最中を食べる会そして雨漏りでピンチ!

5/31(水)

昨年のこの日、危篤の知らせが来た。そして翌日が命日となった。「空也の最中」に思い出のある人もない人も、僕がやる前からのケインズ大常連だった谷さんを偲んで、最中を食べる夜。田尻が予約して20個買って来てくれた。ハイファイセットやブレッド&バターや、ユーミンとかラジとかのレコードをかけた。
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カウンターが埋まって、何杯かのビールがカウンターに置かれて、谷さんは飲みに来たかどうか分からないけど、少なからずお客さんを集めてくれた。思い出話はあまりしなかったけど、バラバラに関係ない話で盛り上がってるぐらいが谷さんっぽくてちょうどいいと思う。

この一年でお客さんの流れがだいぶ変わり、谷さんのこともあってか以前のお客さんもほぼ来なくなってしまった。谷さんが来なくなった終電前後の時間帯にもようやく慣れてきた。そして何より、人の死を身近に感じるようになった気がする。人はいつ死んでもおかしくない。死はもちろん悲しいが、それでも残された人は生きていかなければならないので、死んでも残るものがあるなら、生きていかなきゃならない者と一緒に生きていくということで納得するしかない。

悲しいが、この世は悲しみばかりで悲しみに埋め尽くされているのだから悲しんでばかりではいられない。だから悲しまない。悲しみを哀しみとして生きてゆく。いつ死んでもいいように精一杯生きる、と言うかもしれないが、そんな必要もないと思う。何かを残しても何かをやり残しても、残念でも後悔しても、人はいつか死に、そして諦めるしかない。

低気圧ボーイが来店して降り出した雨は深夜、激しくなった。カウンターの壁側の端に座った客人が「なんか降って来た」と言う。霧雨のようなものが手に降りかかってくる。3階建なのに2階に雨漏り?マズイんじゃね!ゴメン、谷さんどころじゃなくなっちゃったわ。

帰宅足止めの探検部員と何でも屋とで3階を見に行く。南東の隅の天井が崩壊。屋根裏に雨水が流れ落ちているのが見える。とりあえずバケツ。こりゃマズイね。2階に戻る。カウンター上の鉄骨から雨水が滴っている。ボウルを置くと2、3時間で半分ぐらい溜まった。朝4時半ぐらいに豪雨はおさまった。

エアコンがどうにかなったと思ったら、一難去ってまた一難である。我らがノグチビル、ピンチ!イスもソファも看板も、何もかもボロボロのCane's、明日はどうなる!

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(写真左上)「HI-FI BLEND」収録曲の歌詞は、相変わらず谷さんを思わせるものばかり!
(右上)今年はグレッグの訃報と重なった。Will the circle be unbroken!
(左下)去年はガイ・クラークの訃報(5/17)と重なった。"Desperadoes waiting for the train"は、Cane'sに立ち寄るための電車を待つ駅のホームのベンチに佇む谷さんはデスペラードだったのだ、という歌。
(右下)雨漏りにボウル。BGMはParliament ”Aqua Boogie”だ!ほんとにFunkでもしなけりゃ生きていけない。ね、部長!


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by barcanes | 2017-06-02 16:47 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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