【Top Page】Bar Cane'sです。

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ありがとうございます。Bar Cane'sです。

2001年2月より、ツタが絡まり昭和の香り漂うボロビルで営業を続けております。前身のソウル・バー「Keynz」(1994年開店)から引き継ぎつつ、音楽のジャンルを取り払い、お酒も和洋両面同等に取り扱いながら、飲み物専門のバーとしてやってまいりました。2008年頃から熱意あるミュージシャンやDJ、音楽関係者たちが集まり始め、次第に音楽へと重心が移っていきました。現在、比較のしようがありませんが音楽の非ポップさにおいて、おそらく藤沢随一の濃度と深度とを誇っております。

お酒にツマミが必要な方、音楽の好みが固まってしまっている方、タバコと人間の匂いが苦手な方は他を当たってください。帰り道を見失った街の避難小屋、深夜の部室、セルアウトできない芸術の明滅点、ダメな大人の研究室としてこの店は在ります。男女の出会いは滅多にありませんが、卒業生は結構います。


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現在ホームページが止まっております。(レンタルサーバーの突然のサービス中止により。)新しいのを準備中です。

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藤沢北口 Bar Cane's(バー・ケインズ)
〒251−0052 藤沢市藤沢991 野口ビル2階
Tel:0466-28-5584(営業中のみ)
090-3503-3127(お問い合わせ、ご予約、これから行くよ!などお気軽にお電話ください!)
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木曜定休 8pm〜3am
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音楽と和洋酒、ラムや自家製ミントのモヒート、果物のカクテル、ハンドドリップ・コーヒーなど、飲み物専門のバーです。
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イベント予定など、Facebookのページもご覧ください。
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【スマホ等でご覧のみなさま】
簡単なイベント予定など、「その他のメニュー」から飛ぶようになっております。



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【イベント、出演者募集のお知らせ】
Cane'sでは週末平日にかかわらず、イベント企画や出演者を募集しております。ライブ、セッション、DJ、リスニングはもちろん、読み聞かせや演劇、プロジェクター上映、講演会や会議まで、多種多様なイベントが可能です。お金にならない音楽、人の集まらない研究発表、変人変態の皆さんの趣味追及にも、可能な範囲で付き合います。もちろん店主をめいっぱい働かせてくださるイベントも歓迎です。平日は場所代等不要です。ぜひご相談ください!


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# by barcanes | 2018-12-31 23:59 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

【イベント、出演者募集のお知らせ】



Cane'sでは週末平日にかかわらず、イベント企画や出演者を募集しております。ライブ、セッション、DJ、リスニングはもちろん、読み聞かせや演劇、プロジェクター上映、講演会や会議まで、多種多様なイベントが可能です。お金にならない音楽、人の集まらない研究発表、変人変態の皆さんの趣味追及にも、可能な範囲で付き合います。もちろん店主をめいっぱい働かせてくださるイベントも歓迎です。平日(月水金」は場所代等不要です。ぜひご相談ください!



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# by barcanes | 2017-12-31 23:45 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

【2017年10月のイベント情報です】

非常識で時代錯誤な世の中だからこそ、
非常識で時代錯誤な
藤沢北口Bar Cane'sの2017年10月のイベント情報です。


<9月後半から10月前半は、マエストロ沢田穣治さんの出演が全て違うメンバーと共に6本続く「Cane's秋の沢田穣治まつり!」>

10/4(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第四夜!
「モモコモーション/沢田穣治 w/田尻有太」


 open 19:00 / start 20:00
 チャージ:自由料金制(投げ銭)
【出演】モモコモーション(vo)、沢田穣治(gg)、
 田尻有太(pf)

 Momoko Motion(モモコモーション)は、シンガーソングライター・トラックメイカー、料理研究家としてマルチに活動するアーティスト。とのことですが、どんな方なのかまだお会いしていないので知りません。写真から拝見するとお色気たっぷりのようにも見えますが、さてどうでしょうか。鬼才沢田穣治は料理されるのか!ピアノ王子・田尻有太を交えてどんな美味しいものができてゆくのか、ご注目ください。チャージ投げ銭ですので、お気軽にどうぞ。

<10月前半は、7日から15日まで連続9本のイベントが続く「Cane's秋の文化祭ウィーク」です!>

10/7(土)「藤沢歌謡会#25
 秋の特撮祭り(アニメもあるでよ!)」


 19:30〜 No Charge
【DJ】及川”妖精”譲二
【ゲストDJ】Saqura、ゴロゴロコミック、らんば☆らる
【MC】ダメ男a.k.a.阿仁敬堂

 遂に来た!構想1年!www
 まぁ、以前の歌謡会でもアニソン特集とか、らしきものはやっておったのですが、やはりこの手の特集の場合、その道のプロ(?)をお呼びしないことには形にならない!と言う訳で、遂に実現に至った次第。今回もゲストDJ3組+及川"妖精"譲二と言う体制でお送りする訳ですが、今回のゲストもかなり特濃です!
 サントラの帝王、Saqura。特撮モノも相当ヤバいことは、既に確認済み! 森田、もとい桜井社長、今回はどんなブツを投下してくれるのか?
 (オレにとっては)未だに全貌が掴めて無いw謎のDJ、ゴロゴロコミック。藤沢初登場! ゴロゴロさんは、つい先日まで入院しておられて、この歌謡会が復帰2回目のDJです!今回は、抱腹絶倒か?口あんぐりか?w 未聴の人、必聴ですよ!
 地元、藤沢が誇るアニソンspinユニット、かーやん&ひさの、らんば☆らる。南口の餃子屋界隈(つーか、むしろ都内!)ではその名は知れた存在なれど(?)、ケインズ界隈では知る人ぞ知る存在じゃないでしょうかw
 以上3組に、レギュラー及川譲二が、恐らく今回は水を得た魚ように泳ぎ出すこと必至!良い子のみんな、来週土曜はケインズに集まってくれよな!(ダメ男談)

10/8(日)「よみきかせのみきかせ#22」

 3:30より(5時半ごろまで)
 チャージ無料(お気に召したら愛の投げ銭をお願いします)
【出演】ますいあらた、そのだかよ、てづかのぶえ

にちようゆうがた絵本とうたと
子連れでおさけもいいですよ
大人だけでも大歓迎
お子さまの飲食持ち込み自由です

10/9(月祝)ドロ金DX「キャットかまニャンダフル
 竹田信吾×鎌田一二三 DUO」


 Open 19:00 / Start 20:00
 Charge:自由料金制(投げ銭)
【出演】キャットかまニャンダフル(竹田信吾×鎌田一二三)
【DJ】大野”ジーザス”正雄、二見潤(共にVoices Inside)

 無農薬野菜とフリー・ミュージックの土にまみれて格闘する山梨のパンク・ブルーズ・シンガーソング・ファーマー竹田さん(キャットニャンダフルフォーク部)がCane'sにまたまたまたやってきます。
 今回は謎の才能、25歳の青年「かまちゃん」とのデュオ。それを迎え撃つは、Cane'sおなじみのディープ・ブラザー、Voices Insideのお二人のドロ沼なレコード。ドロヌマ金曜日、略して「ドロ金」のデラックス版でよろしくお願いします!

10/10(火)「Thelonious Monk 生誕100年!」
 8pm- No Charge

 当店の片隅にでかでかと鎮座ましますモンク師。3人兄弟の真ん中っ子として、生まれたるは1917年10月10日。ということは今年でちょうど100年やんけ!というわけで、特に何もしませんが、この日のBGMはモンクでいきたいと思います。ええ、私は一晩聞いてても飽きませんね。
 ご自慢のモンク盤などお持ちの方はぜひともご持参くださいませ!好盤良盤貴重盤など、聞いてみたいなあ。

10/11(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第五夜!
 「かわECM番外編 ”沢田穣治「毒」ナイト”」


 9pm- No Charge
【毒】沢田穣治
【聞き役】かわい治療院、田尻”王子”有太

 演奏、アレンジ、プロデュースなどアルバムにして200枚を超えるという沢田さんのこれまでの録音作品を、ご本人の毒(解説)とともに聞いていこうという、まったくCane'sならではの素晴らしい企画です。この趣向に付き合ってくださる人はどれぐらいいるのだろうか。いや、でもおそらく未発表の音源や発売前の作品なども聞けるのではないだろうか。世界100万人の沢田フリークと変態音楽マニア必聴の貴重な機会になると思います。

10/12(木)Cane's秋の沢田穣治まつり第六夜!
 「カツヲスペシャル!」

 open 19:00 / start 20:00  チャージ:¥2000
【出演】まえかわとも子(vo)、沢田穣治(b)、沼直也(dr)、
 和田充弘(tb)、馬場孝喜(g)、田尻有太(pf)
【DJ】オーノ‘ヤ”マサオ

 大所帯の祝祭的バンド「バンダ・ショーロ・エレトリコ」から派生した精鋭部隊ながら、もはやブラジルからも離陸して宇宙へ旅立った感のあるポスト・ブラジリアン・アバント・フュージョン・スーパー・バンド。野外フェスとかで聞いてみたい気もするけど、インドアなアングラ感も捨て難い。その日に持ち寄った譜面で一発勝負しながら曲ができあがってゆく緊張感とその喜びを共有できるのもこのバンドの楽しさ素晴しさ。とにかくスゴイです。後になって後悔しないように、見ておいてくださいよ!

