ブレイキーと、末日のプレゼント

9/1(木)

8月末日。風は強いが久しぶりのいい天気。気温も上がると言ってた割には暑くならない。台風が過ぎてまさに秋の気配だ。なっちゃんと約束してたのでプールに行ったけど、外のプールはちょっと肌寒いぐらいだった。ジャグジーの温水プールに「あったかいね〜温泉みたいだねー」って浸かった。末日業務、もうひと踏ん張り頑張って売り上げ稼がなきゃと思ってたけど、プールの疲れで夕食後に眠気が。またしてもお店開けるのがすっかり遅くなってしまった。

このところのRVGブームで、マイルスとロリンズのプレスティッジ盤”Dig”(56年)をかける。ゲルダー録音だけど全く音の良くない日本盤のレコードで、全然聞いてないヤツ。ドラムはアート・ブレイキー。それを聞いてたアニキが、「駅前でよくドラム叩いてるヤツがいるんですけど、僕みたいな素人が叩いたらああなっちゃうんだろうなっていう感じの下手くそで。練習してから来い、って小ちゃく書いて投げ銭と一緒に入れてきましょうかね。でもブレイキーもバシャバシャ叩きすぎですね。」

対照的にシンバルを叩かないダイアモンド(オハイオ・プレイヤーズ)のドラムを聞いたりした後、先日は小学校の同級生という方と二人でいらしたオジさんがお一人でいらした。どこかでお見受けしたことがある気がするんですけど、ジャズが好きそうな気がしたので、ゲルダーもののCTIのミルト・ジャクソンあたりに替えてみたところ、「アート・ブレイキー、ある?」と言うではありませんか。1日でブレイキーの話を2度したのは生まれて初めてだと思う。たぶん。

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よく知られたあの黒い顔のジャケの、”Moanin’”の入ってるジャズ・メッセンジャーズ(59年)。以前段ボールでもらった頂き物の中に入っていた一枚だ。「アート・ブレイキーはみんな好きだったから僕は買わなかったんだ。ちょっとひねくれてたもんでね。でも本当は好きだったんだよ。この勢いのあるドラミングがね、やっぱりいいよね。レコードは全部売ってしまった。溜め込むのは趣味じゃないんだ。でもやっぱりレコードはいいよね。音があたたかいね。家じゃこんな風には聞けないもの。」

お帰りになった後、盤をよく見てみたら内側に「RVG」の刻印がいつの間にか入っていた。前に見たときには気づかなかった。61年頃までの、ゲルダー本人によってカッティングされた盤に入っているとされる刻印だ。なかなかのお宝ではないか!あのオジさんは魔法使いだったのか?それともサンタクロースか。

その後も、ライブにしか来たことのなかった方、先日は失礼なことを言いませんでしたか?と確認に来た方、つい先日もいらした泊まりの方など、この日は珍しい来客層だった。もろもろ、末日のプレゼントだと思う。珍しくないのは、そう言えば誕生日のピアノ王子も来て、「アカセカ・トリオ」というアルゼンチン・フォルクローレのバンドのCDを聞かせてくれた。誕生日当日だというのに、何もプレゼントしてあげられなかった。ゴメンよ。今度RVG盤聞かせたる。
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by barcanes | 2016-09-05 00:44 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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