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「moqmoqオカザキエミの今夜もMASH UP!」

9/30(日)
「moqmoqオカザキエミの今夜もMASH UP!」
DJ:宮井章裕(Sandfish Records) ゲスト:まえかわとも子(vo, g)
チャージ:投げ銭(マッシュ・ポテト付き)
19:30 open 20:00 start (~22:30)
リニューアルしてお送りする、シンガー・ソング・ライター のための日曜の夜。

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by barcanes | 2012-09-30 21:51 | イベント | Trackback | Comments(0)

「ほほえみ歌謡ナイト」

9/28(金)
隔月開催「ほほえみ歌謡ナイト」
今回のテーマは「芸術、食欲、青い空」です。リクエスト、メッセージお待ちしてます!
hohoemi@barcanes.com
MC:たーてよーこ DJ:かずまっくす、岩切さん
10pm~2am No Charge
USTREAM中継します。
http://www.ustream.tv/channel/channel-canes
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by barcanes | 2012-09-28 21:49 | イベント | Trackback | Comments(0)

「藤沢シンガーソングライターナイト」

9/16(日)
「藤沢シンガーソングライターナイト」

〈出演〉近田心平/リー・ファンデ/山田庵巳/迫水俊史

open19:30、start20:00
charge ¥1000(ドリンク別)
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by barcanes | 2012-09-16 21:43 | イベント | Trackback | Comments(0)

「Voices Inside 去りゆく夏」

毎月第3土曜日は「Voices Inside」。

「Voices Inside 去りゆく夏」
Disc Jockey:二見潤
今月のゲスト:胸キュン・ブラザーズ(西さん&原田くん)、浅見さん
21:00より No Charge
USTREAM中継します。
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切り絵:じゅんこ
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by barcanes | 2012-09-15 21:29 | イベント | Trackback | Comments(0)

「ダメ男」宣言

「ダメ男ナイト」を始めてもう4、5年になるが、「ダメ男」とは何ぞや、というテーマにずっと答えが出ないままでいる。誰もその定義を定められず、分からないままにこのイベントを断続的にではあるが続けてきているのである。

そのことについて、参加者はあーじゃないこーあやないと思いを交じらせ、参加しない者はあれこれ言ったりする。賛否両面、いろいろな意見を聞けるのは面白いもので、「自分のことダメなんて言うもんじゃないよ」「ダメなんて言ってるからダメなんだ」など、なかなか参考になる。それはその人それぞれの「ダメさ」をあからさまにしてしまっているからだ。各人それぞれのダメさの基準を曖昧にも持っており、そのダメさがみんな少しずつ違うのだ。つまり、「ダメさ」の逆の「ダメじゃない」とはどういうことかという価値観をみなそれぞれ持っていて、いかに「ダメじゃないか」「ダメと言っちゃダメだろ」ということをむしろ大事にしているんじゃないかということなのだ。

ダメじゃないかどうかは、例えば会社の朝のミーティングに歯ブラシをくわえながら出てもいいか、とか、風邪気味で喉が痛いからのど飴を舐めながら仕事をしていいか、とかいうことにも関係しているかもしれない。些細ながら重大な家事における些細ながら重大な「から炊き」で些細ながら重大な夫婦喧嘩をしてしまうことも、そうかもしれない。

またあるいは最近読んだ本で言うと、太平洋戦争で無駄死にした同僚の名前を叫びながら天皇にパチンコを撃とうとした男や、理由も分からず娼婦や男娼のもとに通いながらその理由はやはりある意味での愛なのではないかと思う男や、懲りもせずに党首選に立候補する男や、線量計が越えていようとごまかしながら原発労働を転々とする男や、子供がいながら低線量の被爆地区から待避しようとしない人がいる。またあるいは酒場で寝たり、ツケをして帰ったり、酒を飲んで演奏したり、二日酔いで仕事に行ったりもする。

ダメ男とはいったい何なのか、という前に、ダメさとは何なのか。それはダメである前に、ダメでないことを想定している。それは、そうしないと銭がもらえないというレベルだけではなく、一生懸命やってるとか、善意であるとか、保身であるとか、部下の失態のケツを拭きたくないとか、責任をとるハメにならないようにすることがさもマトモであるようかのような、そのようなことでもあるだろう。あるいは、彼女に嫌われたくなかったらちゃんとしろ、みたいなそんなケチくさい意識なのかもしれない。

我々の社会は、そんな「ダメさ」を排除しようとしてるんじゃないのか。

ずっとこのイベントに参加してくれている人たちは、そんななんとなく共有できるダメさを持ち合わせており、何も言わなくとも「そーだよね」という共感を確かめ合いながら、それでも一つのものに定義してしまわない。というより、何度やっても定義などできないし、定義してしまいたくない気分なのだ。なぜそういう気分かといえば、それは排除したくないからだろう。

同じ男として生まれてきた以上、誰しもダメなところがあるだろうし、ダメじゃなくても辛いことや泣きたいこともあっただろう。それを吐露しろと言っているわけではなく、そんな気持ちの時に身に染みる音楽があっただろう。心に染みて、人知れず泣きたくなったり、低温サウナのように疲れが抜けていったり、俺みたいな、俺よりもっとダメなヤツがいたのか、と苦笑してしまったりするような、励まされながらも肩の力が抜けるような曲があるんじゃないの?と言っているだけなのである。