10/13(金)Free Friday #36
 Genさんの「ゲンキン!”百圓の愉楽”」


 9pm- No Charge
【カウンターDJ】Gen(Three Amigos)

 金曜日のカウンターDJシリーズ、今回のGenさんの「ゲンキン!」は【百圓の愉楽】と題して安レコ特集!100円レコードを30枚、総額¥3000分かけます。
 「安レコ差別をなくそう!」「エサ箱に光あれ!」をキーワードに闘いますww

10/14(土)「Frank Zappa ナイト”つらい浮世”#3」

 8pm- No Charge
【案内人】阿仁敬堂、NAKAO

 フランク・ザッパの音楽人生をレコードで綴る大河ドラマ、1回目はデビュー前から”Freak Out!”まで、2回目は”Absolutely Free”そして”We're only In It For The Money”までを、案内人のお二人が丁寧に語り合ってきましたこのイベント。まさに我らの生きているこの「つらい浮世」を予見していたかのようなザッパ先生の録音音楽を詳しく聞いていきながら、我々の今後の生き方を考えていこうではありませんか。以下、阿仁敬堂氏による解説。

 今回は、68年にリリースされた以下の2作品。『Lumpy Gravy』、『Cruising With Ruben & The Jets』。ザッパのアルバム中、最も振り幅の激しい2作が、同じ年のリリースと言うのが興味深い。お相手は、いつもの中尾師匠!2作品共に、かなりの曰く付きアルバム故に、トーク内容も濃くなることでしょうw
 前半は、例によって前回の補足音源を。(オレは、ライブ音源、そしても一回ビーフハート音源でもかけるか…) 
 これから、徐々にこうした関連する音源(ブート含むライブ、関連アーティスト、StraightやDiscreet等ザッパが設立したレーベルからリリースされたアーティスト等)を紹介する機会が増えてくるでしょう!(ザッパ本人のオフィシャル音源だけを紹介するイベントやおまへんで!)

10/15(日)「Irish Session #37」
 5pm- No Charge

 2014年11月から毎月続けている自由参加のセッションです。主宰はフィドラー椎野さん。参加者の多いことも少ない時もありますが、毎回それぞれの良さや楽しさがあります。
 終了時間は特に決めておりませんが、だいたい8時から9時ごろまでやっております。参加してくださる皆様をお待ちしています!演奏者以外の方もぜひどうぞ。

10/21(土)
 「夜久一(やくはじめ)”ダメ男、最後の砦”」


 8pm- チャージ:自由料金制(投げ銭です)
【出演】夜久一(ギター弾き語り)

 本当の生き方。本物の歌。男が真っ当に生きるとしたら、ダメにならなきゃあかん。ダメにならなければ分からんことがあるで。
 ダメ男の王道路線まっしぐら。オレたちの最後の砦、夜久一。「ストロングゼロ」を一本飲み干すたびに失われていくものと、そして得るもの。そんな歌を聞いてやろうじゃないか。でもCane'sではもう少しマシなものを飲んでいきなさいよ。

10/22(日)「Voices Inside vol.116
 ~Teacher & The Soul Expresso Live~」


 Start : PM7:00 Charge : 愛の自由料金制(投げ銭)
Disc Jockey : 関根雅晴、大野正雄、二見潤
Live : Teacher & The Soul Expresso
TEACHER (Vo)、デカスー 鈴木(Gt)、hithard 羽田(Dr)
ac 千足(Sax)、Duck 大橋(Ba)、Mabon 京須(Gt)

 今月のVoices Insideは、あのTeacherさんが帰ってきます!今回は前回と違うバンド、”Soul Expresso”と共に、メンフィス仕込みの素晴らしいソウルを届けてくれます!
 そして、我々Voices Insideクルーはメンフィスやマッスル・ショールズに代表されるサザン・ソウル、ディープ・ソウルのレコードを回し、”Soul Expresso”を盛り立てます!
 今回はいつもの第3土曜ではなく、翌日の22日の日曜開催となりますのでご注意下さい!

10/27(金)Free Friday #37 makizooの
「キラキラ金曜日 ”なんちゃってパブロック”」


 9pm- No Charge
【カウンターDJ】makizoo

 「正しいパブロック」なんか分かっていないかもしれないけど、私がパブでビール飲んでいる時に聴きたい音楽を流していきます‼︎

10/28(土)「カンコン金スペシャル
 関根さんの秋の夜長DX!」


 8pm- No Charge
【カウンターDJ】関根雅晴(Voices Inside)

 「関根さんの金曜日」が、土曜の夜の秋の夜長にデラックス!毎月一度の”Voices Inside”だけではかけ足りない、関根さん秘蔵のレコードを心ゆくまで堪能するまたとないチャンスです!どんなレコードがかかるかは、お楽しみに。

10/29(日)Cane'sバンド練習
 夕方より

10/30(月)「Funk研究会 #7
 ”むき出しリック・ジェームズ特集”」


11pm− No Charge
【ファン研部長】久保田”むき出し”耕

 意外とマジメにファンク・レコードを聞いている「ファン研」です。次回の特集はむき出しの欲望、パーティーアニマル、"Super Freak" "Mary Jane"でおなじみRick James!他にもいろいろ聞いていきたいと思います。
 23時スタート、平日深夜の「ファン研」です!ファン研部長は、剥き出しの欲望を抑えられるのか!

<その後の予定>
11/10(金)Free Friday 二見潤の「メンフィス金曜日」
11/11(土)Baby Krishna Lovers Band!
11/18(土)Voices Inside #117 デトロイト特集
 【ゲスト】新井崇嗣
11/19(日)アイリッシュ・セッション#38
11/23(木祝)Soul Kingfisher
11/24(金)Free Friday 二見潤の「カントリー金曜日」
11/25(土)After h'Our Rock #10
11/26(日)高満洋子トリオ 
 【出演】高満洋子(Vo,Pf)、上原ユカリ裕(Dr)、山内薫(Eb)
12/9(土)藤沢歌謡会#26
12/16(土)Voices Inside #118 年末恒例Soul Giants特集
12/24(日)ブラック・クリスマス!
 【出演】夜久一、ダメ男a.k.a.阿仁敬堂、カズマックス、他
1/13(土)RIKUO&宮下広輔DUO

***********

カセット・レーベル”JBK Records”がようやく船出しました。Cane'sでのライブ録音を完全にハンドメイドにより作品化することができ、感無量です。
数十年後にその音楽を聞く人がいるかもしれないですもの。今後も続けていきたいと思ってます。


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# by barcanes | 2017-10-31 23:36 | イベント | Trackback | Comments(0)

天気の良くない平日の夜

9/11(月)〜12(火)

夜になって降り出した雨に濡れて来てくれた客人の、最近の現場の話を聞く。ステューダー(ぶっといマルチトラック・テープの業務用レコーダー)の移設、JBLの「パラゴン」(独特のバックロード設計がなされた歴史的な変態オーディオ・スピーカー・システム)を聞きに行った話、長いこと使われていなかったリゾート・スタジオの草刈り作業など、興味深い話ばかり。

彼は音楽にまつわることならなんでもやっちゃう裏方業者だが、こういう人に音楽生成の現場は下支えされているのだと改めて思う。演奏者もリスナーも。そして私も。ついでに懸念のカセット・インデックスの色合わせも手伝ってもらっちゃった。

