看板の灯らない一日

1/15(日)

珍しく午前中に目が覚めてしまい、今日の課題曲の採譜。JB初期のスマッシュ・ヒット"I'll Go Crazy"。単純な3コードのR&Bかと思ったら、ひとひねりもふたひねりもしてある。単音のリフにコーラスで9thのハーモニーをつけたり、コーラスとサックス合わせてマイナー6thでハモったりしていて面白い。コーラス・グループではよくあるのだろうか。アレンジャーがいたとしても、JBは楽譜が読めない人だから感覚でやってるんだろうな。この曲に良いカバー・バージョンがほとんどないのは、そういう魅力的で不思議なサウンドまでカバーできていないからかもしれない。

4時から集まって、いつもより長く9時半までバンド練習。来月2/26(日)のライブ「Cane's16周年+田火田14周年合わせて30周年記念お店対抗バンド・バトル」に向けて、今日が最後の練習なのでちょっと頑張っちゃった。と言っても、ライブのために練習するとなると何だか面白くなくなってしまうから、いつもの月に一回の練習の延長でいいと思う。どうせ何度やってもうまくいかないのだ。そもそも「うまくいった」というちゃんとしたゴールなどない。うまくいきそうだ、ちょっとよくなるかも、という期待感が楽しいから、楽しくやれればそれでいい。

最後まで残ったメンバーと計12曲。さすがに疲れて、口数少なくみんなで片付け。でもその後、アラさんが持って来てくれたP-Funk78年のライブVHSを見始めちゃったら元気が出てきちゃうから不思議だ。高齢者施設勤務のファン研部長と年老いた親の世話に疲れたアニキの話を聞いているうちに、「オムツマン」ゲイリー・シャイダーがなぜオムツをはいているのか分かってきた。

赤ちゃんだって、年老いてオムツをはくようになったって、ウンチを漏らすのが人間だし、それがFunkなのだ。オムツには人間のアルファとオメガ、原初と到達点が集約されているというわけである。たぶん。だから老いを恐れるなかれ。むしろ、Funkを妨げていたものから解き放たれるのである。雑言を吐き猥雑で下品になろうとも、それは祝福であろうと。
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もう2時の気分だけどまだまだ日付も変わらない。今日は早起きしちゃったからなあ。そのあと聞いたアース(EWF)が草食系オーガニック(宇宙食は無菌だろうな)ファンクなら、P-Funkはまさにゲットーのその辺にプカプカ浮かんでる宇宙船。宇宙がすぐそこにある。身近である。身近にあるものがFunkである。ファン研部員が持って来てくれた中森明菜の45回転ピクチャーレコードまでがFunkに聞こえてくる。

夕方からビールを飲み始めて、結局一度も看板に明かりを灯さないまま、それでも入って来てくれた来客といつの間にか3時。酔っ払っちゃったなあ。


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by barcanes | 2017-01-16 22:53 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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