私は今回、3曲かけさせてもらった中で吉行淳之介の話をした。彼はフェミニストにはたいへん評判の悪い男で、女をモノとしか見みてない、男性優位社会における女性蔑視だ、などと言われてしまう作家である。確かに初期の小説などを読めば娼婦の話や不倫の話ばかりである。「軽薄」の名の付いた対談はいかに女と遊んだかという自慢話ばかりだし、批判などお構いなしに、いかにもダメな男であることを堂々と露出するのである。

今の世の中では、他人がどう思うか、女性がどう思うか、弱者や被差別者がどう感じるのか、そういうことを気にして先回りして気を配った言い方をしなければいけないようになっている。つまり全体を見て喋らなきゃいけないというのが前提になっている。それなのに世界は身勝手な支配者や好戦的なリーダーや、利益主導のビジネスマンや自分と自分の身内の保身しか考えない守銭奴によって動いている。我々中間から下の者は、それらの銭を集めようとする者たちのために無難なロボットとして働けと言われているようなものだし、下手をすると我々自身が我々自身にそれを求めたりしてしまうのである。

我々が我々をダメにしてしまうような世の中に生きているのだ。そこで自分をダメじゃない、頑張れば我々も銭をもうけて楽な暮らしをできるんだ、幸せになれるんだ、守銭奴になれるんだよ、ということを我々自らが言ってしまってるんだとしたら、面白くもなんともないじゃないか。

だからこそ、僕らは自らを「ダメ」と言うのである。全体的な視点などむしろ捨てなければならない。主観すなわち客観であるように全体を感じるしかないのだ。だから男なら男の理論を言っていいのだし、女も女を言えばいい。男女は平等であるべきでも、男女は同じではないのだから。違いがあるからこそ互いを認められるのだから、平等であるべき前に違いを認めなきゃならない。それでも違いを認められないのも「ダメ」だし、男なら男らしくしなきゃいけないのにできないのも「ダメ」だし、平等になりきれないのも「ダメ」なのだ。

「ダメ」で何が悪い。そんならあんたたちは「ダメ」じゃないって言いきれんのか。僕らは自分の非をすすんで認めてるんだ。過ちは繰り返しません。ヒロシマの非戦の誓いを言うには、過去の非を自分の非として「ダメ」と言えなきゃいけないんじゃないか。自分がまっとうに生きていたら、非戦の誓いなど言えないんじゃないのか。

全体的な視野からオリコウさんなことを言うよりも、善意のカタマリのような感謝や感動を訴えるぐらいなら、周りの見えない、見たくたって見えやしない全体の中の矮小な自分を、「ダメさ」を露出しながら言った方がよっぽどマシなんじゃないか。よっぽど真実なんじゃないのか。善意の中に隠された悪意、保身、差別、苦しみや悲しみ、それらを見ないようにして善意を語ることの方がよっぽどヒドいことなんじゃないか。そんなことを善意と呼ぶのが今の世の中なのだ。

つらい人、困った人を励ますのは必ずしも善意なんかじゃない。それでも励まそうとするのも善意かもしれない。だから自ら「ダメ」というのだ。人に言われて、責められて、弾劾されて言うことじゃない。自ら自らの「ダメさ」を宣言するのだ。それが我々の「ダメ男」宣言なのである。天皇の人間宣言が「ダメ男宣言」であれば良かったのかもしれない。

今回の「ダメ男ナイト」では謀らずして何人かのDJによって女性シンガーの曲がかけられた。女性の曲がかかったのは初めてだったかもしれない。それは我々の「ダメ男ナイト」にとって新たな段階を踏んだことのように思えた。情けないことを「女々しい」とはよく言ったもので、ダメ男には女々しさがよく似合う。そこにきてようやく、男女の問題に足を踏み入れたわけなのだ。女々しさに向き合ってこそのダメ男。女あっての男。逆に言えば男あっての女。男だけでも女だけでもダメに決まってる、そんなことはみんな知っているはずなのだ。

それは男には男の、女には女の言い分があってこそなのだ。自分には自分の、相手には相手の言い分。自国には自国の、彼国には彼国の言い分があっていい。同じ意見になどまとまらないよ、みんな同じなんてつまんないだろ、ということが「ダメ」ということなのであって、それが我々の「ダメ男ナイト」なのであろう。

Cane's文庫所蔵の参考文献

・吉行淳之介
「原色の街・驟雨」「娼婦の部屋・不意の出来事」(新潮文庫)
「軽薄のすすめ」「軽薄談義」(角川文庫)
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by barcanes | 2012-09-13 06:50 | 日記 | Trackback | Comments(0)

「復活!ダメ男ナイト」

「復活!ダメ男ナイト」
ダメ男なきょくばかりを聞けば貴方もホントはダメ男!

法師人毅(ディスクユニオン)他、ダメ男ゲスト多数。

9/9(日)20:00より。No Charge
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え:tsk画伯
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by barcanes | 2012-09-09 21:20 | イベント | Trackback | Comments(0)