以前に一度いらしたことのある客人がレコードをいろいろリクエストしてくれた。初期のシカゴ、アル・クーパーの「フィルモアの奇蹟」、キング・カーティスなど、ブラス・ロックな流れ。同世代で若い頃から同じような趣味の音楽を聞いてきたであろう方と、これらの時代の音楽の話をできるというのは奇跡的なようでもあるし、当たり前のような気もするから不思議だ。

何度も聞いたはずの好きなレコードをリクエストしてくださるのは、自分にとっても知らなかったことを教えてもらえたりして面白い。それに自宅では夜遅くに大きな音で聞けないでしょうし、違う環境でどう違って聞こえるか、というのも興味深いのだと思います。

最近ギターを毎日練習しているという客人に、シンプルな曲だったらとコードの取り方(いわゆる耳コピ)とテキトーな弾き方をやってみせる。それから歌本のコード譜を見ながらなんとなく弾き語りごっこ。タブ譜しか読めないっちゅう初心者にとっては、私の技術でも十分に感心される。

教えてよーって言われても、私は人に教わるのが苦手だし教わったことがないので、教え方を考えるのはやっぱりめんどくさい。上達のスピードは若い頃には敵わないだろうけど、毎日ギターに触るという、そんな熱意が羨ましい。

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を題材にしたというアンビエント気味の作品”Views of Distant Towns / RF”というのを持ってきてくれた客人と聞く。うる覚えだが読んだはずのこの小説、ノモンハンにタイムスリップする話から、話題は自然と現在進行形の戦争へ。

戦後、というより戦中戦前明治時代に始まり、マッカーサー統治から朝鮮戦争へと到った状況そのままに、現代まで何も変わっていなかったんだと、北朝鮮のロケットがとてもはっきりと教えてくれた気がするねと。全ては宣撫工作と無責任な軍人体質の名残り、というかネチネチとした生き残り。今でも朝鮮戦争は日本でも続いている、という誰も教えてくれなかった現実。
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# by barcanes | 2017-10-16 02:33 | 日記 | Trackback | Comments(0)

不思議な気分の穴あき鉄板

9/7(木)

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娘のなっちゃんの自転車の練習に、いつもの公園よりもちょっとだけ離れた緑の広場に行った。初めて奥の方に抜けてみたら、今まで気づかなかった看板があって、「大東の穴あき鉄板」と書いてあった。横に投げ捨てられたように置いてある、奇妙な穴が無数にあいた分厚いその鉄板を見て、何だか不思議な気分になった。以下、看板の文章を無断で書き起こし。

**********

大東の辻の穴あき鉄板

明治21年(1888年)に旧海軍技手の下瀬雅充(しもせまさちか)が、ドイツから持ち帰った新火薬を、大砲を使って辻堂海岸で試射しました。試射には、何枚かの鉄板が標的や砲台に使用されましたが、これはその内の一枚とされています。この鉄板は当時英国で製造された戦艦三笠、タイタニックの鋼板に成分が類似しており、英国製ではないかといわれています。

かつて皇大神宮から柳原、本鵠沼の駅にかけて小さな川が流れていました。ちょうど大東の辻のあたりに土橋がかかっていましたが、横須賀鉄砲連隊が、射撃場のある辻堂海岸に鉄砲を運ぶ際に土橋を壊してしまいました。そこで射撃の的になっていたこの鉄板を持ってきて、橋の代わりにしたと伝えられています。

この鉄板は、川が地下に埋設された水路となった後も長く大東の辻に残されていたものを移転したものです。

平成28年3月 大東町内会

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辻堂海岸には江戸時代以来の演習場があって、戦後は米軍に接収された。(返還後には団地や海浜公園、下水処理場などができた、「浜見山」交差点より南西の三角地帯である。)余談だが、そこに駐留した米兵たちが遊びに来たのが藤沢北口の「新地」と今でも呼ぶ人のいるエリアで、いわゆる「青線」だったらしい。

この穴あき鉄板を目にして湧き上がってきた不思議な気分は、この夏ずっと戦時ものの本を読んだりしていたものだから、こんなところに思わず転がっていた戦争の遺物に出くわしたのかな、と思ったのは早合点で、時代はもう一昔前、明治である。

しばらく目が離せなくて見つめていた。私はこいつを知っている気がする。どこかで会ったことがあるはずだ。「大東の辻」がどこか分からないが、埋まっていたのならそこを通過したことがあるに違いない。高校の通学にこの辺りを自転車で通っていたから、その頃の記憶がもやもやと湧き上がってきたのだ。

今でも一応会員の籍は残っている「鵠沼を語る会」のHPを調べてみた。
http://kugenuma.sakura.ne.jp
「大東の辻」はJR社宅の南東、いつも夕方になると焼鳥のいい匂いが漂っているお肉屋さんのある場所であった。確かに私は高校に行く朝など、たまにそこを通っていた。
http://kugenuma.sakura.ne.jp/03-03.html
(下の方に鵠沼の道路図があります。)

後日、このお店「高橋精肉店」に行っておばちゃんに聞いてみた。まさにそこの自販機の前に、2、3年前まで埋まってたとのこと。雨の日なんかにはスリップした気がするし、実際転倒する人もいて危なかったと。なぜそこに埋まっていたかは、「鵠沼を語る会」で何度かお話ししたことのある、亡くなった渡部さんが書いてらっしゃった。(第0320話「穴あき鉄板の橋」。ここではお店の名前が「森井商店」となっている。)
https://kurobe56.net/ks/ks0320.htm

こうなると気になってくるのは、その土橋がかかっていたという小川である。皇大神宮(今でもその周りにめぐらされていたであろうお堀のような痕跡があります)から流れていたと聞いたことのあるのは、引地川の河口あたりで合流する小川(国道134号線の下を潜る辺りで暗渠から顔を出している)があり、我らが堀川網や海岸あたりの町内会の名前にも残されている、その名も「堀川」である。

この穴あき鉄板がかけられたという小川は、本鵠沼駅から柳原(本鵠沼と鵠沼海岸の駅の間の線路沿いあたりの小字)へと流れていたとある。先の渡部さんの同じHPのコラムに、ちょうどこの小川の流路が描かれたものを見つけた。(第0092話「後期新田開発」)
https://kurobe56.net/ks/ks0092.htm

画像も無断転載。
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これによれば、ちょうど穴あき鉄板の埋まっていたお肉屋さんから、軽自動車がギリギリ通れるぐらいの湾曲した小道を抜け、本鵠沼あたりでは唯一の幅広の道路に出て本鵠沼駅へと至る、その筋道こそが小川の流路ということになる。奇しくも私は現在その道沿いに住んでいる。
(この辺りのことも渡部さんが書いていた。第0275話「大東道」)
https://kurobe56.net/ks/ks0275.htm

以前、10年ほど前に調べて書いたことがあるが、幼少から成人後まで住んでいた集合住宅は、片瀬の境川が湾曲していた大正時代頃までの名残の、氾濫地の跡に建っていたことが分かった。私にはどうやら逃れようのない因縁があるらしい。どうしたことか、川の流れの残響に吸い寄せられてしまうのだ。言わば河原者の血ということになるだろうか。穴あき鉄板によって呼び起こされた、不思議な気分である。

久しぶりの郷土史ネタでした。


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# by barcanes | 2017-10-16 01:26 | 日記 | Trackback | Comments(0)

阿仁敬堂a.k.a.ダメ男アニキのイベント2連発!

dameアニキこと阿仁敬堂a.k.a.ダメ男さんからレコード・イベント2連発のお知らせ届いております。貼っといて〜!



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さて、今週から10月と言う訳で告知させて頂きますよ! 2週連続のケインズだ!

先ず、7日(土)はこれ!

遂に来た!構想1年!www

まぁ、以前の歌謡会でもアニソン特集とか、らしきものはやっておったのですが、やはりこの手の特集の場合、その道のプロ(?)をお呼びしないことには形にならない!

と言う訳で、遂に実現に至った次第。

今回もゲストDJ3組+及川"妖精"譲二と言う体制でお送りする訳ですが、今回のゲストもかなり特濃です!

*

サントラの帝王、Saqura(@saqura.s )。

特撮モノも相当ヤバいことは、既に確認済み! 森田、もとい桜井社長、今回はどんなブツを投下してくれるのか?

