When Something Is Wrong

6/13(月)

Cane'sバンド・セッション3回目。用事で来られなかったデュエット嬢の他はいつものメンバーが揃った。来週の「Voices Inside」100回記念に飛び入りするための練習も兼ねました。

今回の課題曲はまずデュエット・ソングの"When Something Is Wrong With My Baby"。デュエット嬢が来られなかったにもかかわらず、ベース久保田さんが先日わけも分からずいなくなってしまった人に思いを重ねた歌詞を作ってきてくれて、それをボーカルの潤くんと歌ってくれたのがとても嬉しかった。ラブソングは、特に失恋ソングは、その全てと言ってしまっていいぐらい、亡き人への思いにつながってしまうのだろう。

この曲はCarla ThomasとOtis Reddingなどの他いろいろなデュエットがありますが、ほぼ歌手の歌唱力に頼っておりまして、演奏は凡庸と言わざるを得ないものが多いです。しかしそこはSam & Dave、ライブではすごいスローテンポでやっています。これはスローすぎて無理ですけどね、二人の動きが笑える。スウィート・ソウルのコーラス・グループにこういう動き、よくありますよね。笑えるけどマジなところがいいですよね。




そしてJimmy Rogersの"Walking By Myself"。Voicesレギュラーの大野さんのハープと潤くんの歌と、二人ともフィーチャーできるブルーズ曲として選んでみました。が、キーも低いし、なかなか難しい。これも有名なGary Mooreのバージョンを始めいろいろなカバーがありますが、ブレイクのところの微妙なコード感、これは誰かが間違えてるのか、それともわざとなのか分からないんですけれども、このズレた濁り感を表現しようとしているカバーは見当たりません。こういうところにこだわってみたい気がいたします。

そして今回の課題曲3曲目はDoug Sahmのカバーが華々しい3連のひょうきんなバラード・ポップ"Bad Boy"。オリジナルはThe Jive Bombersでいいでしょうか。かのリンゴ・スターもカバーしておられます。難関です。3分半の大作です。これはね、コーラスまでガッチリ決めたいよね。時間をかけてやっていきましょう。

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ドラムちゅーそんさん撮影。

練習も4時間を超えるとちょうど疲れてきて、みんなで片付けて、TVではちょうどモハメド・アリの追悼番組をやっていて、みんなでアリ猪木戦を観た。対戦までの経緯は別として、試合はどう見ても猪木がちょっとズルいような気がした。それでも、後に二人とも「怖かった」と言っていたというのが印象的だった。「アリ・ブンバイエ」がプレゼントされて「猪木ボンバイエ」になったというのは、どう考えてもいい話だ。
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先日に書いてアゲたブログの記事が、良くないと意見をもらって書き直したり、消しちゃおうかなとも思ったけど、苦味や痛みを消し去ることはできないと思ったり、いやこうして書いてしまったからこそ苦味や痛みが残るんじゃないかと思ったり、逡巡したまま痛みを引きずることになっている。

このようなブログに嫌なことを書くべきじゃない、嫌な思いをする人がいるかもしれない、ということを何度も、誰からもアドバイスされるのだけれど、それでも書いてしまう自分がいる。分かっちゃいる。楽しく書けないなら書かなきゃいいのだ。でも僕のお店は、酒場は楽しいだけじゃない。持ち寄るものは楽しさだけじゃないんだ。楽しいだけのお店だったら、繁盛したんだろうけどなあ。

「ゲンさんのブログ読んだよ。書き直したのも。でもうまく言えないから」と、ある人が短い言葉を贈ってくれた。親しい人との別れが続いた。悲しさの捉え方や表現の仕方は人それぞれ。そこに人それぞれの考え方や感じ方、そして祈りがあるはずで、それに寄り添うことはできると。細かいことはともかく味方だよって言ってくれてるようで嬉しかった。おそれ(怖れ、畏れ)という大いなるものの前で、人は何かがおかしくなるのだろう。微細だ。小さなことだ。我々は。だからこそ、小さな者たちだからこそ寄り添えるんじゃないか。

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5/29にスプリングスティーンと応援団のことを書いた時、書き漏れたメモ。そこからずーっと繋がっている。あの時の僕が受け取ったメッセージ。「あなたのやってることは必ず何かのためになっている。なぜなら、自分のためにやっていることと同じように、誰かのためになる誰かがいるはずだから。」でもそれは誰でもということではないし、だからこそぶつかることもある。



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by barcanes | 2016-06-17 03:03 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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