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藤沢北口Bar Cane'sです。移転して営業再開しました。
2013年 06月 30日 6月末日は神社では「大祓え」と言って、祝詞を唱え人型に半年のケガレを移して清め、茅の輪を八の字にくぐる儀式があるのだが、神社好きのヨメと一緒に私も今年で3年連続して鎌倉の八幡宮に参詣している。奇しくもこの日に重なった今回の「ダメ男ナイト」。その趣旨はSandfish Records宮井さんの朗読がうまく表現してくれたとおりで、我々が八の字にくぐるのは人の輪、ダメ男の輪なのである。 Sa...
2013年 06月 29日 2月に続いてのビトさんとヤク、弾き語り二人の対バン。リハも短い時間でパッと終わり、仕事が速い。ヤクのギターはマイク録りをメインに、ラインを弱めにしてみた。フィンガーピッキングはラインを少し上げて、コード弾きだとマイクの音の方がいい感じだ。 ボーカルのリバーブもいい感じにできたので、ちょっと録ってみようと思って最後の一曲だけライン録音してみた。「ロンサム・スージー~リチャード・マニュエル...
2013年 06月 28日 いつもブログを読んでくれてるというアニキが、先日の宣伝などの相談に乗ってくれ、動画のCMを作る手伝いをしてくれると言ってくれた。嬉しい。高校生の頃に手に入れたギターを最近引っ張り出してきたというので、冬のお店バンドにも誘っちゃった。 それ以外はヒマな金曜日。もう帰っちゃおうかなっていう3時前になってから客がパラパラと。みんなだいぶ飲んじゃった感じだ。こんな時はイヤな予感がするものだ。 ...
2013年 06月 27日 先週末にようやく長い期間かけて準備した演奏が終わったら、次は翌週末の「ダメ男ナイト」にまた演奏の機会がやってきた。というか志願して演奏させてもらうことになった。還暦のお祝いの次は、ダメ兄貴50歳の誕生日のお祝いに、その本人と一緒に演奏する。(今年は僕も40歳だ。)今日はそのための一回だけの練習。定休日の夜にお店で二人でビールを飲みながら練習した。 ピアノの弾き語りにスライド・ギターを加...
2013年 06月 26日 妻の純ちゃんの切り絵がジャケットになった「きわわ」の新譜「わいきき」、先日ウリョン君から頂いた新譜「Live in Living」の2枚を、ヒマな店で繰り返し聞いた。自分には何が売れて何が売れないのか、何が良くて何が良くないか、そんな判断はできない。しかし少なくとも自分に言えることは、知らない人の音楽より知ってる人の音楽の方が魅力的だということ。 中には、好きなミュージシャンの実情を知...
2013年 06月 25日 ライブをやるとその日の出演者のファンやお客さんが集まってくれるのですが、地方からのバンドや自分ではあまり告知をしないミュージシャンの場合、やはりお店の動員力が試される。 私の場合、毎度試験に落ちる落第者と同じで、やはり準備が必要だ。つまり力がない。動員の力ってやつが。数少ない常連さんや知り合いを毎度毎度誘うのもしつこいし、みなさんのおこずかいにも限度がある。音楽の趣味だってみんな違うわ...
2013年 06月 24日 昼間にガス屋の点検があり、ずっと使っているLPガス・コンロがダメだという。これはマズいですねえ。今すぐ使うのやめてもらわないと困りますねえ。と繰り返すばかりなので、それならばとガスを止めてもらうことにした。 10年ほどずっと使ってきたガス台だが、確かに着火しなくなっちゃったりして、でもそんなのチャッカマンでいいのだし、その間に売ってるガス台は全て温度検知器付きのものになってしまった。こ...
2013年 06月 23日 とある夫婦のためのパーティー。我々が木曜の夜にせっせと練習していたのはこのためだったのだ。はっきりと書けなかったのは、この夫が仕掛けた、誕生日の奥さんに内緒のサプライズ・パーティーだったからである。 他にも豪華なゲストがたくさん呼ばれていて、我々に求められる要件はまず、プロのミュージシャンにできないこと。悪く言えば「汚れ役」ってやつだ。長い時間のプログラムに、ひとつぐらい笑える演目がな...
2013年 06月 22日 moqmoqことオカザキエミちゃんがゲストを招いて歌とトークでお送りするイベント「Mash Up」。ゲストには毎回シンガー・ソングライターを招いてきたが、そろそろドラムとベース入りの企画もやりたいね、と話していた。「それならアタシはゲンキ君とカツミ君(Little Woody)しか考えられん」と言うはエミ嬢。それならば金佑龍(キム・ウリョン)君とエミちゃんもメンバーとして参加しているバンドを...
2013年 06月 20日 渋谷O-EASTという場所にtoeを観に行ってきた。スタッフをやってる知り合いが招待してくれた。対バンはブルー・ハーブで、ポエトリー・リーディングのようなMCが良かった。言葉をしっかり届けて、立派だなと思った。 会場は何百という数の若者で埋まり、その人数に圧倒された。こんな場所に一人で来るのも10年ぶり以上で、そのころは僕が彼らだったのだ。そう思うと隔世の感がある。メインP.A.横に場...