*

(オレにとっては)未だに全貌が掴めて無いw謎のDJ、ゴロゴロコミック。

藤沢初登場! ゴロゴロさんは、つい先日まで入院しておられて、この歌謡会が復帰2回目のDJです!今回は、抱腹絶倒か?口あんぐりか?w 未聴の人、必聴ですよ!

*

地元、藤沢が誇るアニソンspinユニット、かーやん(@karyang1973 )&ひさの、らんば☆らる。

南口の餃子屋界隈(つーか、むしろ都内!)ではその名は知れた存在なれど(?)、ケインズ界隈では知る人ぞ知る存在じゃないでしょうかw

以上3組に、レギュラー及川譲二(@ayahirosonda )が、恐らく今回は水を得た魚ように泳ぎ出すこと必至!

良い子のみんな、来週土曜はケインズに集まってくれよな!

フライヤーデザインは、いつものDOKAさん(@minoradio )ですが、今回は渾身の力作です!

*

藤沢歌謡会 Vol.25

藤沢 秋の特撮祭り(アニメもあるでよ!)

2017.10.7(sat)

19:30〜

DJ

及川譲二

ゲストDJ

Saqura

ゴロゴロコミック

らんば☆らる

MC

ダメ男



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ハイ!朝っぱらからの告知さーせんm(_ _)m

歌謡会の翌週はこれ!

つらい浮世〈第三夜〉であります!

今回は、68年にリリースされた以下の2作品。

『Lumpy Gravy』、『Cruising With Ruben & The Jets』。

ザッパのアルバム中、最も振り幅の激しい2作が、同じ年のリリースと言うのが興味深い。

お相手は、いつもの中尾師匠(@mr_noone_special_reprise )!

2作品共に、かなりの曰く付きアルバム故に、トーク内容も濃くなることでしょうw

*

前半は、例によって前回の補足音源を。

(オレは、ライブ音源、そしても一回ビーフハート音源でもかけるか…)

*

これから、徐々にこうした関連する音源(ブート含むライブ、関連アーティスト、StraightやDiscreet等ザッパが設立したレーベルからリリースされたアーティスト等)を紹介する機会が増えてくるでしょう!(ザッパ本人のオフィシャル音源だけを紹介するイベントやおまへんで!)

*

Frank Zappa Night 〜つらい浮世〈第3夜〉

2017.10.14(sat) 20:00〜

No Charge!

案内人:

NAKAO

阿仁敬堂

フライヤーデザイン:

DOKA(@minoradio )




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# by barcanes | 2017-10-14 23:53 | イベント | Trackback | Comments(0)

「秋の沢田穣治まつり」残すところあと2つ!

9月の後半から続いてきました「秋の沢田穣治まつり」も残すところあと2つ。最後は10/11(水)12(木)と2夜連続です!


特に木曜日の「カツヲスペシャル」は次回がいつになるか分からないので、絶対に見逃さないでください!! 明日水曜日の「毒ナイト」は音源が多すぎて聞ききれないので、たぶん続編が続いてゆくと思います。明日はまずはジャズっぽいのをメインに、いろいろ多岐にわたるジャンルを小出しにしていただこうかなと考えております。アレンジや音楽制作に興味のある方にとっては、とても面白い話が聞けると思いますよ。



10/11(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第五夜! 

「かわECM番外編 ”沢田穣治「毒」ナイト”」 

9pm- No Charge

【毒】沢田穣治

【聞き役】かわい治療院、田尻”王子”有太  


演奏、アレンジ、プロデュースなどアルバムにして200枚を超えるという沢田さんのこれまでの録音作品を、ご本人の毒(解説)とともに聞いていこうという、まったくCane'sならではの素晴らしい企画です。この趣向に付き合ってくださる人はどれぐらいいるのだろうか。いや、でもおそらく未発表の音源や発売前の作品なども聞けるのではないだろうか。世界100万人の沢田フリークと変態音楽マニア必聴の貴重な機会になると思います。



10/12(木)Cane's秋の沢田穣治まつり第六夜! 

「カツヲスペシャル!」 

open 19:00 / start 20:00  

チャージ:¥2000

【出演】まえかわとも子(vo)、沢田穣治(b)、沼直也(dr)、 和田充弘(tb)、馬場孝喜(g)、田尻有太(pf)

【DJ】オーノ‘ヤ”マサオ  


大所帯の祝祭的バンド「バンダ・ショーロ・エレトリコ」から派生した精鋭部隊ながら、もはやブラジルからも離陸して宇宙へ旅立った感のあるポスト・ブラジリアン・アバント・フュージョン・スーパー・バンド。野外フェスとかで聞いてみたい気もするけど、インドアなアングラ感も捨て難い。その日に持ち寄った譜面で一発勝負しながら曲ができあがってゆく緊張感とその喜びを共有できるのもこのバンドの楽しさ素晴しさ。とにかくスゴイです。後になって後悔しないように、見ておいてください!


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# by barcanes | 2017-10-12 23:36 | イベント | Trackback | Comments(0)

Cane's秋の沢田穣治まつり!

9月後半から10月前半はマエストロ沢田穣治さんの出演が全て違うメンバーと共に6本続きます。「Cane's秋の沢田穣治まつり」と勝手に名付けました。詳細未定のところもありますが、関連イベントと共にざっと並べておきます。



9/17(日)Cane's秋の沢田穣治まつり第一夜!

「岡本修道/沢田穣治/沼直也」


open 19:00 / start 20:00 

charge ¥2000


【出演】

岡本修道(vo,g from "れっきとしたsleeper")、

沢田穣治(b)、沼直也(dr)


「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんと、伝説的なニューウェイブ・ジャズ・グループ「Phat」のドラマーであり現在は「F.I.B Journal」の他さまざまな共演者とさまざまなリズムを叩き続ける沼直也さん。


当店では「カツヲスペシャル」、田尻有太とのピアノトリオ「Next To Silence Trio」などでもコンビを組むベース/ドラムのお二人に、今回は関西を中心に活動しているロック・バンド「れっきとしたsleeper」のボーカル/ギタリストでレコーディング・エンジニアでもあるという岡本修道さんが加わったトリオがCane's初登場です。


音楽性だけでなく静と動のダイナミクスの幅広さに加え、ジャズ、ブラジル、現代音楽、歌モノといったジャンルわけ不能の、ポスト・コンテンポラリーとでもしか言いようのないリズム隊のお二人に、ポップなメロディーのバンド・フロントマンがどのように絡むのか、全く予想不能ですが、ぜひお見逃しないようお願いします。


「れっきとしたsleeper」web site

http://rekisu.jp



9/20(水)かわい治療院presents

「かわECM #15 追悼John Abercrombie」


 9pm- No Charge

【カウンターDJ】かわい治療院、tsk

【ソロピアノ&クラシック】田尻”NTS”有太


ドイツのコンテンポラリー音楽レーベル「ECM」をこよなく愛する心のマッサージ師かわい君が、ECMにハマるきっかけにもなったというギタリスト、ジョン・アバークロンビー(8/22に逝去)を静かに追悼したいと思います。


翌週9/29(金)にピアノトリオ”Next To Silence Trio”のライブを控えたたじりんのソロピアノ・コーナーと、おすすめクラシックを聞くコーナーも聞きどころです。



9/25(月)Cane's秋の沢田穣治まつり第二夜!

”Rica e Jyoji" 松原里佳&沢田穣治


open 19:00 / start 20:00 

チャージ:自由料金制(投げ銭)


【出演】松原里佳(p,vo)、沢田穣治(b)


「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんが9月後半から10月前半にかけて全て違うメンバーでCane'sに6回出演する「秋の沢田穣治まつり」第二夜は、大阪のシンガー・ソングライター松原里佳さんとのデュオ。


美しい歌声とピアノの表現力に沢田さんのベースがどう絡み合っていくのか、とても楽しみです。松原さんはリーダーとしては初の関東方面の出演だそうです。ぜひお聞き逃しのないよう。


松原里佳さんのブログ

http://mmrica.exblog.jp



9/29(金)Cane's秋の沢田穣治まつり第三夜!

