面白い街

7/21(木)

お店に行こうかという時間にNHKスペシャルでやっていたドイツの義足の走り幅跳び選手のドキュメントを見てしまい、お店が遅れました。(ナレーションは同級生の豊原アナ。)もはや健常者の記録を追い越してしまったレーム選手がオリンピックに出られるかどうか、義足のバネ効果が有利に働いていないかどうかを証明し公正に判断するのは難しい。しかしオリンピックに出られなくたって関係ない。

ウェイクボードで足を切断する事故があってから2年後に、それまでできなかった技を義足でできるようになる。20歳で陸上に転向し、自ら義足の技工士にもなる。鍛え上げた筋力と運動神経は道具の先までを身体化する。そして困難をエキサイティングと捉える精神。ドイツの国内オリンピック選考会で一位になってしまい、参考記録として表彰台の一番上に上がった時の、隣に立った健常のトップ選手の嫌な顔。全てに克ってしまっていた。差別はいつだって差別される側の問題ではなく、安心できる線を引きたがるような話なのだ。アクロス・ザ・ボーダーラインなのである。

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初めてのお客様。3杯目ぐらいから話し始めた。都内から移って来られたという方で、湘南や藤沢の良さを伝えてくれた。それは私や地元育ちの常客からすると客観的で興味深かった。我々にとってはいろんなものがだいぶ失くなってしまった感のある藤沢でも、まだまだ(うちのような)古い建物が残り、面白い街に見えるそうですね。

まあ名店ビルとかOKの建物とか、そんな古いものがお好きな方のようでしたので、蔦に覆われつくされようとしているうちみたいなボロいお店にも関心を示されたのでしょう。とんねるずの木曜日の番組で汚いお店を訪ねるコーナーがあるのですが、あれを見てると胸が痛みますね。もうちょっとキレイにしとかなきゃなって思います。

最近は南口にドンキホーテができたり近所にハードオフができたり、藤沢もやや安い方に振れてきているのかもしれませんけど、それでも空きビルより何かが入ってくれた方がいいですよね。

アジア衣料の輸入の仕事をされているという方で、テラスモールよりモールFillの方が良いそうで、Tサイトには「カネの匂いしかしない」とぶった切っていただきました。ガラクタが自然と集まってきちゃうような、そんなゴチャ混ぜの(かっこよく言うと)コラージュ感がいいんですよ。我々にとっては。スッキリと整理されたシャレオツな家に住んでる反差別主義者とか信用できませんね、アタシは。汚い家の差別主義者も嫌だけどね。

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メタルと80’sで若い頃を過ごしたという、シャカ・カーンが好きなおネエさんでした。


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by barcanes | 2016-07-22 21:05 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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