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南大東島のラム

c0007525_035713.jpg・COR COR 2005 AGRICOLE
 コル・コル・アグリコール


沖縄県、南大東島に日本で4つ目のラム蒸溜所として2年前に創業した「グレイスラム」のことは、随分前に一度書いたことがありました。翌年2005年の夏に最初の商品が発売されて、当然貯蔵1年未満の若いラムということで、購入を迷っていた私でしたが、先日試飲をする機会があったのでとうとう買ってみることにしました。

「Coral Corona(珊瑚の冠)」から「コル・コル」と名付けられたこのラベル、南大東島の島の形になっています。赤いラベルの方は「糖蜜ラム」となっていて、サトウキビを搾った糖液から遠心分離機で砂糖の結晶を取り出した、残りの部分である「糖蜜」を使った、いわゆる普通のラムの製法のもの、緑色の「アグリコール」はフランス・マルチニーク島のラムの製法で、原料糖を分離せず、サトウキビの糖液を全部使って造られるものです。

南大東島産のサトウキビだけを使い、無添加、無着色にこだわりを見せ、アグリコールの製法を取り入れるなんて、なかなかではありませんか。日本の他のラムのみならず、世界のほとんどのラム(ウィスキーやブランデーでも状況はあまり変わりません)が添加物を加えたものである中で、このようなものを造ろうというのは本当に尊いことです。地酒、地ビール、ワイナリー、マイクロ・ブルワリーの精神(すべて醸造酒の世界です)を、規模の大きい蒸溜所でやろうというのは、焼酎、泡盛の小規模の蔵元の文化のある日本ならではのことではないでしょうか。

肝心の味の方は、まさにマルチニークのホワイト・ラムを彷彿とさせる味わい。草のような青っぽい香ばしさ。南国の太陽を吸い込んだミネラル。甘味はないものの、甘い香りが口に広がってくる。ホワイト・ラムと言えども、通常2,3年は熟成させるのが一般的なはずですから、やはり若さのワイルド感は否めません。しかしそこは、むしろ新酒を飲む日本の文化からすれば、若い新酒を飲む機会のほとんどない世界の蒸留酒にはない魅力があると言うこともできるでしょう。

その点、マルチニーク・ラムと同様、糖蜜ではなく糖液全部を使うブラジルのカシャーサに近い感覚もあります。醤油のような醗酵臭。独特の臭みが売りのカシャーサは、やはり臭みがうまみでもある芋焼酎をなんとなく連想してしまうところがあるのですが、そういう意味で、このコル・コルも黒糖焼酎とはまた違った、サトウキビの焼酎といった感じです。ロックで気楽に飲んでいると、いつの間にかクセになってしまうよう味わいです。ホワイト・ラムなどほとんど売れない当店ですが、焼酎原酒的な感覚で、意外と好評で飲んでいただいております。

もちろんラムですから、樽に詰めて熟成して美味しくなるはずです。今のところ樽詰めしているような様子はないようですが、当然、樽熟成も考えておられるはず。5年10年経って、マルチニークのラムに匹敵する熟成ラムが出来上がるのが楽しみですね。ラム界の「ニッカ余市」にある可能性もありますよ。でも、この若いホワイト・ラムでさえ、ちょっと高めのお値段なのですから、熟成酒では一体いくらになることやら。泡盛古酒の沖縄価格が適用されると、ちょっと手の出しにくいことになってしまうかもしれませんね。でも楽しみです。絶対買いますよ。それまでこの蔵元が潰れないように、我々はたくさん消費してあげなければいけませんな。
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by barcanes | 2006-05-30 00:34 | お酒 | Trackback | Comments(0)

月明かり来る!

c0007525_125477.jpgカルロス荻原(a.k.a.ツルさん)率いる「月明かり4人組」が、とうとう当店にもやってきます。地元藤沢の風景を歌い込んだ日本語ボッサ/サンバのオリジナル・ソングの数々は、いつの間にか覚えてしまって鼻歌に口ずさんでしまうような名曲ぞろい。ギター、パーカッション、ベース、サックスのアンサンブルも素晴らしく、カルロス荻原の見事なコードワークもまた見ものです。