”Next to Silence Trio”


open 19:00 / start 20:00 

チャージ:自由料金制(投げ銭)


【出演】田尻有太(pf)、沢田穣治(cb)、沼直也(dr)


5月、7月に続いて当店では3回目のニュー・コンテンポラリー・ピアノトリオ”Next to Silence Trio”。静寂のすぐ側の音から溢れだすダイナミクス。沢田、田尻の自作曲や3人による完全即興曲が、静と動の中で揺れ動きながら、演奏されていく中で自ずとアレンジされていくように完成に向かい、そしてまた静寂へと消えてゆく。それはまさに完璧の隣にあるような音楽だ。


「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんと、伝説的なニューウェイブ・ジャズ・グループ「Phat」のドラマーであり現在は「F.I.B Journal」の他さまざまな共演者とさまざまなリズムを叩き続ける沼直也さん。


そしてピアノは、Cane'sとともに歩み続けてくれたと言っても過言ではないであろう最後の秘密兵器、田尻有太。世代の違う3人が三つ巴となって織りなす説明不能の音楽の、次の形を体感してください。



10/4(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第四夜!

「モモコモーション/沢田穣治」


詳細未定

【出演】モモコモーション(vo)、

沢田穣治(gg)、田尻有太(pf)


Momoko Motion(モモコモーション)は、シンガーソングライター・トラックメイカー、料理研究家としてマルチに活動するアーティスト。


モモコモーションweb site

https://www.momokomotion.com/momoko-motion



10/11(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第五夜!

「かわECM番外編 ”沢田穣治「毒」ナイト”」 


【毒】沢田穣治

【聞き役】かわい治療院、田尻”王子”有太


演奏、アレンジ、プロデュースなどアルバムにして200枚を超えるという沢田さんのこれまでの録音作品を、ご本人の毒(解説)とともに聞いていこうという、まったくCane'sならではの素晴らしい企画です。この趣向に付き合ってくださる人はどれぐらいいるのだろうか。いや、でもおそらく未発表の音源や発売前の作品なども聞けるのではないだろうか。世界100万人の沢田フリークと変態音楽マニア必聴の貴重な機会になると思います。



10/12(木)Cane's秋の沢田穣治まつり第六夜!

「カツヲスペシャル!」


【出演】まえかわとも子(vo)、沢田穣治(b)、沼直也(dr)、和田充弘(tb)、馬場孝喜(g)、田尻有太(pf)


大所帯の祝祭的バンド「バンダ・ショーロ・エレトリコ」から派生した精鋭部隊ながら、もはやブラジルからも離陸して宇宙へ旅立った感のあるポスト・ブラジリアン・アバント・フュージョン・スーパー・バンド。野外フェスとかで聞いてみたい気もするけどインドアなアングラ感も捨て難い。とにかくスゴイです。



以上、全てとは言いませんが、できるだけたくさん目撃してください!複数来てくださった方には奢りたくなったら奢っちゃいます!


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# by barcanes | 2017-10-12 23:30 | イベント | Trackback | Comments(0)

Thelonious Monk 100

10/10(火)

1917年10月10日生まれのセロニアス・モンク。今日でちょうど生誕100周年。10×10で100。ちょうどイベントの続く「文化祭ウィーク」の谷間に空いた日だったのも何かのご縁。密やかにモンクだけを聞く一夜ということで「モンク100周年」を祝ってみた。

モンクを時代別に大別すると、57年(麻薬所持により剥奪されていたキャバレーカードを取り戻し演奏許可を得る)を激ピークとする50年代(主にPrestigeとRiverside盤)と、メジャー(Columbia)に移っての62年から 68年と、それらの全てが既に内包されている47年bluenoteの自分名義としてのデビュー盤ということになろうかと思う。

私はレコードCD合わせて20枚ほどしか持っていなくて(オリジナル盤も一枚もなし)、モンクの全キャリアを語るには程遠いのですが、今回はあえて自分の中ではヘビロテである“Solo Monk”、“Underground”など比較的よく聞いているものは除いてみた。今夜のプレイリスト。

1, Plays Duke Ellington (1955)
2, Criss-Cross (1962)
3, 1963 In Japan (1983)
4, Mulligan Meets Monk (1957)
5, The Unique (1956)
6, With John Coltrane (1957) 85年CD
7, Thelonious Monk (Trio) (1954)
8, Straight, No Chaser (1967)
9, Genius Of Modern Music Volume One (1947)
10, Thelonious Himself (1957)
11, Thelonious Alone In San Francisco (1959)

今回はこの中でもbluenote盤以後の最初のリーダー作であり数少ないトリオ作でもある54年のPrestige盤(その名も”Thelonious Monk“)が特に面白く聞けた。特にアート・ブレイキーとの相性が最もマッチしているように思えた。

“Plays Duke Ellington”、“The Unique”もトリオ。モンクはソロピアノのアルバムが4作ある他は、カルテットなど管が入ったものがほとんどで、実は57年から60年代を通してほぼトリオ作がないのだ。このところずっとピアノトリオのサウンドに取り組んできたのもあって、興味深かった。

モンクの音楽は、度合いはどうあれ精神に病的なものを持っている者にとっての光明であり救いでもあると思える。多くの芸術作品がそうであるように。ある者にとっては聞くに耐えないかもしれないし、ある者にとっては取るに足らないかもしれない。と同時にある者にとっては他には得られないような美しさであるのだろう。

ラストレコーディングは71年、50代前半でキャリアをストップさせて引退というのも珍しいパターン。20代の時に作った代表曲を何度も演奏し直して、発展/崩壊させていった。発展と崩壊が同居していて、というより発展と崩壊は同義であるということを表現していたのではないかと自分には感じられる。そのような「美しさ」なのではないだろうか。

自分の持っているのは安盤ばかりで、日本盤モノラルLPの音は酷いし、逆にリマスターCDの方はキレイすぎて、やはりオリジナル盤の音などを聞いてみたい。モンクとは今後も付き合っていくだろうから、ディスコグラフィーを埋めていきながら、いつか良い盤と巡り会えることを生涯の楽しみにしたいと思う。

それにしても平日の静かな時間に、一人でレコード音楽に聞き入るということが久しぶりな気がした。(ヒマな時間は自前の録音物を聞いていることが最近は多いので。)モンクを聞きに来てくれた方は一人だけ(女性!)いたが、特に語り合うことはなかった。モンクは語り合って共感を得るようなものではないのだろう。みんな違う感じ方をしているのだと思う。それで良いのだ。

深夜に大音量でモンクをかけていたら、レコードが好きという若い女性客が来店。(女性客が来ることを殊更アピールしておきたい!)モンク100周年ありがとう。

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当店の片隅からモンク師が見守っております。キャリアのターニング・ポイントと言えるであろう”The Thelonious Monk Orchestra At Town Hall” (1959)が録音されたコンサートのポスター。


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# by barcanes | 2017-10-11 05:30 | 日記 | Trackback | Comments(0)

“Next to Silence Trio”カセット試聴音源、そして通販もいたします!

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田尻有太(アップライト・ピアノ)、沢田穣治(アップライト・ベース)、沼直也(カセット・ドラム)による「小さい音」のピアノトリオ“Next to Silence Trio”、Bar Cane‘sにおける完全生音ライブを収録したカセットテープ・アルバム、ついに完成!


Next to Silence Trio / From Silence (Live at Bar Cane’s)

Side A : 1. From Silence 2. Empty 3. 夏涼み Natsu-Suzuki Side B : 1. Ghost in the Rain 2. Part 2d 3. 海とクジラ Sea and Whale


「線引きに支配されない者たちのためにこのような音楽はある。

それは静寂から生まれ、静寂のすぐ隣に存在しているのだ。」


ダイナミック・マイクによる録音、PC不使用、リバーブなど最低限の機材を使って編集、カスタムメイドのパッシブD/Aプロセッサー「イシヅカトランス」で音を整え、80年代のカセットデッキで一本ずつテープ・オフした、非常識で時代錯誤なハンドメイド・カセット・ミュージック!


