アカン歌謡

2/5(日)

いつもは隔月の土曜日に開催している「藤沢歌謡会」。今回は日曜開催で参加DJ中心のイベントになりました。DJ karyangさんはCane's初出場。南口の餃子屋さんでコンセントを使わない、充電池のみのDJをやったりしているそうです。その他、ダメ男a.k.a.浅見さん、及川譲二さん、KZMXさんのいつものメンバーと、そして中尾さん。今回は洋楽カバー歌謡が面白かったです。その中でもダメ男さんはほんと、いつもすごいですねー。「アカン歌謡」と命名されていましたが、今やゲージュツ家の鶴ちゃんの「ゴーストブスターズ」、これもっていうかこっちの方がよっぽど、立派なゲージュツじゃないですか、ねえ。日本語カバーを超えたパンクアートですよ。
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話は変わって、昨秋に出たスプリングスティーンの自伝(上巻)。読む前にカミさんに取られて4ヶ月、ようやく回ってきまして2日で読み切りました。別に私の読む速さを自慢しているのではありません。それぐらいなっちゃんのお世話をして仕事をして、仕事にまつわる勉強をして家事もやってくれているカミさんには時間がないっていうことです。それに私にはスプリングスティーン(以下スプさん)にまつわる基礎知識がありますしアルバムもだいたい持ってますしね。主な登場人物もエピソードもだいたい分かりますから、まあ話が早いわけですよ。

高校卒業から洋楽を聞き始めて最初にハマったのはトムさん(Tom Waits)とスプさんでしたから、やはりその頃によく聞いていたものって歌詞もよく聞いているし、情報を知りたいという情熱もありますしね。そんな中で自分なりのスプさん像ができあがっていく。それはいろいろ聞いたり知ったりしてゆく中で訂正され補正され、新作が出たり歳を重ねて行くに連れまた付け加えられてゆく。だからそれほど驚くこともなくすんなり入ってくる。翻訳は素晴らしいというわけでもなさそうだが、そこは流石にスプさん、文章の上手さと文体が十分にそれをカバーしているように思える。

意外だったのは臆病で、クスリにも手を出せず、ヒッピー・カルチャーなんてやれる経済的余裕はなく、車の歌が多いわりには運転ができず、バンドでしかライブをやっていなかったのに密かに弾き語りの曲を作り、有名なジョン・ハモンドの前でオーディションする時にもアコースティック・ギターを持ってなくてヒビの入ったのを借りてきたとか、野心とお金を稼ぐ欲望に燃えていて、それに幼少期の話とか、驚くこともなくって書いたけど知らないことばかりだった。そうだ。スプさんのことなんて全然知っちゃあいなかったのだ。

その中でも75年初めての海外公演、例の30年後に映像化されたロンドンのライブにまつわるあたりは興味深かった。「ロックとパンクソウルをニュージャージー風に融合させた音楽」なんて自分で説明していたり。あー、でも長くなっちゃいそうなのでまたいずれ。下巻もまだありますしね。
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by barcanes | 2017-02-10 15:55 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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