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カフェウィーク前半戦

27日(金)はBANさんYAZAWAさんのコンビによるDJイベント。"●Round Table Square Kitchen□"というタイトルで、食事のない当店に音楽の創作料理を、というコンセプトからか、二人は打ち合わせなしに白シャツでギャルソン風。しかもベージュの帽子も合わせてきて、見事な以心伝心ぶり。僕も合わせたくなって、手持ちのベージュのハンチングと、あんまり評判のよくない?カフェウィークTシャツを着てみた。

イベントも盛り上がってきたところで、招かれざる客が。ちょうどテーブル席が空いたところにスーツの男女5,6名が入ってきたので、席に案内しようとすると、「ここではまずいので外に出ましょうか」と、警察手帳を見せられた。県警の公安のみなさんだそうで、風営法のチェックに来た模様。当店には珍しく混んでいたところだったし、せっかく藤沢の街を盛り上げようというイベントが始まったところなので、「何でこんなときに来るのかなぁ!そんなところでうろちょろされると営業妨害なんだけど」と軽くキレてみたら、40前後の先頭の男はちょっとムカッときてたみたいだけど、「従業員、何人使ってんの?」と聞かれ、「一人です」と答えたらポカーンとしてた。どんな店だと思っておいでなすったのだろうか?若手が代わる代わるお店の中をチラ見して様子をうかがっていた。

要するに、深夜営業の許可を取っていないという「違反」を犯しているとのことで、「上申書」を書かされ指紋を取られた。許可を取ってなかったのもいけないとは思うが、指摘されるのなら文書でも送ってもらえばちゃんと出頭するし、逃げも隠れもせず、税務申告もちゃんとやってお店を5年以上もやってきたのに、今頃になっていきなり藤沢警察ではなく、「本店」のみなさんがぞろぞろといらっしゃるのはどうしたものかねぇ。他にも重大な事件が山ほど起きてるんじゃないのかとでも言いたくなる。「いやぁ、藤沢にもたくさんお店があるからね。南口から順番に回ってるんですよ」と温和そうな上役が言うが、警察の基準というのはいつでも我々の感覚とはズレてしまうので、真っ当な者は疑われても、いかがわしいのにはいっこうに追いつかない。

そんなことがあったのが関係したのかどうか、3時ごろにイベントは終了したにもかかわらず、そこから残ったみんなでビデオやらDVDなど見始めて、気付いたら朝の10時だーっ!

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翌日、っつーかその日の3時過ぎにたまたまかかってきた電話で起こされて、やっべー、3時半に集合だったんだー、と駅前北口のサンパール広場に急ぐ。本日出演のREAL BRASSの面々と4時から野外パフォーマンス。誰か知ってる女の子が来てくれたらビラまきをお願いしようと思っていたけれど、誰もいない(バンドのメンバーの嫁さんもことごとく不参加)ので、二日酔いのおっさんにビラ渡されてもなと、黙って座って見てたら、30分ほどの演奏後、集まったお客さんの中にはビラを要求してくれる人もいて、20枚ほど配った。中には中学生も。

今回で3度目のREAL BRASS。そもそも知り合うきっかけになったのは、メンバーの中で唯一人藤沢に住んでた諏訪君との出会いがあったのですが、この一年、彼はアメリカに社用で出ていて、今回がCane's初参加となった(違うライブで飛び入りしたことあったよね)。そして諏訪君が大太鼓で、前回までドラムセットを使ってたトダ君が小太鼓のセパレートという、ブラスバンド本来のスタイルでのライブとなったのでした。

開けてみれば、先ほどのサンパール広場から来てくれた方が4,5人もあって、中学校のブラバンでトランペットを吹いているというH君(もちろんお酒飲ませてないッスよ。学割でタダにしてあげちゃった)にとっては、きっと刺激的な夜となっただろう。面もかわいいので、バンドのメンバーも初期のRebirth Brass Bandに一人ちっちゃいのがいて、現在もフロントマンとして活躍してるトランペットのDerrick Shezbie(カブッキーちゃん)のようにして育てていこうと画策中?
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今回は飛び入りでスキャットのヴォーカルを披露してくれたユウコちゃんと、ソロまわしでなんとエアギターをメンバーに内緒で準備していたトロンボーンのカクチくんで、最も?盛り上がった感じでしたが、ライブ終了後は始発の時間まで酔いどれたリーダーのモリケンさんが一番盛り上がってました!酔っ払ったトロンボーニストはトロンボーンに振り回されてる感じでなかなか絵になってました。モリケンさん、イタリア土産のグラッパ、ワイン、リモンチェッロ、どうもありがとう!とっても美味かった。

