スワンプ・ポップ〜ダメな男の住みやすそうな世界

5/22(日)
スワンプ・ポップ

Voices Inside 第99回はスワンプ・ポップ特集。スワンプ・ポップって何?って聞かれますけど、やっぱりそれは聞いてもらわなきゃ分からない。聞いてもうまく説明できませんけど。でもこの日一晩聞いてみて言うなれば、Cry, cry, cryとかWhy, why, whyとか3つ続けて泣きそうになってる、女々しさこそが男らしさの、ダメな男の住みやすそうな世界。やっぱ泣いてるじゃん。それがスワンプ・ポップ。

ライブ・ゲストはLos Royal Flamesのお二人。スーツとリーゼントでバッチリ決めて、ラジオみたいな音のする箱型マイクと、ハープには小型の真空管アンプと砲弾マイク。ギターはオールドのメロディ・メイカーにビグズビー付き、足元に置いたスプリング・リバーブ・ボックスを響かせ、スワンピーなトレモロは湿気を呼び(本当にライブの間だけ雨が降っていた)、オルガン・シュミレーターでVOXオルガンのサウンドを再現していた。
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それにしてもリズムのないR&Bはとてもシュール。それでもオリジナルの曲調を知っていれば、ドラムやベースを脳内補整しながらサウンドを想像/創造できるのだ。しかしバッチリ決めた二人だけのソウル・バンド。それだけでもシュールレアリスム芸術たりえている。さらに我らがシュールレアリスト、二見潤のいつものストーリー・テリングをレコードではなく生演奏でお送りするという試み、これが今回のハイライトだったと言えるだろう。

緊張感を背中で表現していたロス・ロイのお二人。そこからゆっくりと動き出してのハードボイルドな演技感。実は笑いをこらえてたっぽい。「みなさん、こんなのを毎回聞かされてるんですか!サイコーですね」と他虐と自虐の混ざり込んだこの美学を共有した10数分間。ワタクシしっかりと録音に捕えました。今回は2トラックに全部ツッコミましたよ。これはどなたか聞きたい方がいらっしゃれば聞けるようにしておきたいと思っております。
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その後の約一時間のライブ本編も盛り上がりましたし、藤沢はスワンプ・ポップの聖地、とのお褒めの言葉を頂いたような気がします。そりゃそうでしょう。我らには聖人がいますからね。スワンプポップの。その後のDJでも特に、我らがヒーロー、ダグ・ザーム絡みの選曲が素晴らしかったです。でも「ぼよよよよよーん」の”Bad Boy”はスワンプ・ポップじゃなかったそうで、かかりませんでした。残念。
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by barcanes | 2016-05-24 21:29 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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