選択

8/16(火)選択

こないだの休みの日に初めて飲みに行った近所のバーで、端の方に座っていたという客人が来店。お店の方が紹介してくださったらしい。独立2年の美容師さんで、お互いに一人っきりで商売をしているということで、聞かれるがままに語ってしまった。喋りが得意でなかろうと、技術だったり味だったり何かであれ、総評価として我々は選ばれることを待っている。オススメのものを売りつけるわけではないし、もてなすということもできない。むしろ、選択をしてもらうことなのかもしれない。おこがましい言い方をすれば、選択をさせるのが仕事なのだ。

そんなことはどんな商売でもそうかもしれない。しかし生きるというのは選択の連続なので、そういうことに疲れて、選ぶことを放棄したい時もある。同じ店で同じものを飲む、ということもまた選択の結果である。自分の選択したものに有無を言わせないような選択をしてもらう。余計なフォローはしないし、他を選択したとしても文句は言いっこなしである。自分の飲むべきものは自分で選んでほしい。失敗したとしても次がある。とりあえず選んで飲んでみよう。飲めば分かるさ。失敗したかどうかが。

来月のライブ・イベントで、主宰のバンドメンバーが自らDJもやるというのだけど、DJミキサーの使い方が分からないというので、自分のレコードを持って練習に来てくれた。こういうのはやってみないと分からないし、やってるうちに感覚が掴めてくるというものである。マスターはDJもやるのですかと問われれば、まあちゃんとやったことないんですけど、まあ日々のBGMがDJみたいなものです。

ボーカルのR君がいち早く感覚を掴んだ。肝要なのはひとまず曲の頭からしっかり出したいのと、一枚一枚違うレコードの音量を合わせること、やはりそれに尽きるのではないか。フロアで流れている音のインパクト感を体感と想像で揃えてほしい。DJのイベントに来てくれるDJと呼ばれる人でも、そういうことができていない方は意外と少なくないようである。

音量の感覚というのは不思議なもので、自分もあまり耳が良い方ではないからちょっと大きめぐらいが好きなのですけど、メーターで測れるものでもないし、大きいけどうるさくない、といった音の好み、味はするけど塩っぱすぎない、みたいな感覚でしょうか。普段から濃いものばかり食べてるとどんどん濃くなっていっちゃうみたいなことが、音楽でも起きるのでしょう。ですから、普段のお店の音量や音質感というのが大事になってくるのです。藤沢では普段から音の比較的大きい店と言われる当店です。自分は客だったら、ある程度の音量で音楽を聞かせてくれる店に行きたいのですけど、そういう店がこの辺にはなかなかないのです。


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by barcanes | 2016-08-23 01:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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