「The One」

12/12(月)

前夜のJB上映会の熱を引きずって、今日の課題曲は”Cold Sweat”に勝手に決めた。とうとう我々に67年にタッチする絶好の機会がやって来たのだ。今年最後のバンド練習で、メンバー全員7人が揃った。春から始めてだいたい毎月一回続いた。全員そろわないこともあるけど、その時その時の状況に合わせて、楽しくやる方法が少しずつ分かってきた。

どうせ、そんなに練習も上達もしないのだから、そこにある材料でなんとかしようと思えば、最低限の音楽が成立する。上手い人が「下手で羨ましい」と言うのは実に当たっており、技術のある人がどうにか忘我を求めて技術を捨てなきゃならないところを、我々はそのままでGet Downしちゃっているわけである。いかに最小限の要素を、人数分の素朴な掛け合わせで、楽しめるものにできるか。それが身の丈の楽しさということなのだと思う。

Funkプリーチャーに、JB譲りの「The One(一拍目)」を意識するようにかねがね言われていたので、今回はそれだけでもいい感じになることが分かったのが嬉しかった。それはブルーズでもシャッフルでもスローな曲でも通じることで、今まではそういうことが全然分かってなかったとうことに気づいた。バラバラの人間がバラバラのビート感やタッチで演奏しても、どこか一つだけでも合っていればそれでいい。それがこの場合は「The One」であり、「The One」の音楽なのである。

考えてみれば、我々は同じ日本語を使っているようでも全然通じ合えないこともあるし、言葉を使ってどのように理解し合っているかというのは実に不思議なことである。酒場は特に、酔いと共に言葉は空回りしていくもの。逆に一つでも話せる話題が見つかれば、外国人とでも分かり合えたりする。音楽が好きな人たちも、つまるところ共通の音楽を媒介にして分かり合っているのだし、グルメな人たちは美味しいものをイメージしたり共に味わったりして理解し合っているのだと思う。

バンドのメンバーのみならず、この店でレコードやライブ音楽を共に聞きながら笑えたり話せたりする人たちと出会える時、不思議な感慨を覚えることがある。どのようにして共感は生まれるのだろうと。そういうこともひとつの「The One」なのだ。そのような「The One」さえなければ、我々は全く別々の知らない人同士でしかないのだ。

3時間ほどの練習セッションの後は、さらに何人か集まってくれて、ツマミ持ち寄りで軽い忘年会。ファンキー・ドラマーがいつの間にか宅配ピザを頼んでくれて、”Breakin' Bread”みたいだ。手作りの鶏肉料理も旨かった。練習の後のこういうのサイコーだね。
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毎年30日ごろにやっているCane'sの忘年会は、今年は田火田チームとの都合が合わないのでやらない予定。その代わり年明けに新年会でもやれたらよいのだけど。来年2月はCane'sが16周年、南口の「田火田」が14周年、合わせて30周年ということで、田火田バンドとのライブやることになりましたー。2/26(日)の予定です。

それからその前日2/25(土)には、今年の15周年にもやってくれた「タジロック」をまたやってくれることが決まりました。エミちゃん、まえかわ、宮下、リエちゃん、そして田尻の豪華オールスターが集まってくれます。嬉しいなあ。田尻は周年当日2/1の「タジリーECM」でも頑張ってくれます。


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by barcanes | 2016-12-13 04:41 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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