6曲入り、46分ノーマル・カセットテープ。カセット未収録のボーナストラック3曲を含めたデジタル音源全9曲をインターネット上(SoundCloud)で聞くことのできるURL付き。ご希望の方にはMP3ファイルでのコピー・サービスもいたします。


Next to Silence Trio / From Silence (Live at Bar Cane’s) (JBK001) ¥2800

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先週リリースしたJBK Records渾身のカセットテープ第一弾、“Next to Silence Trio”のボーナストラックを含めた全9曲のダイジェスト・ミックスをピアニスト田尻有太本人が作ってくれました。


サンプルだから5分にまとめろ!と言われながらの12分のエディットですが、これはこれでひとつの作品となっております。音源を何百回と聞いた私にはそのハイライト選びとつなぎ具合がよく分かります。



こちらはアルバム1曲目をカセットテープのアウトプットから直接デジタルに落としたサンプル音源です。カセットっぽい音になるかと思ったら、ほぼ原音マスターと遜色のない出音になりました。

いかがでしょうか。演奏については多くは語りません。これをジャズとか現代音楽と呼んでもいいし呼ばなくてもいい。小さな音から始まる、我々の時代の新しいコンテンポラリー・ミュージックです。①と⑥は完全な即興であり、他のコンポーズされた楽曲も音量差に富んだまさに当意即妙な即興性によって自ずとアレンジされてゆく。飽和した音楽から静寂の自由へ。ダイナミクスと抑揚の領域が我々にはまだ残されている。


興味を持っていただいた方はぜひご注文ください。今なら配送料無料でお送りします。お支払い方法などメールでお問い合わせください。

Jbk@barcanes.com


お買い上げのために当店まで足をお運びくださる方には、ビール一杯(ソフトドリンクも可)サービスいたします!



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# by barcanes | 2017-10-07 05:28 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

息が合うのも合わせるのも運次第

9/10(日)

イベントのない土曜日。夕方からカセット作業をやろうと思ったけど家族3人でお店に来て、それならば私はボロボロのソファの修復作業。意外とうまくできて、気分が良い。お店の備品はほとんどボロボロで、いっそのこと全て捨ててしまいたくなるが、かと言って全て買い直すわけにもいかない。それにしてもガラクタは溜まっていく一方なので、使わないものは減らしていきたい。レコードや本や壊れた機材など、この秋は断捨離を始めたいと思う。まずは100円コーナーでも作って安レコでも売ろうかな。
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妻子は切り絵を入れる額縁に色塗り。100均で買ってきた無地のやつに何個かアクリル絵の具で色を塗り塗りした。どこに飾ろうか場所もないのだけど、店内の改装ももう何年もしていないので、どこかに飾ればちょっとは雰囲気が良くなるはずだ。
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夜は海外帰りの客人が久しぶりの来店。二十歳になる息子を初めて連れて来てくれた。音楽に興味があるというが聞かせるものがなかなか見つからない。ソイル&ピンプ・セッションでどうにかお茶を濁せた。そのうち若い人とは音楽の話も通じなくなるのだろう。遅くに現れたアニキとも久々の再会となり、久しぶりのバカ話で盛り上がる。

日曜日は夕方からバンド練習。7月8月は予定が合わなくて3ヶ月ぶり。今回はドラムFさんが初めて来てくれて、久しぶりのドラム入りセッションはやっぱり楽しかった。前回っきり楽器を触っていないのは私だけではないようで、こういう機会でも作らないと楽器も触らない。が、かと言ってそのための練習をするわけでもない。でも一年以上ずっとやってる曲だから意外と指が覚えていたりする。それはそれで楽しいけど上手くなるということはなく、いかに練習しなくても楽しくやれるかというゴマカし力だけが上がっていく。それもある意味上達かもしれない。

歳をとってきたことの良さなのか、ゆっくりのテンポで演奏することが面白い。ただ息を合わせるということだけで楽しめるのは、普段そういうことがなかなか得られなくなったからではないだろうか。若い頃というのは、ただテンポを早めることで合ってたような気になっていただけで、音楽以外でもそのようなことだっただけかもしれないとも思う。

まあ結局、何かを合わせるということは楽しいわけで、合わせられる人たちとそのあと飲むのも楽しいわけだ。終了後は一転アンビエントな深夜となり、初めてっぽい来客が少しあった。そういえばバンド練習中に、バッとドアを開けて入って来る者あり。うるさい上に下手で我慢ならぬと苦情が来たかと思ったが、「DJやりたいんですけどー」と言うのでズッコケた。イベントは歓迎ですけど急にいらしても困るので、一応事前に連絡くださいね。

この店に初めていらっしゃる方は、タイミングによって印象がだいぶ変わるんだと思う。自分の一定ではない態度以上に、その日のイベントやかかっている音楽によって、暗かったりぶっちゃけ過ぎていたり、その振れ幅は大きいと思われる。居合わせた客人によっても違うし、あるいは最近は他に誰もいないことも多い。同じ1日でも、飲みながらのバンド練習とアンビエントでは、だいぶ違うだろうなあ。

どちらがその人にとって良いかは私には分からなくて、その人の持つ「運」ということになる。その運は、店主である自分の運でもある。で、自分はその運の強さを信じているところもある。運は自分で切り拓くものだろうか。普通お店というものは一定の雰囲気を保つべきなんだろうけど、良くも悪くも運まかせ、という意味では自然体という一定さを保っていると言えなくもない。


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# by barcanes | 2017-10-07 04:28 | 日記 | Trackback | Comments(0)

悩みとオノロケ

9/6(水)



カミさんに頼んでおいたNTSトリオのジャケの切り絵が先週末に上がってきて、自分のPCに入ってるフリー・ソフトの粗末な機能を駆使してインデックスを作ってみた。スキャンしてプリントアウトしてみたが色味が合わない。やはりこういうのは業者に頼んだほうがいいかもしれないけど、それにしたって手間もお金もかかる。得意な人が身近にいたらいいなと思うのだけど、それにしても他人に頼むのが苦手である。


しばらく見えなかった客人は原因不明の難病とのことで、少し落ち着いてきて久しぶりのお酒を飲みに来てくれた。火曜日は北口の「ちょい呑み」だったそうで、早い時間に3軒はしごを終えて来たという初めての来客。この日は見慣れない来客が他にもあったので、当店は声もかからない「ちょい呑み」だが、その効果だけいただいちゃったかもしれない。


最近のキューバ旅行の話を聞いたり(外国人観光客向けの二重通貨は米ドルからペソに替わったそうだ)、学生時代にP.A.サークルに所属していたという客人とライブ音響の話をしたり(ぜひ生音のライブに来てね)。そして、壁にかかったモンクのポスターを見て、モンクを聞きたいと言う。なんか予感がしたので調べてみたら、モンクの誕生日は1917年10月10日。今年で生誕100年である。来月のその日はちょうど何も予定が入っていないので、モンクを聞く日とすることに決めた。ささやかに100周年を祝おう。


もうすぐ藤沢を離れる夫妻と既に深酒気味のアニキと、もうすぐ来日するサウスサイド・ジョニーを聞く。オレ達もアズベリー・ジュークスみたいなバンドをやりたかったな、でオレはスティーヴ・ヴァン・ザントのつもりだったと。後日そんな話をしたのをアニキは全く覚えていなかったが。


「お前がそんな話を聞けるなんて思わなかったよ」と横で恋愛の悩みを聞いている私にアニキが言う。相談相手に他の誰でもなく私を選んでくれた彼女は全く正しい。私はこれでも人の悩みと愚痴を聞いて10数年のプロなのだ。向こうでは夫婦喧嘩の話をしている。後から来た独り身のアニキが「みんなオノロケにしか聞こえないよ!」と冗談半分に怒って帰っていったが、あながち冗談でもないとも思う。例えば上司や部下に対する愚痴だって、組織に属さない者にとっては羨ましく感じないこともないのだ。文句とは愛の裏側であり、モンクもまた愛である。独り身の頃には「Solo Monk」というアルバムが、タイトルも好きだった。


やはりしばらく見えなかった客人は、この夏は山とキャンプにハマっていたという。地図や山の本を出しながら、そんな話こそ私にとってはオノロケ、羨ましい限りである。ネット関係を得意とする経営コンサルの客人には、話のついでにインスタのやり方などのアドバイスを請う。無料で。深夜のカセット部員も現れればその日までの進行具合を報告し、いつも相談を投げかける。いつも無料でスマンね。


それでも飲み代をもらっている私は、相談をするも受けるも、その線引きができない。人に何かを頼むのが苦手なのも、それをお金に変換することができない、というか本当はちゃんと払わなきゃならないからだ。酒飲みの話でごまかしてしまう。それがお酒のいいところ、ということにしておこう。悩みとオノロケの線引きも、お酒の加減というか酒場の裁量次第。線をボヤかすのが仕事といえば仕事である。