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3日目、29日(日)はサックスのギンさんとVo.&GのKENTaさんを中心としたBLACK COFFEEのライブ。前回はゴールデンウィークのジャズ・ウィークでお願いしましたが、今回はベースとドラムが入って5人編成でした。
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いつも時間帯の遅い当店なので、10時半ごろ終了のライブにはなかなか集客力がなくて、もうひとつ盛り上げることができなかったのが残念でしたが、むしろ落ち着いた雰囲気で、いらっしゃった方々にとっては、最高の時間ではなかったでしょうか!私としては、準備をしながら聞いていたリハーサルが楽しかったです。

金曜に続いて土曜もDJをやってくれたBANさんには、結局日曜もCDのセレクションをしてもらうことになり、テーブルやソファの移動から片付けまで手伝ってもらって、すっかり世話になってしまいました。とっても助かりました。カフェウィーク前半はBANさんとともにお送りしたわけでゴザイマス!

受付を手伝ってくれた当店自慢の美女二人もありがとねー!
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by barcanes | 2006-10-29 21:46 | イベント | Trackback | Comments(3)

フルマラソンを走ります!

c0007525_20345485.jpgこないだの休みの日、いつも飲みに行ってるバーのマスターYさんが「マラソン走るんだー」と言ってパンフレットを見せてくれたので、「僕も出ます!」と即答してしまった。いつか走ってみたいと思っていたフルマラソン。しかも地元、江ノ島から二宮までの海岸線を往復する「湘南国際マラソン」。来年3月18日、もちろん今回が記念すべき第一回だ。そのまま酔った勢いでお店に戻り、パソコンを開いてホームページから申し込みのクリックを押してしまった。10キロほども走ったことないが、無謀なチャレンジだろうか。走れるかな。

いつかフルマラソンを走ってみたい、と密かに思っている人は少なからずいるようだ。私もここ何日か、いろんな人に声をかけてみたが、既に二人ほどその気になってくれた人が出た。ホノルルまで行かなくても、地元からスタートできるのですよ!フルマラソンは無理でも、10キロコースもあるよ!みなさんもどうですか?10月31日まで申し込みできます。当店にパンフもあります。酔った勢いでインターネット申し込みをクリック!Yさんともども、酒飲みでも走れることを証明しましょう!酒は飲んでも走れるな?

フルマラソンの制限タイムは5時間40分。それ以上かかっても、歩道などを走って10時間までは面倒見てくれるらしい。目標は、あくまで完走だが、一応5時間ぐらいで走りたい。さっそく、土曜には自宅から海までの往復約7.5キロを走ってみたら、45分で走れた。10キロを一時間ペースで走れれば、4時間ちょっとだが、そんな長い時間走ったことないので、持久力が持つか。足が痛くなるのも心配だ。

ちょっとネットで調べたら、1キロを5分、5キロを25分で走り、5分歩く。これを繰り返して4時間で完走する、というのがあった。昨日は鵠沼海岸まで往復10キロを、歩いた時間含めて55分。意外と走れるが、足はガクガクだ。筋力がない。これを4倍走るかと思うと気が重いが、これから走りこんで、何とか走りきりたい。

あとちょうど5ヶ月。無茶な挑戦かもしれないけど、目標があるのってなんだか楽しい。今まで目標のない生活をしてきたので、とっても新鮮だ。僕らのようなお店では、営業目標を金額で設定するのも虚しいし、誰に怒られるでもなく、試験もないし、毎日が季節の移り変わりとともに過ぎてゆくだけで、なかなか達成感や充実感を得るのが難しい。日々のもやもややいろんな思いをぶつけて、完走したいと思います。

一番の難関は、当日朝9時のスタートにちゃんと起きられるかな?ということです。多分、前日の土曜日はお休みさせていただきます。
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by barcanes | 2006-10-17 20:34 | イベント | Trackback | Comments(9)