5月20日(土)
オープン7pm
ライブは8pmより、

3ステージを予定しております。

チャージは無料。
投げ銭でお願いします。

ライブの幕間と、演奏後のAfter Hoursには、DJに当店おなじみ「DJバン・ラディン」ことBANさんと、「深夜郵便局までレコードを取りに行く男」浅見さんでお送りします。

ブラジルのカシャーサや、代表曲「カイピリーニャのもとへ」(月明かりのHPで試聴できます)にも歌われているカイピリーニャなどご用意したいと思っております。

今回の月明かりのポスターのイラストはyukoが描きました。

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みなさま、ご来場ありがとうございました!
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3ステージ、12時過ぎまで、DJの時間も合わせて4時間にも渡ってのイベントをお願いしてしまって、少々ぜいたく過ぎたかもしれません!当方の準備不足もあり、ご迷惑もおかけしてしまいましたが、店主としてはとても嬉しいイベントでした。「ブラジル」「Minha Saudade」「ビリンバウ」「Goodbye Sadness(Tristeza)」などのボッサ・スタンダードから、「どうしたの」「SaYoNaRa」「忘れないで」などの代表作(みんなが覚えてしまう曲が哀しい曲というのは、昭和歌謡の名曲たちのDNAを確かに引き継いでおりますな)まで、いい曲ばかりでした。「夕焼け」の熱唱には胸が締め付けられました。誰もが知っている「Just The Two Of Us」のような曲のフレージングもおみごとでした。現在レコーディング中ということですが、ライブで聴いて口ずさんでしまった曲を確認できるようなアルバム、「愛唱歌」集を早く届けてほしいです。

サード・ステージでは新作のレコーディングにも参加しているというパーカッションのテッペイ君が参加。「月明かり5人組」になりました。何を隠そう、テッペイ君は私の中学二年生のときの同級生なのです。今回こうして思わずCane's初演奏となりました。サルサ調の「クラブ・ルナ」からみんなあちこち叩き出して、最後はしっかりと盛り上がりました。

深夜、皆さんが帰った後、DJをしてくださった浅見さんとBANさんと、明け方まで反省会?をしました。今回のDJでは、ブラジルのボサノバやサンバのレコードをあえてNGにし、上質なポップスというような点をテーマに据えてレコードを選んでいただいたのですが、私が思っていた以上に、「月明かり」のバンドの雰囲気にいろんな音楽がマッチしていたなぁと感心しました。さすがです、お二人!ありがとうございました!

ということはやはり、「月明かり」は日本語サンバ/ボッサのバンドという説明ではなく、上質な生演奏ポップスのバンドとして広く受け入れられるようになるべきなのでしょう。新作はそのようなアルバムになることを期待しています。

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ところで、当日はツルさんのアナウンスのおかげで、「カイピリーニャ」をたくさん飲んでいただくことができました。我々日本人は暑い国特有の甘いカクテルが苦手という定説もあるように、砂糖抜きの「ドライ・カイピリーニャ」というオーダーが多かったのは、店主としては少々残念なところもあるのですが、仕方ないことでしょう。それはキューバのモヒートについても同じで、「甘味を少なくして」という方が多いのです。有名な「ダイキリ」も、砂糖抜きのヘミングウェイのダイキリがあるように、甘味抜きでもよろしいのです。

しかし、全くゼロではなく、ちょっと一滴垂らすだけでも、甘味は味のコクにつながってきますので、やはりカクテルの味としても、ちょっとだけでも加えさせていただきたいところです。当店のシュガーシロップは、赤ちゃんに飲ませても大丈夫な、無添加の100%サトウキビ天然糖液として知られている「Carib(カリブ・カナデュー)」を使っておりますので、ご安心を。

