リスナーの補整力とカセットテープ(後半)

4/25(火)

最近よくカセットテープの話になるので、テープデッキを出してきて録音感度などいろいろ実験していたら、引越し作業中のアニキが紙袋いっぱいのカセットテープを持ってきてくれた。借りてるレコードを録音するのにやっぱりカセットがいいな、ちょうど46分テープが欲しいなと思っていたところだった。懐かしいラベルのTDKやSONYや、SCOTCHやNATIONALなどに思わず興奮。アニキが聞いてたであろう80年代のレコードや何かの講義が録音されていた。
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私のKENWOODのテープデッキ(1996年製)は、音量のメーターがデジタルで、0デジベルから上が赤く表示され、最高が+7になっている。(通常+8まで入るらしい。)+5を超えると潰れたようなコンプレッションが効き過ぎているように感じる。しかしレベルが0に行かないようではいわゆるS/N比が悪く(テープの持つノイズ成分が多く)なり、テープの力を発揮していると言えなくなる。+3ぐらいまでが健康かなという感じがする。(これもアニキによると、テープの製品グレードによっていろいろ違うらしい。)

すると「健康」の範囲は非常に狭い。しかし実際の音量レベルは上下に大きく振れるわけだし、頭をどこで打つかということになると思う。基本的に軽い負荷がかかっていて、時々やり過ぎると叩かれ、レベルが弱いと生活にノイズが多くなる。録音感度の調整はつまり健康の度合いの調整ということになる。アナログ機材なので、それは比較的単純である。そのようなアナログ感で生きている方が単純でよいということかもしれない。

80年代の過度にデジタル化しつつある音楽をテープで聞くとなかなかいい感じになるのは、そのためかもしれない。昨夜は中学時代に友人が作ってくれたミックス・テープを聞いた。この夜はアニキのテープをいろいろ聞いた。そして最終的に「こんだけテープを持ってきたんだから何かおごれ!」ということになり、何故かテキーラを一緒に飲んだ朝6時。翌日はひどく二日酔いであった。飲みすぎると叩かれる。(しかし飲み足りないといろいろノイズが気になりすぎる。)こんな私に「健康」について語る資格などないことは言うまでもない。

私のテープにJ-Waveのジングルが入っていた。懐かしい。J-Waveの開局が私の中2の頃。深夜に眠れないのは今に始まったことではなく、ラジオを聞いて朝になる頃にいつもこのジングルが流れていたような気がする。
http://www.geocities.jp/kisskiss813/snd/j-wave_ed.mp3

ネットで見つけたJ-Waveのジングル集。
http://www.geocities.jp/fmnorth825jp/j-wave.htm


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by barcanes | 2017-05-02 04:49 | 日記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 匿名希望 at 2017-05-03 00:22 x
その時代のテープコンプとか、レコードのスクラッチノイズを悪として徹底的に叩いたテクノロジーがデジタルで、それが味となる時代の変化が面白いなあ、長生きして良かったなあと思う次第であります。
Commented by barcanes at 2017-05-03 03:59
コメントありがとうございます!今やレコードのノイズなんてほとんど気になりませんよね。と言うか盤質の荒いのもむしろ好きだったり。そういうのも耳の劣化、年を取ることの良さかもしれませんね。
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