メデスキさん

3/27(月)

コースケ宮下よりさらに若手のペダルスティール奏者がいるそうで、彼とセイクリッド・スティールの話をしてきたという客人がロバート・ランドルフを聞きたいと言う。ジョン・メデスキの関わったコンピとかアルバム(WORD)とかいろいろあるぞい。そーいえば映像もあったなあと思って”Bonnaroo Festival”2002年のDVD。キャンベル・ブラザーズも出てます。

他にもトレイ・アナスタシオのビッグバンドにシロ・バプティスタが騒いでるやつとか、ベラ・フレック&エドガー・メイヤーとか、同じ年のその翌月ぐらいにフジロックに来たギャラクティックが全く同じ服(それって普段着じゃなくて衣装だったのかよ)を着てたりとか、見所満載でよく見たものです。

この日はそれまでずっとVerve時代のジミー・スミスを聞いていて、ここのところ一緒によくオルガンものを聞いている客人と、翌日はメデスキ・マーティン・ウッドを。2004年に秩父の野外フェス(TPC)に見に行った時のテーパー音源が以前ネットに出ていたやつを聞く。その時もシロ・バプティスタがボナルーの時と同じように暴れていて、他にもロジックみたいなDJがいたような気もする。とにかくいいライブだったし、その音源もなかなか音が良い。

3方あるいは4方ともキーボード群に囲まれたメデスキさんが次々と左右の手を動かし回り、レパートリーを途切れずにしかしテンポは自在に緩急しながらつないで行く。その手法は70年代のマイルスのようだし、最後にはジミヘンの”Fire”のリフが来たりして、当時のジャム・バンド・シーンと野外フェスをブラック・ファンクで結びつつ、客を踊らせることもできちゃうクラブ・ジャズ的でさらにノイズなところもあり、要するに見事な良いとこどりフリー・ジャズなのである。素晴らしい。

その前にはちょうど先日ライブをやってくれた竹田さんとメールをやりとりしててスライド・ギターの話になり、Dave Tronzoというギタリストをお勧めしてくれた。知らなかったのでさっそく探してみると、昔買ったスライド特集の本に出てた。ライ・クーダー、サニー・ランドレスの後のJohn Hiattのバンドのスライド・ギタリストだそうである。

しかしちょっと調べた感じではCDなんかも入手不能。”Spanish Fly”という変なフリージャズのバンドをやっているようなのですが、Youtubeを見てみると同名のヒップホップ・グループとヴァンヘイレンの同名曲のカバーばっかり出てきます。ちょっと待てよ。はい、また出ましたメデスキさん。一緒にやってますねえ。ニューヨークあたりのシーンになるのでしょうかね。

なんだかオルガン・ジャズといいセイクリッド・スティールといいシロ・バプティスタといい、このところ全部メデスキさんにつながってしまう。おそるべしメデスキさん。

c0007525_22435712.jpg
フロリダの一地域だけで脈々と受け継がれているらしい、狂熱のゴスペル感が楽しめる2001年のライブ盤。キャンベル・ファミリーはもちろん、ランドルフ・ファミリーもいますが、メデスキさんはもちろんいません。Vol.9ってことはたくさん出てるんだろうなあ、セイクリッド・スティール奥深し。


[PR]
by barcanes | 2017-03-31 22:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://barcanes.exblog.jp/tb/26546421
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 2017年3月のイベント予定です レギュラー・スライド名人芸 >>