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さてここで、当日みなさんにご紹介した新入荷のアーティザン・カシャーサをご紹介しておきます。
c0007525_67951.jpg左より
・Samba&Cana サンバ・カーニャ 40%
・CACHOEIRA カショエラ 48%
・Tabaroa タバロア 46%

普段お出ししているカクテル「カイピリーニャ」には、「カシャーサ51」という銘柄のカシャーサを使っております。一度耳にしたところでは、世界中のスピリッツ(ウィスキー、ブランデーなどを除いた蒸留酒)の中で、韓国の眞露(JINRO)に次いで輸出量が多いのが、この「カシャーサ51」なのだそうです。つまりこれは大量生産によるカシャーサで、有名ブランドというのは大概が大量生産品であるわけです。

「アーティザン・カシャーサ(Artisan Cachaçca またはCachaça Artesanal)」とは、「工場によって工業的に作られる酒とは違う、家内蒸留所でハンドメイドされる酒」であり、このようなカナイ蒸溜所はブラジル内陸部のミナス・ジェライス州を中心に、国内に4万軒も存在するという。詳細はアーティザン・カシャーサを輸入している「ぷろじぇくとT&R」のHPで。近年まで国やいずれの機関からも統制、管轄されたことがなく、このような名前のもとに法制化し、輸出などに力を入れようとしているところだそうである。

日本で言うところの清酒や本格焼酎の生産状況と同じように、大量生産を誇る有名ブランドと、家族規模で少量の手づくりを守る地酒の蔵元と、大きく二つに分かれているわけである。ということは、ブラジルのカシャーサの蔵元も、法制化によって淘汰され、ある程度まで数を減らして行くことだろう。それはとにかく、味わいの違いは、個人の嗜好と懐具合にもよるが、言わずもがなである。手づくりの温もりと人間臭さの「臭い」香りの味わいの深さは、大量生産品には到底真似できるものではない。

「サンバ・カーニャ」は、そのまま飲むには若々しい青っぽい角がありますが、カイピリーニャを作るときには、ひと味深いものになります。ロックで飲むにも、臭い芋焼酎のようなもので、クセになる味わいです。「カショエラ」はパールダルコとバルサモというブラジルの木の樽で6年熟成、ハーブのような草っぽい香りが面白い。「タバロア」はオーク樽で2年半、その後バルサモ樽で3ヶ月から6ヶ月寝かせたもの。熟成感はそれほどでもないが、バニラのような甘味のコクもあり、ストレートでチビチビやっていただきたい味わいです。

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このようなアーティザン・カシャーサとカイピリーニャ(そしてホントはみなさんに当店の看板商品のモヒートも、もっと飲んでいただきたかった)を揃え、藤沢で「月明かり」のライブをやるのに当店ほど似合うお店はないのではないかと自負しておりますが、いかがでしょうか?これから都内にも進出する「月明かり」ですが、地元藤沢に帰ってくる時には、ぜひまたライブをやっていただきたいと思っています。どうすか、ツルさん?
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by barcanes | 2006-05-20 19:44 | イベント | Trackback | Comments(2)

「イベリア 魂のフラメンコ」を観てきました。

『イベリア 魂のフラメンコ』、さっそく観てまいりました。

前知識なく、予告編を見てもフラメンコのダンス映画というような印象しか持っていなかったのですが、この映画はあくまで音楽がメインです。セリフは全くといっていいほどありません。ストーリーもなし。見終わってパンフを読んで分かったのは、スペインの国民的作曲家でピアニストだったイサーク・アルベニス(1860~1909)が最晩年に書いた12曲からなるピアノ独奏の組曲「イベリア」を題材に、その他のアルベニスのスペインに関する作品を加え、独自の解釈とアレンジで、それぞれ違った楽器編成で演奏し、それにフラメンコだけにおさまらない舞踊の振り付けをして、鏡や光と影や、ビデオ・スクリーンの映像を駆使して、面白い視覚効果を加えたミュージカル映画ということです。セクシーな女性のダンスはともかく、ナルシスティックで陶酔的な男性ダンサーに全く興味のない私としては特に、この映画は「音楽とカメラのコンビネーションによる魔法」(カルロス・サウラ監督)というべきものでしょう。

