Westboundオハイオの魅力

1/11(水)

ファン研部長が現れ、今年のテーマはFunk七天王、すなわちJB、スライ、ファンカデリックとパーラメント、クール&ザ・ギャング、EWF、オハイオ・プレイヤーズを重点的に研究したいとの所信表明。一方、バンド的にはFunkが薄っぺらくなってしまうことを避けるため、70年代に入る前までのFunk未満のR&Bをしっかりやっておきたいとのこと。部長の気分は流動的なので、ここに書いておきたいと思います。

で、今夜はオハイオ。今さら気づいたんですけど、OhioとOhnoは一文字違い。Westboundレーベルからの5枚を順番に聞きます。その前に68年Capitolからの"Observation In Time"、これは”Summertime”から始まる曲順違いのCDで、レコード会社的な問題もあったのか、まだまだFunkしてません。スタンダード曲"Over the Rainbow"などを、ジャジーかつ60年代のJBのライブ盤的な突拍子もないアレンジで変化をかけてくるあたりに、後のオハイオのめくるめくChange of paceな展開スタイルを垣間見ることができます。
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さて少し年数あきましてFunkadelicと同じレーベル、Westbound期は72年"Pain"から "Pleasure" "Ecstasy"の3部とMercury移籍後の編集盤"Climax" "Rattlesnake"の5枚ということになるわけですが、74年にメジャー・デビューするにあたってドラムとキーボードが交替します。特にドラムは後任のJimmy "Diamond" Williamsもファンキーで素晴らしいのですが、このWestbound期のGregory Websterはさらに凄いですね。

ジャジーなスタイルで速度変化自在、しかも無駄なシンバルを叩かない。ちょうどJBバンドのジャボとクライドのような対比になりますでしょうか。DiamondもWebsterのスタイルを継承しようとしつつ別物になっちゃったのでしょうけど、オハイオもこの二人のツインドラムとかがあったらどうだったんでしょうかねー。メジャー・デビューへと繋がったであろうWestbound期の大ヒット"Funky Worm"("Pleasure" 収録)での印象的なシンセを弾いているWalter "Junie" Morrisonは後にP-Funk軍団に合流します。

74年からはメジャー移籍して"Skin Tight" "Fire" "Honey"など大ヒットを飛ばすわけですが、おそらくこの72、73年の2年間に録音された計5枚のアルバムに、後に花開き切って枯れてしまうオハイオFunkの魅力が濃密な蕾となって詰まっていると言って過言ではないのでしょう。特にWestboundからの1stシングル”Pain”の強烈な低音は印象的。シングル盤で聞いてみたいなあ。

といってもやはり5枚目は寄せ集め的な感じで少し飽きてきたのか、ファン研部長はParliament ‎の"The Clones Of Dr. Funkenstein"の魅力を語り始め、"Do That Stuff"を口ずさみながら帰っていきました。
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あ、”Climax”の写真撮り忘れてた。


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by barcanes | 2017-01-13 12:05 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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