2013年 06月 19日 ぐずついた昼間の天気が、夜には小雨降り続くような梅雨の一日。こんな日はヒマに決まってる。と思ったら、カスク・ウィスキーや高いウィスキーなど片っ端から飲んでくれる気持ちの良い方々、いつもブッシュミルズを一瓶空けていく方、ワインも二瓶空いて、珍しく客単価の高い日になった。イベントでもなく客もまばらなのに、こんな平日はきっと何かのギフトだろう。 そんな合間には、今度やる曲の練習をしたりして、...
2013年 06月 18日 昨年春に「シャンゴーズ」との共演として大口純一郎さんが来てくれた。今日はそれ以来の大口さん。中西さんとはいろいろな共演があったそうだが、お二人だけのデュオはなんと今回が初めて。中西さんもデュオをやりたいとずっと言ってたし、僕にとってもまた大口さんを呼んでもらえて念願叶ったり。 実はお二人の都合が合わず、リハはこの日のライブ前のみ。これまでの共演曲などを2時間以上みっちりやっていた。僕は...
2013年 06月 17日 昨日はよく働いたし、今日は疲れた。イベント続きの合間の月曜の夜。こんな日には誰も来やしない。連絡しなきゃいけないこと、先の予定のチェックなどを少しずつ片づけるが、やんなきゃいけないこと、やった方がいいこと、できたらやりたいことなど山積みだ。 金があったら買いたいもの、金がなくても買っといた方がいいもの、金がなくても買わなきゃいけないもの、こちらもどんどん詰まってくる。すべて後回しにした...
2013年 06月 16日 野村太郎君(ギター/ボーカル)と斉藤広哉さん(ピアノ/コーラス)のデュオ「クブクリン」のライブは昨年夏以来。前回と同じくゲストにパーカッションの福井豊さん。お客さんは席もすべて埋まって満員。 調律したてのピアノの響きっていうのはいいもので、音もよく鳴るんですね。ピアノのマイキングも2本使って、それでもなるべく生音が聞こえるようにした。福井さんはジャンベに小さいクラッシュ・シンバルを足し...
2013年 06月 15日 今回のテーマは「北のソウルとロック」。ノーザン・ソウルとそれに影響を受けたロックの特集というわけである。ノーザンとはどのあたりのことを言うのか。フィリー、デトロイト、シカゴ、レコード会社の集まるニューヨーク。いわゆるサザン・ソウル以外のものという言い方もできるのかもしれない。しかしサウンドとしてはSTAXと聞き紛うようなファンキーなものもあり、一概には言えない。南部でもフィリー・ソウルのよう...
2013年 06月 14日 いつも音響機材のアドバイスや音楽にまつわるいろんな話を教えてくれているアニキが、レーベルをやりましょうと言う。録音して発信するべきだと。機材も人材も揃っているし、場所はここがある。 今は誰でも簡単に、お金をかけずにCDを作れる時代だ。もちろん、かけた金額によってクオリティが違ってくることも確かだ。しかし人が集まって手をかけ知恵を出し合って、何かを発信することには確実に価値があるはずだ。...
2013年 06月 13日 今週の定休日は小雨降る中、ギター関係の機材に造詣の深いミュージシャンが鎌倉にあるギター工房に連れていってくれた。大学生のときに一夏のバイト代と、それでも少し足りなかったけど買ってしまったGUILDのF-50というアコースティック・ギター。裏がアーチドのメイプルでとてもキレイだった。買ってしまった、というのは身分不相応ということだ。案の定、自分には弾きこなせなくて、ギターを弾かなくなってしまっ...
2013年 06月 12日 どんな材料でも元は自然物という意味で入力はアナログであり、途中は均質な規格で流通しても、最後は人の手でブレやズレのあるものが作られる。流通に出すまでの仕事をデジタル変換とするなら、それをもう一度アナログに変換するのが我々のような流通の末端にいる者、カッコ良くいえば職人的な仕事なのかもしれない。 デジタルな流通品をそのまま使って、あるいは飲み食いして満足してると、身も心もデジタルになって...
2013年 06月 11日 天気予報は今日からしばらく雨マーク。ようやく梅雨らしくなってきたなと、今日もどうせヒマだろうと決め込んで、たまったブログでも書かなきゃと思ってたら、これはまた濃ゆいメンバーがこれでもかの男まつりでした。女子は一切なし。ま、普段からいないけど。あ、早い時間にキレイな奥さんが一人いらっしゃいました。ダンナさん連れで。 この店で一番クサいウィスキーをくれ、とナイスな注文をなさったので、若いレ...
2013年 06月 10日 無事に妻子が戻ってきました。約2週間ともなると子供(1歳3ヶ月)の顔つきも変わり、ちょっと他人の子みたいな感じがして、災害なんかがあったら自分の子供だと分かるだろうかと心配になります。まして、久しぶりに父親の顔を見てもポカーンとしているのだから寂しいものです。 しかし一日もすると、むしろ子供の方が気を遣ってくれているのか親の手を引っ張って遊んでくれるようになります。しばらく会わないうち...