もとがピアノによる組曲だったということを知らなくとも、映画の中で使われている18曲がほとんど全て違う楽器編成で演奏され、それがピアノ独奏、カホンなどのパーカッション入りのフラメンコギター、サックス、ドラム、ベースのジャズ・トリオ、チェロ独奏、歌のついたもの、吹奏楽団、ケルト風の楽団、その他いろいろな編成で行われるのを見ているだけでも面白い。

そこにこれまた全て違うダンサーの組み合わせで、おもに男女のかけ引きをテーマにしているような様々な踊りが乗っている。男女の決して噛み合わない引力によって、喜怒哀楽全てのものごとが行われているかのような二元論が、スペインの舞踊に表れているような、そういう息苦しさを感じて私は少々苦手だが、そういう感覚はきっと、直接性を嫌って間接性や抽象性に美しさを見出す日本人的な感覚と勝手に思い込んでいるのだが、どうであろうか。

その点、このスペインの音楽は、男女のダンスの直接性を目の前にしても、音楽であることですでに抽象性を獲得しており、セクシャルな二元論を回避する美しさを湛えているのだ。しかもこれは同性愛的とか中性的というものでもない。ある種の超越性であろう。

この映画のテーマは映像にも表れていると言えるだろう。鏡やビデオを映し込んだスクリーンを多用し、映像をズラシながら重ね合わせ、光と影の反復によって主体よりも客体、虚像を意識させる。鏡を前に踊るバレエ・ダンサーのナルシシズム。あるいは自分で自分を客観的に眺め、批評する個人主義。ダンスは異性に対するものから表現主義へと移行し、そこにエンターテイメントの可能性も生まれてくるのだが、その同じ地点から自己の反復としての自己愛の延長として、同性愛的感覚が生じてくる。

鏡に映る自分の虚像をまっすぐに直視できない自分、陰に映る自分とのズレを愛せない自分は、自分を客観的に批評しきれない、個人主義の限界を超える狂気に気付くであろう。そのような狂気は反復のリズムに魅せられてゆく。なぜなら、批評という言語的なストップが効かないので、反復の持続を止められないからである。この映画の音楽は、もともとリズミックとは言えないピアノ曲であったものが、スペインのリズムに憧れた狂気をテーマにしていると思える。それは我々人類(特に男性)が根源的に抱えている狂気の類いかもしれないし、近代的な個人主義によって引き起こされた現代的な問題なのかもしれない。そして、それを超越したところにある音楽の美しさ(ここにはきっと「哀しさ」が関係している。タナトス。「死」の美しさ。直接性の回避…)が、それらの問題を全て包み込んでしまうのだ。

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c0007525_8461218.jpgそんなことで、私は次の日になって、このアルベニスという人のピアノ曲を聴いてみたいと思い、CD屋に寄ってみた。「イベリア」の組曲が全部入っているピアノのアルバムを2種類ほど見つけた。それから、映画の中のいくつかの編曲が素晴らしかったので、サントラを欲しくなったがこれはタワレコにもタハラにもなかった。それで、パンフを買ったオデヲンの映画館のカウンターに並んでいた気がしたので、CDを買うためだけに映画館に行ってしまった。(写真は輸入盤)

なにかとっても、今の自分の胸に迫るものがあったのである。それは先日、たまたま手に取ったある本に関係しているように思うのだ。

村岡トンネルのそばにあったレコード屋さんWAH-WHU-WOOが江ノ電江ノ島駅のすぐ横の路地に移転して、4月の終わりに初めて顔を行ってみた。店主のワックさんには昨年、DJをしてもらったりしながら、その後なかなか顔を出せずにいたのである。近頃マイブームの昭和ムード歌謡や和ジャズものなどを掘り出し、収穫は白木秀雄のソロ・デビュー・アルバム(58年)の再発レコード、「さくら・さくら」や「浜千鳥」をやっているペレス・プラードの60年来日ライブ盤、「ボサ・ノバ歌謡ヒット・メロディー」なる、「夜霧よ今夜もありがとう」などをあんまりボサノバじゃない感じでやっている67年ごろのムード・サックスもの、その他。そうしてお会計の間に目に入ってきたのが、棚に並んでいた「ユリイカ」のバックナンバーの中の「深沢七郎」特集の号であった。