EARTH BEAMS

c0007525_65048.jpg先日、電車に乗るのに何か読み物がほしかったので、本屋の雑誌コーナーを物色中に目に入ったのが、「男の隠れ家」ジャズ特集。誌面で紹介しちゃったら隠れ家じゃないだろ!というツッコミが常に入ってしまう雑誌だ。余談だが、お店の紹介に「隠れ家的」というフレーズを使うのは、どうなのだろうか。とはご近所Iさんの指摘。ひっそりと繁盛せずにやってることの、どこか自虐ネタのように思われてしまう。あるいは、この雑誌のように、ややブルジョワ風だったり。名前や形容詞を付けて囲い込むような。いずれにしても、持っているのを見られたらちょっと恥ずかしいような雑誌である。


c0007525_718507.jpgその中の、とあるジャズ・バーのお薦めの一枚、ということでジョージ・アダムス=ドン・プーレン・カルテットの「EARTH BEAMS」が載っていた。「ジャズに対する倦怠期のような感覚があったとき、こんなに力強く美しい音楽があるんだ!と改めてジャズのすばらしさを教えてくれた1枚。」とコメントされていた。私は倦怠期が来るほどジャズを聴き倒していないが、そういえばこのCD持ってたはずだな、と家にしまわれたままの「聞かずのダンボール」を探したら、あった。

私のはジャケ違いのテイチクから出たサンプル盤だ。以前CD屋のアルバイトを3日で辞めた、その2日目にサンプル盤を従業員みんなで分けるという日があって、そのときにアダムスのアルバムを何枚かゲットしたのだった。ちなみに、肌に合わないそのお店を早々に辞めてしまうだろうと予測していた私は、その時遠慮してはじっこで見てただけだった。あくまでも。だが、「お前も持ってっていいぞ」と言われたので、それでは遠慮なくと、両手に紙袋いっぱいに持って帰った。それで辞めちゃった。ひどいヤツだね今考えると。そのときのCDの中で今も愛聴しているのはMPSのワールド・ジャズ・コンピレーション(その中には今年CD化された白木秀雄と3コト・ガールズの「祭りの幻想」も入っていた)ぐらいで、このアダムズのCDたちも、当時の耳には2,3度聞いただけでお蔵入りとなってしまったのであった。

1980年のこのアルバム、当時のジャズ喫茶で爆発的に支持されたそうだが、この何日か、当店でもすこぶる反応が良い。私も毎日3度ぐらいは聴いてる。特に4曲目からの、レコードでいうB面が素晴らしい。ソウル・ジャズというか、ビートのしっかりした分かりやすい曲調に、プーレンのピアノが、おそらく山下洋輔ばりの拳やひじを使った音の塊でジャランジャランと来るし、アダムスのサックスはフツーに始まったかと思うと突然、ブリブリと爆発を始めるのだ。なんだか、無条件に感動する。フリー・ジャズによくある、ぐじょぐじょの無秩序や非構築ではなく、ポップ(大衆的)でしっかりした世界を作りあげておいて、それでいて突然アウトしてぶひぶひが始まって、それでもヒステリックにイキ過ぎず、なんだか人生みたいだ。それになんだか、やさしい。

この雑誌で、このアルバムを薦めていたのはサッポロのお店。秋吉敏子のCDも出している盛岡の「開運橋のジョニー」の、唯一の「日本ジャズ専門店」というコンセプトや姿勢も気になる。函館のバカでかいスピーカーのお店も行ってみたい。なぜか北の方のお店の記事に親近感を感じた読後であった。ジャズ評論家の寺島さんの「音の書斎」、自室の写真にも目ン玉ひんむいた。なんだこれは!そんなスピーカーって!

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今日はBさんが持ってきてくれた、アレサ・フランクリンとキング・カーティスの71年のモントルー・ジャズ・フェスのライブ映像を見せてもらった。テレビ画像の海賊盤らしい。冒頭のコーネル・デュプリーのカッティングや、動くジェリー・ジェモットには口も開きっぱ。パーディーのドラムがほとんど聞こえない音質もよくないし、現地調達のブラスセクションもだいぶひどいが、若いアレサ(といってもけっこう太目)の熱唱は、すべて出し惜しみなしの、腹の底からのエネルギー全開で、それでいてヒステリックにならない、そんな爽快な喜びがある。アレサは今、ここで歌い、その時を生きる。そして過ぎ去ってゆく。でもアレサはゴスペルな表面の裏に、その分の暗い部分があるから、それが彼女の人生の全てではないのだ。エンターテイメントな理由もあってか、そこがあんまり出ないもどかしさがある。それでもとっても素晴らしいのだけれど。アレサのピアノを弾く手つきが見れるのも感激だった。

