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アコキャンに行ってきた


5日6日の土日は、地元藤沢のシンガーソングライター端山龍麿さん主宰で19回も続いている「アコースティック・キャンプ」に行ってきた。今年はドリンク係を一手に仰せつかった。事前に参加人数と予算の目論見をつけ、昨年までの記録やメニューを参考にして仕入れの算段をギリギリまで考えた。結果を言ってしまえば、予想以上のご来場でソフトドリンクなど足りなくなってしまったが、それ以外はばっちり計算どおり。参加者が少なかった場合に大量に余ってしまう場合や、天候が悪かった場合など、いろいろな可能性を含めて、事後を予測の範囲に収められたことは嬉しかった。飲み屋経営10数年の勘と経験、と言っておこう。まあ自己満足ですけど。主宰にはぴったり一円の位まで合わせて報告書を提出してやりましたとも。

その他では、娘にとっては初めてのキャンプ。ログハウスの泊だったけど、スタッフ・エリアの奥にテントを張らせてもらって、その中でお昼寝できたのも楽しかったみたいだった。火と煙のBBQも迫力あったようで、一度歯磨きして寝るつもりだったのに「もっと食べる」って言って、夜中にゲホゲホしてたらしい。
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お父さんとしてはタバコをくわえてるところを見つかってしまって、あとから「タバコ吸ってたでしょ。やめなさい。」と叱られたけど、一緒に恋人気分で踊ったりして楽しかった。ドリンクのコーナーは準備して半分張り付いて、あとはミュージシャンやスタッフの皆さんには申し訳ないけど、音楽は僕らのキャンプのおまけ。

僕ら裏方陣は自分たちの仕事をして、それはつまり計画して準備して考えて、誰彼指図しなくても自分たちで勝手に動いて、予算内でしっかりやってそして片づけて、そういうことの全てを楽しんで、まあそれでもいろいろあっても、週末のお店を休んでまで参加する価値があると思っているから行くのだ。というかそういう価値を自分たちの中では持ててるから。僕らのちっちゃな夏休みだから。生演奏のBGM付きの。

それで、この「アコキャン」というイベント自体にいろいろ意見や文句のある人もいるかもしれないけど、たぶんそれは、龍麿さんはじめとするミュージシャンたちの音楽にすべて収斂していくのであって、音楽が素晴らしければたぶんそれでいいのだと思う。「音楽はおまけ」って言っちゃったのはそれだけの意味。

今回は前座的に出てきたKayoちゃんが勢いあって良かった。太一さんのモヒT着てたので声かけたらいろいろつながってたみたいなので、今度の11月の太一さんのライブの日に出てもらえないかと思ってるところ。新潟のクマガイさんをはじめ、りぶさん、ビトさん、大森洋平君などCane's出演ミュージシャンのみなさんに会えるのも嬉しかった。

帰って夜には大雨。悪天の中のピンポイントの晴れ間に「アコキャン」ができたのはホントに奇跡的だった。19回も続けてきたことだけでも。奇跡は人のつながりで成立したのかもしれない。でもさらに、もうちょっと期待したい。音楽で。


by barcanes | 2015-09-06 18:06 | 日記 | Comments(0)