1988年10月号「特集=深沢七郎の衝撃 現代日本文学の トリックスター」、ぱらぱらっとめくると中沢新一さんの文章が出てきて、それでワックさんに譲ってもらってきたのである。

(つづく)
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by barcanes | 2006-05-15 21:05 | Trackback | Comments(0)

映画「イベリア 魂のフラメンコ」を観るとサービスが!

藤沢オデヲンで、5/13(土)~26(金)の2週間限定上映される映画
「イベリア 魂のフラメンコ」に関連して、藤沢のバー、飲食店で開催される
「VIVA!IBERIA!藤沢でスペインを感じよう!」というサービスに当店も参加しております。

c0007525_209731.jpg映画を観た方が各店でスペインに関係したメニューのサービスを受けられるというもので、クーポン券が配られるそうです。当店では「エミリオ・ルスタウ・アルマセニスタ・シェリー」3種を割引価格でお飲みいただけるようにしました。その他、ご希望であれば生ビール、コーヒーをそれぞれ50円ずつ割引いたします。

長いものでは100年以上にもなるという非常に長期に渡るシェリーの熟成には、「ソレラ方式」という、いわゆる仕次ぎ熟成のシステムが用いられるのですが、そのためには熟練した職人の伝統が必要です。「アルマセニスタ」とはそのような職人のことを言うのですが、現在とても少なくなってしまっているそうです。「エミリオ・ルスタウ」は「アルマセニスタ・シェリー」の名を冠することのできる、数少ないブランドです。

c0007525_2029178.jpgややドライな飲み口の中にまろやかに溶け込んだ複雑な味わいと、飲み干したグラスの中にも残ってゆく香ばしいブドウの香りを、この機会にぜひお試しください!

写真は左より、Amontillado del Puerto(アモンティリャード・デル・プエルト)、Oloroso Para de Gallina(オロロソ・パタ・デ・ガリーナ)、Manzanilla Pasada de Sanlucar(マンサニーリャ・パサダ・デ・サン・ルカール)です。

ルスタウ・アルマセニスタ・シェリーの輸入業者ミリオン商事のHPに多少説明が載っております。

参加店は当店のほか、タパ・タパ、Sausalito、遊心、Wesley、milk bar+cafe、湘江亭、Beluga、roquette DELI、sound market です。

クーポン券には当店の説明書きが「焼酎とレコードの和みBAR」となってますけど、当店は焼酎BARではないので、あしからず。
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by barcanes | 2006-05-13 20:06 | イベント | Trackback | Comments(0)

次のライブは

c0007525_5311829.jpgゴールデンウィークに藤沢のバーやカフェで、ジャズをテーマにしたイベントが各店で行われます。「SWING SWANG SWINGIN'」(通称ジャズウィーク)というタイトルで、昨年はsausalito、ベルーガ、Wesleyの3点で行われたのに続いて、今年は当店も仲間に入れてもらい、その他Sound Marketさんやミルク・バーさん、それに藤沢オデヲンでも関連映画を上映します。近々チラシやホームページで宣伝されると思います。

当店では5月5日(金)、KENTaさんという方のライブをやります。ドニー・ハサウェイやディアンジェロみたいなニューソウル系のファルセットの歌声のヴォーカリストだそうです。ギター&ヴォーカルと、キーボード、サックスの3人で、メロウ・ソウルでお送りします。今回はオリジナル曲ではなく、前半はジャズ、後半はソウルのカバーを歌ってくれるそうです。

5月5日(金・祝)
7pm オープン
8pm スタート (2ステージ)

料金:No Charge (投げ銭でお願いします)

