返金、そして奄美ブギー

4/7(金)

Free FridayカウンターDJシリーズ「潤くんの金曜日」7回目のテーマはアンサーソング特集。略して「返金」。金は返しまへんでー。アンサーソングを返しますのや。

答える曲があるということは、問う曲があるわけです。どんな人が、何を、誰に、どのように問うたかが問われるわけです。そして誰がどのように返したのか。潤くんの解説を聞きながら、その一対の音楽を聞いてゆく。R&Bを中心に30組60曲ぐらい用意してくれた。片方は大概がよく知られた曲。で、対になる曲をコツコツと集めた潤くんの研究発表でした。

例外はテンプテーションズの”My Girl”。これはMary Wellsの”My Guy”のアンサー・ソングで、両方ともヒットした稀有な例とのこと。後半はJB関連などFunk特集。安易な返歌タイトルながら好Funk多し。アンコールにはシリア空爆のニュースに潤くんからの返歌”What’s Goin’ On”で終演。

ということでその後は、この曲のエル・チカーノ、ジョニー・ハモンド・スミスのカバーから、この日T氏からいただいたオルガンものレコードを何枚か聞く。ジミー・スミスの68年Funkyアルバムは日本語帯付きのオリジナル盤。嬉しぃい。深夜深くなってまた奄美の話になり、竹下和平のドキュメントDVDを見る。

奄美の民謡には明るいアップテンポの曲は少なくて、代表的なのは宴会では必ず最後に歌われるという「六調」がある。これは完全にブギーである。ベテラン組の築地俊造さんや坪山豊さんには新民謡的なブギー曲がある。(やはり男歌ということになろうか。)坪山さんの「ワイド節」をファンキー・ロック調にしたハシケンのCDなんかも久しぶりに取り出して聞いてみたが、今聞くとなかなかの民謡ブギーであったことに気づく。

そんなのを聞いているとアフリカとの近似性を感じずにはいられない。最後はマリのアリ・ファルカ・トゥーレ。ブギー・ブルーズまでもう一息だ。先日ライブをしてくれた山梨のロックンロール・ファーマーから、両親が奄美の出身だというFBの投稿が入ってくる。我々の間で奄美とブルーズがより一層近接したものとして聞こえてくる。

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カーティス曲のJan Bradley "Mama Didn't Lie"のアンサー・ソングは、カーティスと同じ高校の出身Major Lance "Monkey Time"の裏面"Mama Didn't Know"です!

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68年のMGM盤"I'm Gon' Git Myself Together" 邦題は「ジミー・スミス・シングズ」

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伝統的な曲を歌うことの多い奄美では、坪山さんは新作民謡を作って歌っている稀有な方です。

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by barcanes | 2017-04-15 20:25 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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