先ほどのアダムズのサックスは、どこかアレサの声に似てるかもしれない。でも声ではない分、少し抽象化されて、地面を離れて空を舞う精神の自由があるような気がした。アレサの歌声は良くも悪くもまた現実や身体に戻ってくる。僕らの人生は、どちらにあるのだろう。どっちもかな。
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by barcanes | 2006-10-10 06:43 | Trackback | Comments(2)

オクトーバーフェスト・ビール

昨日は横浜オクトーバーフェストに雨に濡れながら、桜木町の駅から走った。約束の時間にすっかり出遅れた私は、I君とMさんを待たせているのとプラス、ビールが楽しみで楽しみで、思わず走っちゃった。

雨にもかかわらず、6時の特設テント内は既に混雑。それでも週末に行った人の話を聞くと、ビールを買うのに行列というから、まだマシだったようだ。去年はもっと空いててよかった。バンドのステージも少なかったし、クイズやジャンケン大会もなかった。それでも、今年はシュパーテンのオクトーバーフェスト・ビールや、「オプティメーター」という濃厚なボック・ビールも飲めたし、フランツィスカーナーのバイツェンもあったし、日本の地ビール・メーカーも去年より多かった。山梨の「富士桜高原麦酒」のラオホ(スモーク)・ビールや、横浜ビールのオクトーバーフェスト特別醸造ビールなどを飲んだ。みんなで食べたツマミなども含めて、いつの間にか7,8千円使っちゃった。ワオ。

テント内は水浸しで、荷物も上着も気づいたら椅子から落ちてて、びっちょびちょ。でも途中からRちゃん、Tさんも合流して、気にせず盛り上がってしまった。最後は恒例の乾杯ソングの連発で、9時終了。また来年も行こうねー。みんなでタクシーに乗り込み、浅間下の「青龍房」へ。当店常連だったMさんの始めたばかりのバーに押しかけ、キレイでお洒落な雰囲気の中、大騒ぎ。スンマセン。

帰りの電車の降り際に、同じ車両のすぐ横にいたのは、昔バイト仲間で共に闘った戦友タカシ君だった。酔っ払っててちゃんと話できなかったけど、連絡下さい!電話番号もアドレスも失くしちゃって、こちらから連絡できないんだわー。

その後MさんTさんと、行きつけの「B」で締めの一杯。Tさん寝ちゃうし、僕らは財布もスッカラカン。ツケで飲ませてもらっちゃいました。Yさん、いつもスイマセン。

というわけで、久しぶりにドロ酔いになってしまいましたが、人と一緒に痛飲することは滅多にないことなので楽しかったです。

c0007525_262844.jpgさて本題。

ちょうどオクトーバーフェスト・ビールを何種か仕入れたところです。左より、こないだご紹介した「シュナイダー・ヴィーセン・エーデル・ヴァイス」は、オーガニックの原料だけを使った濁り入りヴァイツェン。香り高く味わい深いです。6.2%

「パウラナー・オクトーバーフェスト・ビア」は、モルトの味わい豊かなラガー・タイプ。6%とやや高めの度数は、オクトーバーフェスト・ビールの特徴のひとつです。「オクトーバーフェスト・ビール」とは基本的に、3月に仕込んで秋に飲む「メルツェン」と呼ばれるタイプであり、度数もやや高め。まさにその年の新酒を飲むイベントなのだ。

左から3番目、「シュパーテン・オクトーバーフェスト・ビア」はバイエルン州ミュンヘンの本場オクトーバーフェストの開会式で、毎年最初に樽開けされるビールとして有名で、昨日飲んできたのと同じもの。やはり生ビールとビンでは違うとは思いますが、モルト味のしっかりした味わい柔らかなラガー。5.9%。オクトーバーフェスト・ビールは歴史的に、どんどん色の薄いものになっているそうで、昔のメルツェン・タイプのビールはもっと赤褐色の濃い色だったそうだ。日本のビールに飲みなれた方にも、このタイプのビールは飲みやすく、しかも美味しく感じていただけるだろう。

「エルディンガー・オクトーバーフェスト・ヴァイスビア」5.6%、濁りなしのヴァイツェン・タイプ。バイエルンの大衆的なメーカーであるエルディンガーは、全体的にすっきりと爽やかに飲みやすいヴァイツェンを造っているが、これはやや色の濃い目の透き通ったビールで、やや甘味のある丸っこい味わいです。

いろいろ試してみてください!
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by barcanes | 2006-10-06 02:05 | お酒 | Trackback | Comments(0)