Tim Scanlan / Mop’s ChiLees

9/25(日)

Timが最初にCane'sに来てくれたのは2013年11月、と記録にある。http://barcanes.exblog.jp/21005453/
トシバウロンがオーストラリアから連れて来たのだ。もう一回ぐらいやったことがある気がする。彼はその後日本に住んで、結婚して子供もできたらしい。縁あってまたCane'sに来てくれた。

相変わらずのワンマンバンド・スタイルで、左利きのギター、ケルティックな早いフレーズを吹きこなすハーモニカに歌は変わらず。足周りは変わっていて、タップの高音とキック的な低音の2枚の板には電気的な仕掛けがしてあって、P.A.から音を出せるようになっている。その他ハイハット、ディレイ・ペダルは声にかかっていて、さらにワウワウ・ペダル。あとは右手にギターをストロークしながら小型のシェイカーを振ったりもする。それらを縦横無尽に駆使して、オーガニックなケルティック・ダンス・チューンからアフロ・エレクトロな4つ打ちビートへと自在に変幻してゆく。かくパーソナルでクレイジーな技巧によって、フリーダムな時空間が作られてゆく。
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対バンは「太陽ぬ荘スタジオ」のスタッフとしてもおなじみのえなり君、僕らには田火田バンドのギターとしても馴染み深い森川さん、ボニーという日本メーカーのドラムをモニターしている笹本くんのインスト・トリオ。ゲストのラッパーも飛び入り。ほぼえなり君が呼んでくれたという満員のお客さんは年齢層も幅広くノリが良くて、和やかな雰囲気だった。

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終演後にはティムとバンドのジャム・セッション。ティムは「いつものフォークな集まりよりグルーヴィーで楽しいぜ、イエーイ」みたいなことを言ってた。と思う。ティムの音楽はもともとモーダルだし、シンプルなコードでえなり君はチョッパーだし、ファンキーなジャムにラッパーが乗ったりして楽しかった。ちょっとうるさかったけど。ティムは終電の時間になって慌てて帰っていった。

深夜には初期ラップと言われるラスト・ポエッツからファンカデリックを聞いた。クラシカルな素養を見せるバーニー・ウォーレルのオルガンがこの日の余韻に響いた。帰ってテレビをつけると、初優勝した豪栄道の今夜のダイジェストをちょうどやってて、勝ち名乗りに表情を崩さんと踏ん張っている姿にウルっときた。チャンネルを変えると老齢の人類学者が韓国にある生家を探して、お墓はなかったが大木が、子供の頃のまま立っているのを見つけた。見つけたことよりも、別れを告げてそこからまた立ち去るときの、振り返って相変わらずそこに立っている大木が、切なかった。


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by barcanes | 2016-10-07 15:57 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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