リヒテル

6/16(木)

水曜の夜、隔月でECMを聞いてるメンバーが二人来たので、スティーブ・キューンのソロ・ピアノなんかを聞いていた。いや正確には、店を開けるのに何か音楽が必要で、ECMかなにかの暗いピアノものがしっくりくるような気分の夜で、たまたま二人が連絡をくれて、ちょうどそれが水曜だった、ということに気づいた、ということなだけ。そしてその二人のおかげで店を開けられた。

クラシックの素養のある一人が、グレン・グールドはクラシック以外の人からは人気あるけど、と言うので、じゃあクラシックの中の人たちの思うピアニストの代表格は?と聞くと、「リヒテルかなあ」と言う。で、クラシックのレコードをパラパラとめくってみる。ちょうど「これってリヒテル?」っていう綴りのレコードが手に引っかかってくるから不思議だ。

店にはすべて貰い物のまま手つかずの何十枚かのクラシックのレコードがあり、その中にソ連盤のリヒテルが3枚あった。これはピアノ・ソロ。ロシア語のライナーは全く読めないが、いまは翻訳アプリという便利なものがあって、クラシック素養君に読んでもらったが、誰の曲だか忘れた。でもなんだか愛せそうな気がする。あまり録音の良さそうじゃない、歪んだフォルテシモの和音。盤面のカビ汚れのプチプチノイズもなおさら。その日は結局、両面3回ずつ聞いた。
c0007525_22435232.jpeg

年をとったらいつかクラシックが聞けるようになりたいと思っていたし、店でレコードをかけてみても悪くない。隔月の「かわECM」の時と、似たような感触じゃないだろうか。しかし圧倒的にウンチクが足りない。今日はただ「リヒテル」という名前を教わっただけで、なんだか一歩進んだ気がする。そのうち素養君にクラシックのこれを聞け的な紹介をしてもらう機会もできたらいいな、なんて思ったりしました。


[PR]
by barcanes | 2016-06-16 22:41 | 日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://barcanes.exblog.jp/tb/25709132
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 不在を感じる 悪魔 とムード >>