以上、今週月火水のお話。3日分まとめて書くと、平日でもそれなりに来客のあるお店という印象になるかもしれない。こりゃあいいぞ。そういえば9/4は「くよくよ」の日でした。お酒でも飲んで元気にくよくよしていきたいものです。


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9月に入って涼しくなると急にぬる燗でもと思うものでして、そろそろ秋のお酒かと酒屋さんに行ってきましたが、まだまだこれからのようですね。とりあえず秋っぽい2本を。2本目の「一年熟成」というのは二秋分の冷やおろし、つまり「一年半熟成」ということになりますでしょうか。 ・龍勢(広島)冷やおろし〈雄町〉特別純米酒 ・篠峯(奈良)秋晴 山田錦 純米 一年熟成


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だいぶできてきたけど色味がもうひとつ。



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# by barcanes | 2017-10-06 21:24 | 日記 | Trackback | Comments(0)

2017年9月のイベント予定です

(9/19追加しました!)
2017年9月のイベント予定です。今月は前半特にイベントがほとんど入りませんで困っておりますが、その分いろいろやんなきゃいけないことをやれってことかなと、なんとかのんびり楽しく乗り切っていきたいと思っております。


9/8(金) Free Friday #35 Genさんの
 「ゲンキン!”誰のカバーやねん?”」

 9pm- No Charge
【カウンターDJ】Gen(Three Amigos)

 金曜日の1ターンテーブル・カウンターDJシリーズ、8月はお休みでしたが、9月は9/1の「潤金」に続いて2週連続の開催。Genさんの金曜日「ゲンキン」です!
 今回はカバーとオリジナルの聴きくらべや、有名曲の珍カバーなどを、ジャンルを超えた広範な音楽守備範囲を誇るGenさんならではの広角打法な選曲でかけてくださると思いますのでお聞き逃しゲンキンです。


9/10(日)Cane'sバンド練習
 夕方より


9/16(土) 「Voices Inside vol.115
"Voices Inside" meets "Rockin' Blues 日常"」

 7pm- No Charge
【Disc Jockey】二見潤、大野正雄 & 関根雅晴
【Rockin' Blues 日常】tetchan', Nakahashi
【Diner】 光太郎(roquette DELI)

 あの”ロケデリ”の熱狂を再び。Rockin' Blues 日常が北口にやって来ます!迎え撃つはVoices Insideクルー。果たしてロッキンになるのか?それともソウルフルになるのか?
 ゲストには”Rockin' Blues 日常”からtetchan'とNakahashiのお二人をお迎えします!そして、ロケデリ・コータロー君もフードで参加!久しぶりの藤沢南北ホットライン。来ないと損ですねこれは。


≪9月後半から10月前半は、
マエストロ沢田穣治さんの出演が全て違うメンバーと共に6本続く「Cane's秋の沢田穣治まつり!」≫


9/17(日) Cane's秋の沢田穣治まつり第一夜!
「岡本修道/沢田穣治/沼直也」

 open 19:00 / start 20:00  charge ¥2000
【出演】岡本修道(vo,g from "れっきとしたsleeper")、
沢田穣治(b)、沼直也(dr)

 「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんと、伝説的なニューウェイブ・ジャズ・グループ「Phat」のドラマーで、現在は「F.I.B Journal」の他さまざまな共演者とさまざまなリズムを叩き続ける沼直也さん。
 当店では「カツヲスペシャル」、田尻有太とのピアノトリオ「Next To Silence Trio」などでもコンビを組むベース/ドラムのお二人に、今回は関西を中心に活動しているロック・バンド「れっきとしたsleeper」のボーカル/ギタリストでレコーディング・エンジニアでもあるという岡本修道さんが加わったトリオがCane's初登場です。
 音楽性だけでなく静と動のダイナミクスの幅広さに加え、ジャズ、ブラジル、現代音楽、歌モノといったジャンルわけ不能の、ポスト・コンテンポラリーとでもしか言いようのないリズム隊のお二人に、ポップなメロディーのバンド・フロントマンがどのように絡むのか、全く予想不能ですが、ぜひお見逃しないようお願いします。


9/20(水) かわい治療院presents
 「かわECM #15 追悼John Abercrombie」

 9pm- No Charge
【カウンターDJ】かわい治療院、tsk
【ソロピアノ&クラシック】田尻”NTS”有太

 ドイツのコンテンポラリー音楽レーベル「ECM」をこよなく愛する心のマッサージ師かわい君が、ECMにハマるきっかけにもなったというギタリスト、ジョン・アバークロンビー(8/22に逝去)を静かに追悼したいと思います。
 翌週9/29(金)にピアノトリオ”Next To Silence Trio”のライブを控えたたじりんのソロピアノ・コーナーと、おすすめクラシックを聞くコーナーも聞きどころです。


9/23(土祝) ”After h'Our Rock #9”
 Open 19:00 / Start 19:30 No Charge
【DJ】GEN / KITA / OTAKE / makizoo

 残暑ではなく、早くも秋の夜長を楽しむ季節に入ってしまったのでしょうかね〜(^^;;
今月は久々のAfter h'Our Rockでございます‼︎
今回は初登場のDJお二方を招いて、最高の土曜日をお届け致します(^^)
残暑となるか、秋の夜長となるか、どちらにせよハッピーミュージックを浴びながら乾杯しましょ〜🍻


9/24(日) ”Irish Session #36”
 5pm- No Charge
 2014年秋から毎月続けている自由参加のセッションです。主宰はフィドラー椎野さん。終了時間は特に決めておりませんが、だいたい8時から9時ごろまでやっております。参加してくださる皆様をお待ちしています!演奏者以外の方もぜひどうぞ。


9/25(月) Cane's秋の沢田穣治まつり第二夜!
”Rica e Jyoji" 松原里佳&沢田穣治

 open 19:00 / start 20:00
チャージ:自由料金制(投げ銭)
【出演】松原里佳(p,vo)、沢田穣治(b)

 「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんが9月後半から10月前半にかけて全て違うメンバーでCane'sに6回出演する「秋の沢田穣治まつり」第二夜は、大阪のシンガー・ソングライター松原里佳さんとのデュオ。
 美しい歌声とピアノの表現力に沢田さんのベースがどう絡み合っていくのか、とても楽しみです。松原さんはリーダーとしては初の関東方面の出演だそうです。ぜひお聞き逃しのないよう。


9/27(水)「Funk研究会 #6 なんでカバーやねん特集」

9pm-  No Charge

【ファン研部長】久保田”No Plan”耕


9月は二見さんの金曜日とGenさんの金曜日と2回カバー特集が続いたので、ファン研も乗っかりカバー企画。Funkカバーにも理由があるはずだ。なんでその曲をカバーしたのか、妄想とビールで膀胱を膨らませよう。



9/29(金) Cane's秋の沢田穣治まつり第三夜!
”Next to Silence Trio”

 open 19:00 / start 20:00
チャージ:自由料金制(投げ銭)
【出演】田尻有太(pf)、沢田穣治(cb)、沼直也(dr)

 5月、7月に続いて当店では3回目のニュー・コンテンポラリー・ピアノトリオ”Next to Silence Trio”。静寂のすぐ側の音から溢れだすダイナミクス。沢田、田尻の自作曲や3人による完全即興曲が、静と動の中で揺れ動きながら、演奏されていく中で自ずとアレンジされていくように完成に向かい、そしてまた静寂へと消えてゆく。それはまさに完璧の隣にあるような音楽だ。
 「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんと、伝説的なニューウェイブ・ジャズ・グループ「Phat」のドラマーであり現在は「F.I.B Journal」の他さまざまな共演者とさまざまなリズムを叩き続ける沼直也さん。
 そしてピアノは、Cane'sとともに歩み続けてくれたと言っても過言ではないであろう最後の秘密兵器、田尻有太。世代の違う3人が三つ巴となって織りなす説明不能の音楽の、次の形を体感してください。


10/4(水) Cane's秋の沢田穣治まつり第四夜!
「モモコモーション/沢田穣治」

 詳細未定
【出演】モモコモーション(vo)、沢田穣治(gg)、
w/田尻有太(pf)ほか
 Momoko Motion(モモコモーション)は、シンガーソングライター・トラックメイカー、料理研究家としてマルチに活動するアーティスト。


10/7(土) 「藤沢歌謡会#25」
19:30〜 No Charge

【DJ】及川譲二

【ゲストDJ】Saqura、ゴロゴロコミック、らんば☆らる

【司会】ダメ男a.k.a.阿仁敬堂


藤沢 秋の特撮祭り(アニメもあるでよ!)



