逆なんです

10/4(火)

若い頃クライミングでヨーロッパの岩場を転々としていたアニキの、その頃に出会った先輩が癌で亡くなっていたと言う。会いに行こうと思えば会いに行けたのにと。53歳。Tさんとほぼ同じ歳だね。ひとつのルートにこだわり、登りきれるまでしつこくしつこくトライするスタイルは、日本クライマー列伝に名を残しているそうで、アニキはそんな姿勢に影響を受けている。そんなアニキもクライマー史の末節に、減量の反動で大食いする料理上手の「食いしん坊」として登場している。

さてそんなアニキと今週金曜日にはラリー・ヤング特集。Bluenote盤ばかりでは単調で飽きるのではないかと、客演ものなどをチェックする。そこに現れたレコ屋ロック担当が、「何がいいんだか全然わかんないっす」と言う。いやあ僕らもうまく説明できないよねえ。モーダルでどよーんとしてて、それまでのソウル・ジャズ的なオルガンとちょっと違う感じで、オルガンのコルトレーンとか、よく書いてあるよねえ。

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とりあえずこれでも聞いてみよっか。Tony Williams Lifetimeの”Emergency!”それからMcLaughlin絡みでサンタナとの「魂の兄弟たち」(邦題)。このオルガンもラリヤンだ。グラント・グリーンの65年”His Majesty King Funk”ではアフロ・キューバンというかブーガルーだね〜。こんなのもやってるんだね。(話は違いますが65年にFUNKって言葉って言葉を使ってるのはどういうことだろう。)

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あとオルガンのKANKAWAが、僕の持ってるCD4枚で”Softly as in a morning sunrise"(”UNITY”収録)を毎回やってるけど、これラリヤンだよね。特に98年の「Harlem Swing」ではやはり”UNITY”収録の”Monk’s Dream”もやっている。KANKAWAのおっちゃんはジミー・スミスの弟子として知られているので、どうしてもそこを言及されがちだが、後のスペース・ジャム路線も考えるとラリヤン入ってるということで腑に落ちる。
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それにしても、オルガン・ジャズ特集とかやってから、そこから個別にラリー・ヤングとか行くのが普通でしょ。逆じゃないですか!とレコ屋ロック担当が言う。そう、我々は逆なのだ。だってVoicesのJ君だってソウルのイベント100回もやってるのに、こないだ初めてWhat’s goin’ onとかLet’s get it onとか買ったって言うしさ。総論から入って個別に行く必要なんか別にないのさ。

むしろ一般論を組み上げるというのは大変な作業で、専門家にお任せすればよい。我々アマチュア研究家は、郷土史や文献、民俗学の聞き取りのような基礎研究をやればいいのだよ。個別の事案研究から見えてくるもの、特異点から発せられるものを楽しめばよいのだ。

だから、僕らは、ラリー・ヤング。主宰オーノさんからその後届いた告知文を転載します。

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Free Friday the 13th! Free Frydayシリーズもあっという間に13回目ですね〜

13とか4とか何とも不吉な感じの数が重なってしまった(^^;)泥沼金曜日-特別編-第4回は、jazz organ の雄 Larry Young (10月7日誕生日!)を聴きまくることにします。

プレイ予定の音源ですが、まずはタイトル写真に写っている Larry Youngの BLUENOTE 時代(1964年-1969年)のLP盤9枚分の音源が全部収録されているMosaic Recordsの箱セット。さらにそれ以降の70年代の Tony Williams, John McLaughlin, Carlos Santana との共演等(ここら辺の音源に精通しておられる「ダメ男」氏にもご協力/ご乱入(笑)をお願いしております、楽しみです)。

前回に続いて聴き倒し100本ノック的になってしまい苦しくなってしまいそうなので、そんな際にはLarry Young 以外の organ jazz (funk) の名演も合間にちょこっとかける予定です。

藤沢近辺の Larry Young信奉者(←(c)マーク・ラパポート氏)の方(々)!もしおられるようでしたら(笑)、この絶好の機会をお見逃しなく!よろしく、おねがいいたします!

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10/7(金) Free Friday 13
 オーノマサオの「ドロ沼金曜日特別編:ラリー・ヤング金曜日(ラリ金)」
【カウンターDJ】オーノマサオ(Voices Inside)
9pm- No Charge

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なんかオルガンがラリヤンっぽい、この人ラリヤン好きなんだろうね、っという曲はたくさんあるでしょうが、そんな「ラリヤン入ってる」系の一枚。Joshua Redman、Brian Bladeのトリオ2002年のSam Yahelさんは、ラリヤン入ってる認定文句なしでしょう。


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by barcanes | 2016-10-06 01:38 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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