える。

酒場がそういう場所であるとき、他人の心を察する常連客がそれを支えてくれるとき、自分は酒場をやっててよかったなと思える。そしてレコードはそのための信頼できるツールとして、いい仕事をしてくれる。


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by barcanes | 2015-08-24 06:11 | 日記 | Trackback | Comments(0)

問題の共有


いない人の話するのって欠席裁判みたいでイヤなんですよ。噂話で酒飲むみたいな感じ、自分がネタにされてると思うとイヤですもん。

それはナニか?ヤツを友達だと思ってないってことか?オレは問題を共有してくれって言ってんだよ。他人事だと思ってイヤがんのかよ。

確かにね、ヤツのことをあまりよく知らない人がその輪にいたらね、余計な話しない方がいいのかもしれない。でも俺たちはみな問題のある人間同士なのだ。問題を全て知る必要はない。問題のない人生を送っているフリをする必要もない。ただなんかしら問題があるってことぐらい分かってあげられたらいいんじゃないか。飲み屋で知り合った者を友達と呼ばなくてもいいけど、友達と思ったっていいんだよ。


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by barcanes | 2015-08-22 06:44 | 日記 | Trackback | Comments(0)

Tツアー


僕の夏休み最後の思い出に、山登りにでも行こうと思っていたのだが、天気も微妙だしそんなことよりもうちょっと何か、自分と向き合う遊びなんてもう食傷気味、そんなときのノーゲス逃れの来客、誘ってくれたT氏のツアーに乗ることにした。銀座勤めのスーパーサラリーマンT氏に行きつけの遊び場を案内してもらう通称Tツアー、過去に何度か、最初は私がお店を始めて間もない頃から、新橋や横浜、恵比寿から銀座まで、あちこち連れ回してもらったことがある。数年ぶり。で今回は京橋。

まずはせめて温泉だけでも、小田原からバスに乗って、箱根で一番好きな鄙びた古い洋館の温泉へ。箱根は登山電車に乗り継ぐよりバスの方が早い。甲子園は決勝だけど今年はもう見飽きてしまって、初回に2点入ったから文字速報にパスしちゃったら、着いた頃には荒れた好ゲームも決着していた。以前は外湯が二つに内湯もあったそこは、今は外湯一つのみ。小雨霧がちの竹林に一人っきりの貸し切り。サイコーです。
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子供の頃よく父親に連れられて箱根登山をした帰りにその看板を通過していた。温泉なんかに連れて行ってくれることはなかったけど、いつも気になっていて大人になってから何度も来ることになる。長く続けてくださいねって、自分が言われたらムカつくようなことを吐いてしまったら、女将さんは苦笑いして「お父さんを連れてらっしゃいね」って返されてしまった。たぶん、修繕されることはないのだろう。

帰りは登山電車でのんびりと、スイッチバックして時間のかかる旅。大した時間差じゃないけど、飛行機や新幹線の直行旅に感じる疲れと同じような違いを感じることができるのだと思う。距離の移動に心がついていくには時間がかかるはずで、それを超えるスピードには睡眠不足のような疲れが生じる。職場から帰宅するのに寄り道が必要なのと同様で。僕らの精神は古代のスピード感を懐かしがっているのだろう。

とはいえ待ち合わせの目標時間に遅れてしまいそうなので、小田原から新幹線を利用してみる。僕は東海道新幹線に初めて乗った気がする。東京駅まで30分ちょっとのちょっとした贅沢。そして駅のスタンドで買った紙コップの不味いコーヒーは、満席の新幹線の、もろもろのギャップを解消するためのちょっとしたグッズ。
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京橋の交差点まで歩けとの指令。横断歩道の向こう側にT氏現る。いくつかの角を曲がり、ロックのかかるイタリアンへ。レコードの片面プレイで、二人のスタッフが忙しく働いている。S氏合流。二軒目は9種盛りのお通しで飲ませる日本酒バー。酔鯨の前掛けとハッピのかわいい女の子が豊盃を注いでくれた。T氏は豊満姉妹の女将をナンパ。
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ここまでで既に胃は豊杯気味、じっとしては飲めなそうなところでディスコはどうかと。その日は特別カルチャーショックな「ステップ舞踏会」という夜で、フロアはオーバー50代、全員同じ振り付けで踊る盆踊り状態。70'sソウルからパラパラ的なハウスまで、複雑すぎるステップに全くついていけないのだが、オシャレをしてきたニイサンネエサンそしてオカマちゃんが一心に体を動かす奇跡のような空間にすっかり魅了アンド刺激され、終電ちょい前の東京始発で西下。寝落ち藤沢瞬発下車。帰宅してAccuRadioのディスコ・チャンネル二次消化。濃厚濃縮Tツアーありがとう。今度ディスコ・イベントやりたい。でも30分毎のチークタイムは必須ですよ。時折のスロウなナンバーを、僕らは欲しているはずなのだ。


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by barcanes | 2015-08-21 06:09 | 日記 | Trackback | Comments(0)

夏休み


8月。夏休みは永遠に続くような気がする頃に甲子園が始まり、決勝が終わる頃にはそろそろ夏休みの宿題やんなきゃみたいな、すっかり夏も終わりの気分になる。今年の夏はちょうどその期間に合わせたように妻が子供を連れて帰省中なので、昼間は高校野球見放題、つい見てしまう。

今年はベスト4に神奈川と東京の東西代表が残った。特に優勝候補の名高い東海大相模は主力3選手が地元の硬式チーム湘南ボーイズ出身ということもあり、つい応援してしまう。それにしても彼ら野球エリートたちの勝負強さったらないね。高校生の時の自分なら・・・なんていう感傷など微塵も入る隙のない、化け物だね彼らはホントに。メジャーリーグなんかと同じように、違う文化のスポーツとして楽しんでる自分がいます。

普段行けない店に行ったり、普段読めない厚手の本を一気読みしたり、寝落ちしては暑さで目が覚めてしまったり、ジョグして疲労したり、普段できないことをして夏休みを満喫しています。あ、夏休みって書いちゃった。そして夜のお店の営業はお盆モードで閑散と。そう、気分は夏休みで、全然やる気がしません。ダラダラとグダグダしてます。

それにしても今年は蝉の声がしない。アスファルトと庭のない戸建てに埋められて、蝉たちはとうとう出口を塞がれてしまったんじゃないだろうか。土の中からいよいよ出ていこうとして窒息した蝉の怨念を感じます。7年を7日で燃やし尽くす蝉の精神が表現だとしたら、この時代はもうその表現さえできない。息詰まったこの夏、何をどう考えても未来はお先真っ暗な気がして滅入ります。

くよくよと嘆くぐらいなら、何も考えず楽しく生きればいい。せめて自分一人でも楽しく幸せに生きていれば、そうして「自分は大丈夫です!」って人がたくさんいれば、世の中は平和で幸せなんじゃないかと、そんな考え方もあるでしょう。楽しく生きられるだけで幸せじゃないか。でもそれでは何かが足りないのです。ちょっとした何かが。お先真っ暗でも生きてゆくための、ちょっとしたもの。

家族と離れ、仕事もろくにしていないと、自分はその二面でしか社会とつながっていないことに気付く。関係性に開くことで生かされているわけだけど、何かっていうと閉じたくなる気のある私としては、こうして閉じて閉じてみるのも夏休みならではのちょっとした楽しみ、いや楽しいのかこれは。ちょっとした遊び、一人遊びといったところでしょうか。あ、一応お店は開けております。


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by barcanes | 2015-08-18 06:17 | 日記 | Trackback | Comments(0)