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クブクリン・ワンマンライブ

野村太郎君(ギター/ボーカル)と斉藤広哉さん(ピアノ/コーラス)のデュオ「クブクリン」のライブは昨年夏以来。前回と同じくゲストにパーカッションの福井豊さん。お客さんは席もすべて埋まって満員。

調律したてのピアノの響きっていうのはいいもので、音もよく鳴るんですね。ピアノのマイキングも2本使って、それでもなるべく生音が聞こえるようにした。福井さんはジャンベに小さいクラッシュ・シンバルを足したのだが、ややボヤケるのでクラッシュにマイクを当ててみた。まずまずうまくやれたと思う。

野村君はもともと歌は上手いのだけど、さらに気持ちが込もってて、とても良かった。そういう表現力をさらに押し上げるようなP.A.ができたら最高だ。最近の私のテーマはリバーブである。いい奥行きを出したいと思う。

終演してすぐに斉藤さんの盟友のエンジニアが来て、たくさん飲んでくれた。その勢いでお店も飲みモードに突入。うちは飲み代だけでライブをやっているのでね、機材料金も場所代も何ももらってないんですよ。みなさまの飲み代だけが頼りなんです。でも今日は斉藤さんが調律代を出してくださって、こんなことは初めて。嬉しかった。

そして僕が仕入れた情報によると、斉藤さんとエンジニア氏は中学の頃にオフコースのカバー・バンドをやってたそうで、とても上手かったそうです。中学生ですよ。「君を抱いていいの~」ってやると盛り上がったそうです。それでオフコースのレコードなどを出してきちゃったら、いや俺はアリスだったんだとか、TOTOやJOURNEYや当時の音を聞いてこの頃のキーボードはプロフェットだとかYAMAHAのCPだとかやってたら、あっという間に朝になってしまいました。
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写真はF.Michiyoさん。さすが、いい笑顔を捕らえてますね。カメラのシャッター音を軽減するための消音ケースなんて持ってて、いいなあ。Canonの純正品なのかな。

今日のライブ前後のBGMは、Gabriel Mann "Tall Buildings"、David Mead "Dudes"、Paul Abro "Another Way Of Being"などSandfish Recordsのカタログの中からおかけしました。なんか雰囲気が合ってる気がしたので。良質のPOPSなんですね。ギターとピアノの組合せってロックになりすぎなくてポップになるんですかね。これから出る新作のGriffin House "Balls"も少しかけちゃいました。
by barcanes | 2013-06-16 23:59 | 日記 | Comments(0)