今週末はレコード・イベント3連チャン!

今週末はレコード・イベント3連チャン!
濃ゆい春分の日の連休になりそうです。レコード三昧で楽しんでいきましょう。

まずはテツさんa.k.a.バタンQの「ギラ金」から。ラテンでギラギラさせてください。
翌日「Voices Inside 9周年」の前夜祭企画もあるそうです。

3/17(金) Free Friday #24
Bataan Q の「ギラギラ金曜日」


9pm- No Charge
【カウンターDJ】Bataan Q(a.k.a. tetchan')



そして土曜日は、2008年3月から当店で毎月一度も休まずに続けているレコード・イベント「Voices Inside 」が9周年を迎えます。

主に1960年代までのソウル&ブルーズを中心に、ブラック・ミュージック全般を色々なテーマ設定で切り取りながら、毎月様々なゲストをお迎えしてまいりました。中でも我が国のR&B著述界の巨匠、鈴木啓志さんをお迎えしたマッスル・ショールズ特集や、パブロック特集の小尾隆さん、数々の名レクチャーを残してくださった翻訳家の新井崇嗣さんなど、その世界のスジモノの方々とそのレコードによる圧倒的な説得力に触れられたことは貴重な体験となりました。

今回はこれまでの108回の中で数多く参戦していただいたコア・ゲストの皆さんとレギュラー陣に、9周年にかけまして各々「究極の9曲」をかけていただく、という趣向になっております。各氏互いに知れた手の内を読み合いながら、幅広くかつ至高の選曲が聞けることと思います。ぜひお出かけください。

3/18(土)
「Voices Inside 9周年! ~The Magnificent 9 + me~」
 7pm- No Charge


【9 Magnificents】
師匠、文屋章。
藤沢から、
宮井章裕(Sandfish Records)、
阿仁敬堂(a.k.a.ダメ男)、
KZMX(藤沢歌謡会)、
久保田耕(ファン研部長)。
横浜から、
Gen(Three Amigos)、
Yamada(横浜 Hot Vinyl)。
Voices Insideから、
顧問関根雅晴&大野正雄。
【& me】二見潤



さらに春分の日の連休の日曜日は、ノーザン・ソウル・パーティー!
「ノーザン・ソウル」とは何か?主宰の後藤さんから以前に寄せて頂いた文章に詳しいので、ほぼ原文のまま引用します。純粋かつ排他的で秘密結社的、というところがキモです。前回、私には分かる曲が一曲もありませんでした。ぜひその深い趣味性を確かめに来てください。

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まず、Northern Soulの成り立ちですが、イングランド北部で68〜78年頃に最盛期を迎えたソウルとダンスのムーブメントです。大雑把にいえば、60年代中期に起きたModsが好んだR&BやSTAX、Tamla Motownなどをかけるヴェニューが徐々にソウルクラブへ特化して、マイナーなレーベルのソウルレコードをかけるようになったものです。それらのソウルクラブへ集まった人々やDJたちが数年間かけて、ついには70年代にはWigan Casinoという巨大なヴェニューで毎週末に千人規模のパーティーを開催するまで発展させました。そしてイングランドではいまだに浮沈はあるものの続いているムーブメントです。

イングランド労働者階級の娯楽の特質として「トライバリズム」が指摘されることは多いのですが(モッズ、ロッカーズ、グラム、パンク、スキンヘッズ、ニュー・ロマンティクスなどなど)、Northern Soulはその中でも純度の高いトライバリズムをいまだに保ち続けています。この「純粋さ」がある意味で肝であり、僕らを惹きつける甘美な毒薬でもあります。

ソウルボーイたちにとっては「ソウルを聴く・踊ることで日常を忘れること」、基本的にこれが全てです。しかし、その反動として非常に排他的で趣味性の高いムーブメントとなってしまったことは否定できません。まず、Modsが好んだようなR&BやTamla Motownなどを好みません。また、ディスコなどのコンテンポラリーなものも好みません。そしてここも重要なのですが、Northern SoulのDJたちは自分が発見したレコードのレーベルを隠したり、別の曲名を貼ったりして他者へ知らせないようにさえするほど(カヴァーアップ)非常に競争心が高かったのです。

ですから、当時は自分が発見したマイナーなソウルレコードをかける(ニュー・ディスカバリー)が尊重されました。そして(当然に)ニュー・ディスカバリーが少なくなった今では、知られているが(オールディーズ)極めて入手困難なものをかけることも重要な側面となっています。ですから純粋なNorthern Soulのパーティーで入手困難ではない、あるいは人口に膾炙している楽曲をかけることは、それ自体がこのムーブメントのルールから逸脱してしまうのです。

まあ、ここまでの文章を見直して、なんて面倒くさい奴らだ!と僕もそう思います。(笑)

振り返ってみると、Free Soulが日本での直近のソウルムーブメントだったでしょうか?僕もちょうど20代前半だったので影響を受けた世代です。ただし、閾値を下げてなんでもFreeなSoulだ、っていうものよりも、閾値を厳格に設定して純粋さを保とうと今も頑張っているNorthern Soulの方が僕は好みなんです。ゆえに、ここ10年くらい流行りの広く浅くノージャンルで楽しませるイベントではなく、秘密結社のようにあくまで深く深く趣味を追究するイベントがひとつくらいはあっても良いんじゃないかと思うのです。

3/19(日) 
”SOUL KINGFISHER Vol.6”
A Night of Northern Soul in Fujisawa

 7pm-  Charge 500yen

【DJ】 Gustavmod
 Yamada (Yokohama Hot Vinyl)
 Keisuke Yamauchi


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by barcanes | 2017-03-19 22:23 | イベント | Trackback | Comments(0)
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