セコビッチ

5/12(木)

レコードのイベントと音楽ライブのイベントを同じように、DJとミュージシャンを同じように扱いたい。DJはギャラなんかなくても自腹でビールをたくさん飲んでくれ、お店やお客さんのために気を遣いながら、時間と経費をつぎ込んだレコードを自ら持ち込んで、音楽の喜びを伝え、そして自分でも楽しんでくれる。ノー・チャージで、飲み物の売上だけの酒場の本分として、十分に成立する。

音楽を商売にしている人の場合、やはり仕事に来てるわけだから、そういうわけにもいかないかなと思ってしまう。集客や売上があればドンと大判振る舞いたいけど実際は、いつもお金のことを気にしてしまって自分はセコイ人間だなと思う。誰かがもっとお金を使ってくれなきゃ成立しないんだよ、と思ってしまったりして。お客が?出演者が?それとも私の自腹?ああ、一杯ぐらいおごりますよ!

どこかの知事がセコビッチすぎて、どうせなんでも経費計上するならなんでも公費にしてやって、給料なしにしてやったらいいんじゃないかと思う。給料なんて別に雇われてるわけじゃないんだからさ。たぶん知事本人がセコビッチなだけじゃなくて、秘書とか経理担当とか周りの人間がみんなセコビッチオッケーな雰囲気なんでしょうし、税務署も何も言ってこないんでしょう。お役所含めてみんなグルなんですよ。予算を減らさないために必死に無駄使いしてるんでしょ。お金を使うのが仕事の人たちっているんですね。

私だってセコビッチに確定申告しっかりやってますけど、給料なんてないですからね。結構な給料もらっている人がさ、何にお金が必要なのか知りませんが、私費を使えよ私費をよ。首長のトップからしてセコビッチなんだからそりゃあみんなセコビッチになるわな。

公務から別荘まで公用車を使う、というのはルール的にオッケーらしいですね。でもそれが決まりだからとか、ルールに則ってればいいってことじゃないと思うのです。もちろん飲み屋ですから一杯ぐらいは頼んでいただきたい。2杯って書いても3杯でもいいんですけど、これはルールみたいなものです。でもだからと言ってそれで何時間も居てくれて構わない、とは言ってない。書いてもいない。早く帰れとも言っていないし、お金がないならないで仕方がない。

こないだあれこれ聞いてくるわりにはいちいち「お金がない」と言ってビール一杯でライブ見てるオジさんいたなあ。まあいいんです。黙っててくれればなお。でも私費のある方はぜひ、まあ公費でもいいですけど、使っていただきたいですねえ。ああ、こういうセコビッチなこと書く店って、見るからに儲かってなさそうだなあ。貧乏くさ。まあ隠しようがない。

何が言いたいかって、ルールを守ってればいいってわけじゃない。ルールを破れば文句を言われてもしょうがない。ルールを超えていけと、そういうことなんでしょう。もし分からないという方のために具体的にお教えいたしますと、気前の良さですね。おごったりおごられたり。セコビッチの逆です!逆をやっていただければいいんです。

世の中は経済のシステムなんかではなく、気前の良さでずっと回ってきたのですよ。それはお金だけではなく気持ちや熱意もそうなんでしょう。気持ちが気前のいい人っていますよねえ。だから営業時間を超えたってカウンターで寝ちゃったって、決まりだとかそんなの関係ないのです。まあ僕はセコビッチですし、熱意も善意もありませんけど。

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LUSTAU ALMACENISTA Sherry
Oloroso del puerto & Amontillado de Jerez
以前に買っておいたアルマセニスタ・シェリー、最後の2本。気前よく、どうぞ。(本文とはあまり関係ありません。)


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by barcanes | 2016-05-12 23:59 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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