出演者:
KENTa (The BELLe)
http://www.belle-upstairs.com/


メンバー:
KENTa (Vo, Guitar)
須藤シンイチロウ (Key)
guinn (Sax)

DJ:BAN(当店おなじみ)


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c0007525_20483529.jpg
出演者3人とも座っての演奏ということでしたので、客席もなるべく座っていただけるようにと思っていたのですが、ちょうど混み過ぎることのないぐらいの良い間合いで、いい雰囲気でした。演奏が当店としては意外と早い時間(11時ぐらい)に終わってしまったので、間に合わなかった方もいましたが、アンコールのオリジナル曲を含め12曲、たっぷり歌っていただきました。赤ワインもたっぷり飲んでいっていただきました。ヴォーカルのKENTaさんは、同性の私が言うのも変ですけど、なんだかカワイイ感じの柔らかい方でした。よかったらまた来てくださいね!

詳細はサックスのギンさんのブログと、浅見さんのブログ「音盤道楽」でどうぞ!
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by barcanes | 2006-05-05 21:28 | イベント | Trackback | Comments(0)

JAZZ WEEKのDJイベント

DJのみなさん、来てくださった皆さん、ありがとうございました!
この日のプレイを隠し録りしておいたMDLP5時間もの音を、延々と聞いております。
時折、内野への好返球?もあったりしましたが、最後明け方の民謡ジャズは大ファール・フライで失礼しました!

またこのようなテーマでやれたらいいなぁ。
よろしく願いします!

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ゴールデンウィークに藤沢の各店で行われる「Swing Swang Swingin'」パンフには間に合いませんでしたが、当店では5月3日(水)にDJのイベントをやります。

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"The Outfield Of Jazz"
--- African, Brazilian, Caribbean Jazz ---

DJ
BAN
YAZAWA
渡辺ゆうさく(Tレコ渋谷店)
玉井大(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

open 4pm / start 8pm-midnight
charge : free


「ジャズの外野」ということで、「外野は黙っとれ!」なんてよく言ったもんですが、少年野球なんかじゃ野手は内野から埋まっていって外野は余りみたいなこともありましたが、野球は外野手の守備範囲の広さと肩の強さで、随分とレベルが変わるものです。アメリカ発祥の野球に例えるなら、外野がなければ野球にならないのと同様、ジャズも「外野」がなければ、今日まで生きながらえなかったでしょう。

ジャズの内野たるアメリカを離れ、世界の各地にジャズは飛び火し、様々なリズムに乗っかり、各所のメロディーに浸蝕して、いろいろな姿に変貌、展開していきました。そんな外野のジャズはたびたび内野に返球され、アメリカのジャズに生命力を与えてきましたし、そもそも草創期のアメリカのジャズは、アフリカンの要素とカリビアンの要素が、ヨーロッパの要素と三位一体をなして生れ落ちたのでした。

今回は「外野」の三本柱として、アフリカン、ブラジリアン、カリビアンを取り上げ特集いたします。おもにアメリカ人以外のプレーヤーによるレコードがメインとなるでしょう。もしかしたら、オーバー・フェンスやファウルグラウンド・オブ・ジャズも出るかもしれません?

DJは、おなじみのBANさんが、今回は南アフリカのジャズを特に聞かせてくれるでしょう。カリブのスチール・パンものも楽しみです。Tレコード・ワールド・ミュージック・コーナー担当の渡辺ゆーさっくは、やはりラテン・ジャズ周辺かな。鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの玉井君は専門のブラジリアンのステキなのをかけてくれるでしょう。ヤザワさんはどんなので来るでしょうか?聞いたことのないようなものをかけて驚かせてくれるに違いありません。

藤沢の外野たる北口Cane'sにぴったりのテーマと初夏の気候にのって、カリブのラムやキューバのモヒート、ブラジルのカシャーサなどはいかがでしょうか。音楽マニアだけでなく、音楽好きの皆さんにいらしていただきたいイベントです。
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by barcanes | 2006-05-03 00:02 | イベント | Trackback | Comments(0)