下北沢参り

9/23(金)

妻が仕事の関係で子供を連れて帰郷するので東京駅新幹線のりばまで送りに来たついでに、せっかくの機会を逃さず御茶ノ水へ。ジャズとソウルがワンフロアに併設されているディスク・ユニオンに初めて行った。閉店までの1時間勝負。昨日の流れでジャズはECMばかり、そしてソウルはファンクばかり。

新宿で小田急に乗り換えるにはどうするんだっけ。最近J君にお借りした「東京レコード屋ヒストリー」(若杉実著 シンコーミュージック 2016年)を読んでいるので西新宿に向かいたくなる。懐かしい「えとせとらレコード」。あの細長い階段。小田急沿線の学生だった私にとって新宿が最初の東京で、マニアの臭いを文字どおり初めて嗅いだのは西新宿だった。

下北沢に出て、フラッシュ・ディスクランチ。10年ぶりぐらい。自分にとっては有名人である店主の椿さんが、階段を上がるといらっしゃった。学生のときに行った頃と変わらない店の雰囲気。開けっぴろげの吹きっ晒しにスピーカー鳴らしっ晒し。サイコーである。お会計しながら「どこから来たの?」と聞いてくださったので、名刺を出して共通のお客さんと思しきレコード兄貴たちの名前を挙げると、「ケインズ?近くまで行ったことあるよ」とおっしゃるではないか!焼鳥の「椿」さんが目当てだったそうだ。レココレの「ブラック・ミュージック裏街道、愛読してました!」と言うのを忘れた。

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インスタで「ジャズ研」というイベントをやっていると見たので、フラッシュ近くの「ブックエンド・コーヒー」へ。こぢんまりとしたコーヒースタンドのカウンター内で、GENさんがターンテーブル1台使いでレコードをかけていた。ゲンさん、GENさんに会いに行くの巻。当店の金曜日のスタイルと同じっちゃあ同じである。ひっきりなしにテイクアウトでコーヒーを買っていくお客さんが入ってくる。藤沢にこんなカフェが欲しい。ちょうど「こういうの好きな人はキチガイばかりだね」と言いながらモンクをかけていた。ありがとうございます。お土産に「下北沢ブレンド」のコーヒー豆を買った。

下北沢に来たからにはメンフィス詣でをしなければならない。うちと同じ木曜休みだが、隔週で営業しているタイミングにようやく当たったのだ。学生時代の勘ではおぼつかないシモキタを南へスマホ歩き。階段を下りるとDJブースからマスターが出てきた。怪しまれるのもメンドくさいので聞かれる前から挨拶して、こちらも共通のDJ兄貴たちの名前を出させてもらう。平日営業の切なさを共感したり、出入り禁止になってしまった有名人の話に笑わせてもらったり。(「メンフィス兄弟」ではしちゃいけない話があるのだと後で知りました。)JBLのスピーカーが鎮座するフロアで、レコードを回すアニキ達の姿が目に浮かんだ。
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終電に余裕を持って出たはずだったが、霧雨の中歩いても歩いても駅に着かない。我慢できず途中の植え込みで水を撒いたら、そんなとこで水撒きしちゃダメだよ!と怒られた。スミマセン。で、ここはどこなんだ。山中で道に迷ったら戻るのが鉄則であることを思い出し、引き返したらさっきのコーヒースタンドの前に出た。シャッターはもう閉まっていた。


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by barcanes | 2016-09-26 16:49 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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