10/8(日) 「よみきかせのみきかせ#22」
【出演】ますいあらた、てづかのぶえ、そのだかよ、ほか

3:30より(5時半ごろまで)

チャージ無料(お気に召したら愛の投げ銭をお願いします)


にちようゆうがた絵本とうたと

子連れでおさけもいいですよ

大人だけでも大歓迎

お子さまの飲食持ち込み自由です



10/9(月祝) ドロ金DX
「キャットかまニャンダフル
 竹田信吾×鎌田一二三 DUO」

Open 19:00 / Start 20:00

Charge:自由料金制(投げ銭)

【DJ】大野”ジーザス”正雄、二見潤



10/10(火)Thelonious Monk生誕100年!

10/11(水)Cane's秋の沢田穣治まつり第五夜!
「かわECM番外編 ”沢田穣治「毒」ナイト”」

【毒】沢田穣治
【聞き役】かわい治療院、田尻”王子”有太
 演奏、アレンジ、プロデュースなどアルバムにして200枚を超えるという沢田さんのこれまでの録音作品を、ご本人の毒(解説)とともに聞いていこうという、まったくCane'sならではの素晴らしい企画です。この趣向に付き合ってくださる人はどれぐらいいるのだろうか。いや、でもおそらく未発表の音源や発売前の作品なども聞けるのではないだろうか。世界100万人の沢田フリークと変態音楽マニア必聴の貴重な機会になると思います。

10/12(木)Cane's秋の沢田穣治まつり第六夜!
 「カツヲスペシャル!」

【出演】まえかわとも子(vo)、沢田穣治(b)、沼直也(dr)、和田充弘(tb)、馬場孝喜(g)、田尻有太(pf)

 大所帯の祝祭的バンド「バンダ・ショーロ・エレトリコ」から派生した精鋭部隊ながら、もはやブラジルからも離陸して宇宙へ旅立った感のあるポスト・ブラジリアン・アバント・フュージョン・スーパー・バンド。野外フェスとかで聞いてみたい気もするけどインドアなアングラ感も捨て難い。とにかくスゴイです。

10/14(土)「Frank Zappa ナイト”つらい浮世”#3」
 【案内人】阿仁敬堂、NAKAO
10/21(土)夜久一(やくはじめ)
10/22(日)Voices Inside #116
 ティーチャーさんLIVE!
11/11(土)Baby Krishna Lovers Band
11/18(土)Voices Inside #117 【ゲスト】新井崇嗣
11/23(木祝)Soul Kingfisher



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# by barcanes | 2017-09-30 23:30 | イベント | Trackback | Comments(0)

”Next to Silence Trio”「カセ発」ライブです!

明日は、田尻有太(pf)、沢田穣治(cb)、沼直也(dr)の3人による ”Next to Silence Trio”、当店では3回目のライブ。チャージはいつものように、これでもかの投げ銭です!


そして同日にJBK Recordsのカセットも発売します。レコ発ならぬ「カセ発」ライブです。ぜひお越しください!


それから、カセットのサンプル音源を用意してみました。アルバム一曲目の曲です。よかったら聞いてみてください。

こちらはテープに入れる前のマスターではなく、テープの音をラインアウトからデジタルにした音です。ヒスノイズなどが入りテープっぽい音になるかと思ったのですが、私には違いがほとんどわかりません。ライブ、カセット、デジタル音源と、ぜひいろいろ聞き比べてみてください!


まずはライブの音から!明日もP.A.なしの完全生音になると思います。楽器の生音による空気の鳴り方や混じり合う響き、残響のアンビエンスなど、堪能してください。



9/29(金) Cane's秋の沢田穣治まつり第三夜!

”Next to Silence Trio”


open 19:00 / start 20:00 

チャージ:自由料金制(投げ銭)

【出演】田尻有太(pf)、沢田穣治(cb)、沼直也(dr)


 5月、7月に続いて当店では3回目のニュー・コンテンポラリー・ピアノトリオ”Next to Silence Trio”。静寂のすぐ側の音から溢れだすダイナミクス。沢田、田尻の自作曲や3人による完全即興曲が、静と動の中で揺れ動きながら、演奏されていく中で自ずとアレンジされていくように完成に向かい、そしてまた静寂へと消えてゆく。それはまさに完璧の隣にあるような音楽だ。


 「ショーロ・クラブ」のベーシストのみならずアレンジャー/コンポーザー、プロデューサーと活躍の幅広すぎる巨匠・沢田穣治さんと、伝説的なニューウェイブ・ジャズ・グループ「Phat」のドラマーであり現在は「F.I.B Journal」の他さまざまな共演者とさまざまなリズムを叩き続ける沼直也さん。


 そしてピアノは、Cane'sとともに歩み続けてくれたと言っても過言ではないであろう最後の秘密兵器、田尻有太。世代の違う3人が三つ巴となって織りなす説明不能の音楽の、次の形を体感してください。


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# by barcanes | 2017-09-28 18:58 | イベント | Trackback | Comments(0)

"JBK Records" とうとう船出します!

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"JBK Records" とうとう船出します!


ピアノ田尻有太、ベース沢田穣治、ドラム沼直也によるNew Contemporaryピアノトリオの6曲入りアルバム"Next to Silence Trio / From Silence (Live at Bar Cane's)"を46分カセットテープにて発売いたします。来たる”NTS” TrioのCane'sライブ当日の9/29(金)から販売したいと思います。レコ発ではなく「カセ発」です!


このお店にミュージシャンや音楽マニアが増え始めて約10年、必要に迫られ自分でライブP.A.をやるようになったのはいつからだったか、多くのご教授とアドバイス、たくさんの中古機材や借り物、そして素晴らしい出演者に恵まれました。過ぎ去って行くばかりの良い演奏がもったいなくて、残しておきたいなとMTRでライブ録音をやるようになって2年、あるアニキから「お前は音楽レーベルをやるべきだ」と励まされて苦節数年、この春から縁あってカセットテープに取り組み、そしてこの夏の間ずっと格闘してきた7月のNTS TrioのCane'sにおける完全生音ライブの録音を、ようやく作品として完成させるに至りました。感無量です。


今回のアルバム作りに関しても、何も分からないところから2ヶ月間悪戦苦闘しまして、完璧には遠く、完全に満足しているわけではないのですが、ものづくりの作業は本当に楽しく、また何百回と繰り返し聞いても全く飽きのこない音楽であったことは確かです。


ミキシングからマスタリングまでPCを使わず(使えず)、最小限の機材と特製の無電源D/Aプロセッサー「イシヅカトランス」で音を作り、東京電化の生テープに一本ずつビクター80年代後期の3ヘッド・デッキでカセットテープに落としました。全て手作業の手作りです。


カセットが聞けないという方ももちろんいらっしゃると思います。ご購入くださった方には、カセットには収録できなかったボーナストラック3曲を含めた全9曲をデジタル音源で、インターネット上(SOUNDCLOUD)で聞くことのできるURLを付録いたします。またご希望の方にはMP3ファイルでのコピー・サービスもいたします。


ジャケットは妻純子のおなじみの切り絵、娘なっちゃんとの合作のロゴと、家内制手工業感丸出しとなっております。レーベル名は、網を仕掛けて引っ張り上げるまでは何が獲れて(録れて)いるかわからない、地元鵠沼の思い入れ深い「地曳網」にひっかけましたが、「女子もバーに来てね」とか「若干バカ家族」とか「ジャパン・ボケ国家」とか”JBK”でボケてくださったら嬉しいです。


価格はひと昔前のLPプライス、2800円と強気に出ましたが、あくまで定価です。しかし巨匠・沢田穣治さんからも「演奏内容も音質もこれまたCDのうえを行くクオリティ」とのお墨付きをいただきました。ぜひお買い求めくださり、あれこれ文句を言ってください!次回作へつながると嬉しいです。目標は毎月1タイトル、出せるようになりたいです。


さて「JBK船出キャンペーン」といたしまして、”JBK”でボケてくださることをオヤジギャガーの皆さんに期待しております。優秀作品には何かプレゼントしたいと思います。ビールとか何かとか。


もろもろ、よろしくお願いします!JBK Records / Bar Cane's

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# by barcanes | 2017-09-27 07:59 | お知らせ | Trackback | Comments(0)